9. マレーシア、カタール、アルメニアに行こう:アララトブランデー、虐殺博物館

Day7: 2023/07/28(金)

この日が観光最終日。朝ごはんは外で食べます。

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前日の散策で見つけたこちら。もうLavashのとりこだったりします。

一人だしね。Lavashのページの最初にあるやつがイチオシだろうと、寝ぼけた頭で注文したら…

一見、普通なんですが

見えます?中身はナッツ、バター、蜂蜜。蜂蜜がたっぷり。ひたひた。あまい。カロリー爆弾、でも食べちゃう。

帰り道は、Lavashのお店を見つけたり。

スーパーを冷やかしに行ったら、柿…?

さて、11時半からのツアーですので、間に合うように出発します。これから行く人は、ケチらずタクシーをお勧めします。暑いし、グーグルマップの通りに行ったら、大通りを横切らないと行けなくなり、でも横断歩道がない、という大ピンチになります。無理やり、車が来ないタイミングに渡った…大変危険。

ちなみにツアーは事前予約をお勧めします。英語ツアーはたぶん、1日1回だけ。

en.araratbrandy.com

この日はイタリア人Nさんと一緒に観光する約束をしており、ここで待ち合わせ。

大体、20人ぐらいのツアーだったかな。あちこちから集まっていました。日本、イタリア、レバノン、中国、フランス…あとどこだったかな。一人のガイドさんがついて、1時間ぐらい説明してくれます。製造というよりはミュージアムがしっかり作られていてそれを見ていく感じ。

ブランデーの熟成樽だって、いつかは寿命が来ます。それを最後、樽を作るときに燃やす火の燃料にするらしいです。そうすると新しい樽にも木の香りがいぶされるし、役目を終えた樽も無駄にならない。樽が次の樽の助けになることから、アララトブランデーのロゴは不死鳥になっているらしいです。

あとは面白かったのは、要人が来るとその人のオリジナルブレンドを作るらしいです。そして大きなはかりに本人が乗り、本人の質量分のお酒をプレゼントするのだとか。今回の参加者の国の人は、まだ来てないからいつでも待ってるよ、と言ってました(笑)

歴代のボトルがあったり、受賞メダルがあったり

そしてお待ちかねのテイスティングです。

一番安いプランなので、3年と7年。チョコレートとお水が付きます。ガイドさんがテイスティングの方法を説明してくれるのでそれに沿って。個人的にブランデーなんて飲むことがないので、初体験。熟成しているからいい、わけではなく、すべては好みですね。3年のほうが飲みやすいかな。とはいえ、すごいアルコール度数なので、全部は飲めない。Nさんが残りを飲みほしていました(笑)

これでツアーはおしまい。1Fにはもちろんショップがあります。このテイスティングのグラスがかわいかったけど、見つからなかった。スーパーとかリカーショップとか、あちこちで売ってるけれど、若干値段が高いとかあったので、アララトブランデーを買うのなら、ここにきて買うのが一番安いです。見学しなくても入れるので大丈夫。

さて、ここからタクシーに乗って、虐殺博物館に行きます。

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丘の上にあるので、絶対タクシーです。

外にはモニュメントがあり、中央にエターナルフレームがあります。また周囲にはアルメニア人虐殺の事実を認めた各国から送られた植栽が並んでいました。細かいことを勉強せずに今回は来てしまいましたが、オスマン帝国によってアルメニア人の多くが迫害されて砂漠の真ん中に移送されて亡くなったという歴史があり、この博物館はその歴史をまとめたものです。

Nさんは歴史の先生なので詳しく、適宜、補足説明をしてくれました。ありがたや。

私も国際関係学をかじった身として、改めてこういう歴史や国家間関係に関して学びなおしが必要だと感じました。今回の旅行は出会いや訪問先で、もっといろいろ勉強しないと!という刺激を受ける、大変有意義な旅でした。本当に。仕事が忙しいと言い訳して、何もしてない自分が恥ずかしい。。。

 

さて、一通り見て、遅いランチへ。Nさんがごちそうしてくれるらしく、街中のレストランへ。

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メニューが多すぎて決められない。お任せ。(悪い癖)

ラバッシュでラム肉を巻いたもの。これが美味しかった!臭みが全然なくて。

 

ここでNさんとはお別れ。お互いの生活とか仕事のこととか、いろいろ話ができて大変よい縁ができてうれしかったです。これからも関係が続けられるといいなあ。

さて私は心残りを解消すべく、もう1か所レストランに行くのです。

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ラフマジュンというピザを食べたかったのですが、先ほどのレストランには無いし、もう帰国なので。

こんな住宅街のど真ん中にあるんですよ。

本当?と思いながら恐る恐る行くと…

えいやっと入ると、先客はインド人ご家族。

ここはもう、シンプルに1番。飲み物はこれまた試していなかったタンをいただきます。

家族経営みたい。ご主人(といっても若い。私ぐらい?)がとてもニコニコ愛想がよく、雑談にも付き合ってくれます。生地はすごーく薄くてパリパリ。そこにミンチ肉と香草が乗っています。ピザと違ってチーズはなし。レモンを絞るとまたさっぱりして美味しいです。軽いので、何とか私でも食べきれました。これは美味しい。また食べたい。お店は入りづらいけど、全然大丈夫、入ってしまえばご主人がニコニコと出迎えてくれます!

あとは、気になっていた食料品店でお土産の追加。ここはお洒落で日本人すきそう。

nrnenihouse.am

お茶とかドライフルーツとか、チョコレートとか。ちょっと高いけどそれでもOKなら、ここでお土産調達も可です。

さて、これで宿に戻り、飛行機の時間までうだうだするのです。