6. ブルネイに行こう: ウルトゥンブロン国立公園

Day4: 2023/05/04

ブルネイに来たら、絶対に行きたかった場所。個人で行くのは難しいということで、ツアーを事前にお願いしました。

www.freme.com

ウェブサイトには二人から催行とありましたが、ほかのお客様と一緒のツアーなら、一人でも金額そのままでよいという返事があったので、迷うことなくそれでお願いしました。事前にウェブでカード払いしておき、当日はホテルにピックアップしてくれます。

さすが、ゴールデンウィーク。同じグループは80%が日本人でした(笑)

 

一日の流れとしては、以下の感じでした。

各ホテルで旅行会社が参加者をピックアップ 

→ そのまま公園入口の旅行会社のロッジへ

→ 10時のお茶、散策準備

→ ロングボートに乗り換えて、散策入口のバルコニー?まで移動

→ トイレ休憩ののち、キャノピーウォークと1000段の階段の往復

→ 水遊び

→ ロングボートに向かってロッジへ。(ウォーターアクティビティを選択した人は途中で別行動)

→ ロッジでジップライン、昼ご飯

→ 帰宅

※先に書いておくと、途中の水遊びで滝に打たれたい人は、絶対に全身の着替えの準備をしておいたほうが良いです。深いところもあり、完全にプールです。泳ぐことを誘われますので、水着を着てボートに乗り込むか、全身着替えを持っていくか。

※ツアーの案内には書かれていませんが、スニーカーだと完全に水没します。ロッジで借りられるゴム靴を頼るか、スポーツサンダルで行ったほうが良いです。

 

行きのピックアップは旅行者のスタッフさんが対応し、全員揃ったらスタッフさんは下車。運転手さんのみになります。スタッフさんは途中、ブルネイの紹介などいろいろなお話をしてくれまして、素敵な方でした。

お話してくれたのは、天気に始まり、50ブルネイドルの黄色いお札は王様即位の周年記念で発行されたとか、ブルネイの学校は半日しかないとか(さすがに高校になると3時ぐらいまでにあるらしい)とか、ここがウーズンさんの卒業した学校とかとか。

f:id:simplesinglelife:20230527220332j:image

全員揃ったら、町の郊外に向かい、大変に長い橋を渡ります。渡っている人たちにはよくわからないけれど、航空写真を見るとすごいです。こんな長距離で立派な橋を建造するのも、国王のおかげのよう。滞在中はいろいろな国王のエピソードに触れ、大変すばらしい方なんだなとファンになりました。この橋ができる前は、公園に行くためにはマレーシアを通過しないといけなかったということで、手続きが面倒くさそう。。。

 

ロッジにつくと、何やら騒がしい。どうやら観光局?の大臣が視察に来られていたようで、ちょうど到着したらセレモニーをしていました。

到着したら、まずはおやつ。お茶コーヒーとローカルスイーツをいただきました。昨日朝市で食べたバナナの揚げ物も、ちまきもある。私一人だったら、全種類食べてたな(他の人の目を気にして遠慮)

ここで30分ぐらい休憩・準備して、ボートに乗ります。ここではゴム製の靴を貸してくれたので、濡れることとか嫌な人は借りるのも手です。ただし割れてたり、サイズがない可能性もあります。この靴でキャノピーまでの階段を上るのでその点も注意。

このロッジでは、濡れては困るもの、散策に不要なものは鍵のかかるロッカーに預けられます。今後行く方へのアドバイスとしては、最低限、持っていくものは水、カメラ、トイレットペーパー。後は、キャノピーの後に沢に行くのですが、深いところにもぐることを誘われますので、濡れては困るものは絶対にジップロックへ入れておくことでしょうか。

他の参加者としてアメリカ人夫婦がいらっしゃったんですが、60代後半でザ・アメリカ人という感じのちゃきちゃき奥さんと、人の好さそうな旦那さんというコンビで、なかなか馬が合ってずっと一緒にいました。いつも思うけど、欧米の人のコミュニケーションと我が道を行く感じのふるまいは尊敬します。膝が痛いと言いながら、お二人も頑張って最後まで参加していたので、体力にちょっと自信がなくても大丈夫そうです。

ボートで30分ぐらいで、山歩きの入り口に到着します。ボートが動き出すと風を切ってすごく気持ちが良いです。天気は曇りだったので雨も降らず日差しも強くなく、過ごしやすいラッキーな日だったかなと思います。

入口に到着したらトイレ休憩をとって、1000段に挑戦です。階段はきっちりと整備されているんですが、苔と前日の雨でだいぶ滑りやすく、気を付けながら進みました。何度こけそうになったか。歩けばムシムシしてきますし、汗を大量にかくので、ちょこちょこ休憩しながら進みます。

虫さされ対策はしましたが全然気にならず、蛇にも遭遇せず、無事にキャノピーに到着。ええ、下から見るとだいぶ高いですね。高所恐怖症の方は無理です。

工事現場の足場みたいなところを一人ずつ上っていきます。耐荷重の関係から、1度に入れるのは5人まで、ということでみんなが上って降りるまでだいぶ時間はかかります。最初は足場を上るのに恐る恐る…だったんですが、だんだん慣れてくると、とんとん上るし降りることもできます。

上まで登りきると、爽快です。なかなか熱帯雨林を上から見下ろす経験はできないと思います。360度の緑と聞いたことのない鳥や虫の声が響いている光景は本当に素晴らしかったです。

キャノピーウォークという名前の通り、柱が数本立っており、その間を渡っていくように作られています。上ったり下りたりしながら、歩いていくとあっという間。風の音と鳥や虫の音。1000段を登った甲斐は絶対あるので、ぜひ挑戦することをお勧めします!

全員戻ったら、ツルツルする階段を注意深く降りて、またボートに乗ります。所々でガイドさんが説明をしてくれまして、中には叩くと何キロ先にも音が響くといわれる木がありました。叩いてみたかった(笑)

ボートにのって、途中の沢に立ち寄ります。ちょっと沢登りをして、上には深い水辺と小さな滝が。私は着替えを持ってこなかった(というかここまでの水遊びとは思ってなかった)ので断りましたが、みんな潜ってました(笑)

ちなみに沢の下にはドクターフィッシュがいます。無料です(笑)

ここで、ラフティングやカヤックをしたい人とはボートが分かれます。私は濡れたくなかったので、ジップラインチームへ。

ロッジへ戻って、準備を待ってからジップラインのスタート地点へ向かうのですが、川の反対側にあるので、橋を渡りちょっと歩きます。ここは腐葉土みたいになっていて、地面がふわふわしていて、また楽しかったです。命綱とロープをセットしてもらい、一人ずつスタートです。結構スピードが出て楽しい!

どちらかというと、反対側に到着して振り戻しされる時の衝撃が怖い。他のツアー客の方では2回楽しんでいる人がいました(笑)ちなみにここは、ガイドさんもスタッフさんも一緒に楽しんでくれるのが良いですね。(歩いて戻ってくるより、効率的ともいう)

ウォーターアクティビティのメンバーが戻ってきたら、遅めのランチです。ビュッフェ形式で、私は大変美味しくいただきました。お代わりしちゃった(体重…)甘いフルーツもいただき、ちょっと落ち着いたら、帰ります。

帰りはみんな爆睡。行きとは反対のルートでホテルに寄ってくれます。(そういえば、帰りの道の途中でブルネイ博物館の横を通ったんですが、工事中でした。長いこと工事中で、地元の人もあそこ、いつ完成するのかしらん、という感じみたいです)

世界の車窓から

さて、私はこの夜に帰るので、さっそくシャワーを浴び、夕飯どうしようかなーと思っていたら、スタッフがご飯食べる?と誘ってくれて、ナイトマーケットへ。

最後のご飯はやっぱりソト。忘れられない味です。また食べたいな。こっそり日本に持って帰るようのローカルスイーツ(PENYARAM。ドーナツみたいな揚げ物、ほんのり甘く美味しかったです)も買って、ホテルでご飯。

深夜便ですが、スタッフが10ドルで空港まで送ってくれるとのことで、お願いしました。