2019/07/30 Day6
特に朝予定がなく、市場にでも行こうかな。グリーンマーケットへ。28May駅から15分ぐらい歩くとあります。
途中にもう少し小さくてもっとローカルな雰囲気の市場もあって、独特のにおい。生ものの臭いっていったらよいのかな。チーズがたくさん種類があって、豆腐みたいな売り方している。
途中の道がちょうど鉄道駅の上なので、線路やホームが見られます。車両は近代的だけど、一昔前のスーパービュー踊り子ってイメージ。ホームは広くて屋根がなくて開放的。
8時過ぎぐらいにマーケットに到着したけど、まだまだ開店準備中。
おじさんたちが結構陳列に力をいれています。積み方とか美しいもの。アイテムごとにエリアが分けられていて、市場フードあるかな?と思ったけどめぼしいものはありませんでした。
次から次へとスイカが到着。(撮ってーとおじさんに言われた写真)
撮ったらすぐに、What's upで送れる良い時代。みんな基本的にはフレンドリーなおじさんばかりでした。
壁際は乾物屋(お菓子とかお茶とか)が並んでいて、見ていたら干し柿発見。こっちでも柿ってあるんだ!おじさんおすすめのお茶を買って、出ることに。
ついでに駅を見てみたら、ホームのあたりは重厚な石造り。でも中には入れず。巨大なモニターに時刻表が出ていて、基本的には近くの街との、いわゆる通勤電車みたい。時々長距離鉄道が入るようです。モスクワとかキエフに行けるらしい。
駅は超きれい。
旧市街に戻って朝ごはんが食べられそうなところを探していたら、おしゃれなカフェのお兄さんに声をかけられたのでそこに決定。これがあたりだった!
何かの撮影していた。
24Hr 営業でちょっとペルシアっぽい内装。中では若者が水たばこをふかしていました。一応、シーシャバーでもあるらしい。
メニューにあった、National Breakfastを頼んだら、なんとものすごいボリュームの食事。熱々パンに、チーズ4種、はちみつ(蜜蝋!)、バター、コンポート、ヨーグルト、キュキュ(ディルの卵焼き)にチャイ。チーズは塩気があったりなかったり、4種類すべてタイプが違っていて、バターみたいなチーズ(カイマク)にはちみつを合わせてパンを食べると、もう危険。いつまででも食べられる組み合わせでした。パンがきちんと温かいのが素晴らしい。カフェと侮るなかれ。値段は高いけど、その価値があります。
また食べたい…
ここから美術館へ。旧市街の裏手。
入場料は写真撮影の有無で金額変わります。少額紙幣が必要です。(おつりがないとか言っていたから)
リュックを預けて、鑑賞開始。お客さんは少なくて、距離は保ちながらも、ずっと係員さんが後ろをついてきました。(そんな警戒しなくても)
パンフレットも地図もない。迷いつつぐるぐると回りました。作品はどちらかというと西洋のものばかり。
アゼルバイジャンの絵は入り口の建物には少なかったですが、別館に入るとたくさん出てきます。
美術クラブの人もちらほら。
アゼルバイジャンの画家の作品で好きだったものの一つ。
ショップもカフェもなく、非常にあっさりした美術館です。
さて、お昼ご飯をどうするか、ということで、評判の広場地下にあるDolmaでランチ。
地下のお店に入るって、ちょっと勇気いるよね。
セットがあるので、それにしました。最初はiPadでメニューを持ってきてくれて、写真がたくさんあるので選びやすいんですが、ランチが乗っていないので、これで全部?と聞いたら、紙のメニューを持ってきてくれました。いわゆるビジネスランチみたいなやつを注文。それぞれ選択肢から選んで7マナト。安い。
ヨーグルトのスープとアイランとメイン。よく見たらヨーグルトだらけになってしまった。
メインはチキン。ぱりぱりチキンとなめらかマッシュポテトが最高。お店のウェイターさんもランチ時間がずれていたので、余裕があるのかいろいろと話しかけてきました。
ここからザハのヘイダルアリエフセンターへ。メトロの駅からは10分ぐらい歩きます。
途中でチョコレート屋さんがあったけど、この暑さでは外に出した瞬間溶ける!と思って諦めました。行きたかった。
後ろからアクセスする形になるけれど、やっぱりこの建物すごい。
到着が15時ぐらいになってしまったので、まず中へ入らねば、と。案内がなくチケット売り場と入り口が別なので注意が必要。チケット売り場は、ショップのある場所です。
外観もすごいけど、中に入るともっとすごい。中も真っ白の曲線の世界で、どこがどうなっているのやら。
常設展(ヘイダルアリエフの人生+アゼルバイジャンの歴史)と企画展があるようです。企画展は絵画と人形の展示でした。この時はしかもエログロのアートもあって、なかなかのインパクト。よくイスラム圏で展示したな…
企画展のエリアの2階にはミニバクーと称した観光地のミニチュアが置かれています。
常設展は、たくさんの動画とパネルで、疲れてしまっていたのでしっかりとすべてを見られなかったけど、個人的には一日かけてじっくり見たい興味深い展示でした。まあ、とにかくアルメニアと仲がよろしくないのはよくわかりました。
ある一面は、素晴らしい人だったけど、ザ独裁者でもあるのはどこの国も同じか。ヘイダルアリエフに各国首相からプレゼントされたものも展示されていました。日本は、なぜか橋本龍太郎からサイン入りの写真。小渕さんからはお皿。なぜ写真…ちょっと恥ずかしいぞ。
一応中にはカフェもあります。あとは高級車の展示とか。
ヘイダルアリエフセンターの隣はコンベンションセンターです。こっちも面白そうな建築で中に入ったら、警備員さんに追い出されました。中の見学も写真撮影も不可とのこと。残念…
近くにはカフェもショップもめぼしいものがないので、バスに乗って帰ることに。バクーバスのウェブサイトは使いづらい。
いったん宿に戻ったけど、もう1か所行きたいと思っていた大きなモスクへ行くことに。メトロとバスと両方あるんですが、メトロは駅から坂を上ってく必要があるので、目の前でおろしてくれるバスに乗ることに。こっちはGoogleMapで経路を見たら、意外に時間がかかることがわかり、慌ててバスに乗りました。19時ぐらいに乗ったら渋滞にはまって、20時ぐらいに到着。フレイムタワーの丘をひたすら登っていくルートで、バスが正解。マンションの立ち並ぶエリアに突然現れるモスク。
夕暮れときだったので、半分ライトアップされていて、輝いていました。巨大。
景色はあまりよくない(坂を上ってきた割に、下のほうは全然見えない)
時間が問題なのか(お祈りの時間と重なりました)、普段からそうなのか、中には入れず、ライトアップされた外観を見るだけです。でもだんだん暗くなってきて、ライトアップされて金色に輝くモスクは美しかった。
巨大なので、中央の入り口にはエスカレーターで上がるようになっていました(笑)
ここで見たら、帰りは下り坂を歩いてメトロでホテルへ。メトロのほうが楽で速いけど、往路はバスが面白いかも。ひたすら坂を上っていくのでその高低差に驚くはず。