5. ブルネイに行こう: 朝市、博物館、カンポンアイール、ニューモスク

Day 3: 2023/05/03

前日に、スタッフとカナダ人旅行者Bと一緒にお昼ご飯を食べに行こう!という約束をしていたので、それまでの時間で観光を。やってるかなーと不安に思いつつ、朝市に行くことにしました。

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キアンゲマーケットです。

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タムキアンゲというと現地の方には通じます。こちらが一番賑やかなのは金曜日の朝(私が日本に到着しているとき)らしく、ハリラヤの影響もあるんだろうなーと思ったのですが、少しだけ開いていました。

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こちらは生鮮食品やお惣菜の市場で、ナイトマーケットのような食事処、という感じはありません。でもよく見るとお惣菜とかも売っています。いろいろなハーブや、水にさらしてある豆腐とかもやしとか。見ていてウキウキしますが、お腹は減る。買い食いする気で来たので、ぐるぐるしてたら、駐車場に面したところで、いかにもローカルフードっぽいものを売っていたので、迷わず買いました!

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おじさんが売っていたのですが、愛想がよい方で、これ何?と質問すると丁寧に答えてくれました。

ということでバナナを揚げたものと、ちまき(エビ)を購入。それぞれ1ドルずつだったんですが、袋にたくさん入れてくれる(笑)一人で食べるには多すぎましたが、どちらもおいしい。バナナはほんのり甘く、ちまきはモチモチの中に干しエビのうまみが凝縮されています。(案の定、帰国後体重は増えていました。現在、ダイエット中…)

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ほんのり甘いバナナの揚げ物
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もち米の中に干しエビのペースト。うまい!

向かい側には廟が。さすがに目立つ。

 

さて、腹ごなししたところで、もう1か所気になったところへ。

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昨日のカフェの前に、不自然な近代的な建物があったんです。グーグルで見ると博物館?美術館?ということで入ってみました。どうやら石油会社が運営している博物館のようで、無料でしたので、中を見てみることに。

www.museums.gov.bn

ブルネイの石油採掘の歴史や石油採掘そのものに関する情報がわかりやすくまとめられていまして、大変面白い博物館で、お勧めです。f:id:simplesinglelife:20230605211458j:image

2F建てで建物の中央がちょうど展望台みたいに水上集落が見えるんですが、そこでスタッフさんに話しかけられました。

同じ年代の男性だったんですが、なんと昔、ブルネイにはビアードパパフランチャイズ(といっても日本ではなくマレーシアの会社の、だったみたいです。ロイヤルティが高かったらしく、今は撤退。)してた時のスタッフだったとのことで、よく日本のことをご存じでした。博物館の展示内容のこと、ブルネイのこと、いろいろと案内してくれまして、ありがたかったです。この建物は以前は美術館だったけど、今は博物館に変更していて、オープンしたばかり。今は様子見で、そのうち観光客は有料になるとのこと。大変フレンドリーで素敵なお兄さんで、小さい娘さんが、なんとNHKのごあいさつの歌を歌っている動画を見せてくれました(笑)世界は狭い。

まだまだ時間があり、そういえば水上集落はボートから見ただけじゃん、ということで上陸することに。観光客は片道2ドルです。

水上集落は場所によって道が様々です。基本的に補強はされていますが、古いエリアは木製で結構道が狭かったり。でも柵なんてありませんから、スリルがあります。歩きスマホなんてできません。また猫が多く、猫の落とし物もたくさん。新しいエリアはコンクリートなんですけどね。

また地図がないので、気の向くまま歩きます。いろいろなおうちがあって、生活音がする中をぶらぶらするのは楽しいです。途中でおじいちゃんが話しかけてくれて、歩き方を伝授してくれました。よっぽど危なっかしい歩き方だったみたい(笑)とにかく足元ではなく、歩く先を見なさい、と。教習所のようなことをおっしゃる。

元々、石油の採掘はこのエリアから始まったらしく、採掘場所が一応残っているとのことでしたが、場所の名前を忘れたので、住民の方に聞いてもわからず。。。さっきの博物館でちゃんと覚えてくればよかった。。。あちこちに船着き場があり、待っていれば、巡回しているボートがすぐに見つけてくれるので、帰るのも便利です。

 

対岸に戻って、そういえばとお土産の蜂蜜を買うことに。

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お店の方はとてもやさしくて、いろいろなタイプの蜂蜜を試食させてくれました。中には薬のような風味のものもあったり、蜂蜜の食べ比べは面白いものです。結局、お持ち帰りに便利な小さい瓶詰を複数買いました。ちょっと値が張りますが(1つ10ドルぐらい)、メイドインブルネイのお土産はこれが良いかと。

さてそろそろいい頃かと、戻ることに。

さてバスで帰ろうと思ったんですが、地図に書かれているバスターミナル(ダウンタウンの中央)は廃墟みたいで、おかしい。。。客待ちしていたタクシーの運転手が、相場の値段(6ドル。Dartも同じ金額でした)で行ってきたのでタクシーに乗りました。どうやら本当のバスターミナルは、大通り沿い、朝行ったタムキアンゲのところだったみたいです(上の写真)。後で横を通ったら、たくさん人がいました。これから行く人は注意です。

 

宿に戻って、他二人と合流してランチへ。

スタッフの車でレストランに行くことになったんですが、その前にガソリンスタンド。なんと1L=0.5ドル。日本の半額以下。さすが産油国。これならみんな車を買うよね。

ランチは、なんとブルネイ名物のアンブイヤのレストランに連れて行ってくれました。(後から見たらガイドブックに載っている有名店でした。私一人だったら行かなかったな。)注文もお任せ。

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アンブイヤとは、わらび餅みたいなモチモチの食べ物でして、割り切れていないお箸でくるくるしながらとって、サンバルみたいなちょっと辛いソースをつけて食べるものでした。

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スタッフ曰く、一人で食べるものではない、と言っていたのですが、確かにこれは家族でわいわいしながら食べるものですね(カニ食べるときみたいに無言になる笑)。ソースはいろいろあるみたいなんですが、この時はマンゴーのソースということでした(熟したマンゴーではないみたいで、正直マンゴーの風味はわからなかった)。後は魚もつつくのが現地風ということで、焼き魚も一緒につつき、大変面白い体験でした。3人で17ドルぐらい。なんとBさんがごちそうしてくれました。ありがたや。

ご飯を食べた後は、私が行ってないから、と話をしていたニューモスクに行くことに。

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オールドモスクとはまた違った外観で、美しいモスクです。

中は入ってみたかったんですが、男女で入り口が違うので、二人もいるし…と控えたました。ただ、Bさんがムスリムで、入りたそうにしていたので、どうぞどうぞと言ってもらい、私とスタッフは外で待つことにしました。スタッフはブルネイの人ですが、本人の信条として特定の宗教は信じない(本人はFreelanceと表現していましたが)とのことで、外で待機してました。日陰は涼しいのです。20分ぐらい待ったかな。モスクの中を撮影しており写真を共有してくれました。広々としていて、こちらも素晴らしい装飾でした。

 

この日はこれでホテルに戻って、モールをぶらぶら。

結局、お土産は見つからず、カヤジャムとかエビせんべいとか買って、また夕立にあって(笑)夜ご飯は、宿のすぐ近くにあって、きになったこちらで。

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チキンライスが名物みたいで、ほとんどの方はそれを注文していたんですが、ここはあえてよく知らないヌードルを。次から次にお客様が来ていて、テイクアウトしている人も多くて、空いている席にすかさず座らないと食べられなさそうな雰囲気でした。ここは遠慮せず、一人で1つのテーブルを独占。チキンライスだと、すぐきます(笑)

Kolomee、Milo

コロミーというのは麺ですね。ちょっと甘辛くて、見た目通り、美味しいです。マレーシア料理としても有名なようですが、サラワク州のローカルフードということで、ボルネオ島エリアの食べ物みたいです。麺がたっぷりで、甘いマイロと食べるなんて背徳な感じ(体重増)。本当ならチキンライスも食べられる胃袋の感じだったんですが、さすがに止めました。でもこれで3.2ドルですからね。屋台フードは庶民の味方です。(ホテルスタッフの日給が日本で数時間分ぐらいの値段だったので…)

これがメニュー。

さてホテルに戻って、翌日に備えます。