2.鹿児島に行こう:指宿~知覧

Day2:2021年4月17日(土)

朝は早くから目が覚めホテルモーニング。

 

外は雨。せっかくの遠出だったのに、とがっかりしつつも出発。今日の目的地は指宿なのです。

あんまり高速の恩恵はないんだなと思いつつ、有料道路を使い向かいます。途中からはひたすら海岸線を走るので、晴れてたら綺麗だっただろうなー。この日は残念ながら、ずーっと灰色の世界。

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まずは砂蒸し風呂を体験。

sa-raku.sakura.ne.jp

全部込みのセットなので手ぶらでオッケー。

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まずは全裸に浴衣の姿で外に出ます。さすがにカメラの持ち込みは禁止。

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そうすると砂地にお風呂場。朝イチで来たつもりがすでに先客たくさんでした。ちょうどこの時に雨が弱まってラッキーでした。そうじゃないと大雨の中を歩かないといけない。

砂場にスタッフさんが窪みを作ってくれて、そこに寝転びます。すると上から砂をかけてくれて完成。じんわりぽかぽかとして、上からの砂の重みが心地よいです。ちょうど目線の先には時計があるので、自分の体と相談して出るタイミングを決めます。暑ければちょっと体を動かせば砂は動くし、自分で調整も可能。すぐ目の前に波が来るので、波の音とぽかぽかした環境ですごいリラックス。うっかり寝そうでした。因みに隣のセクションは熱湯温泉かなを溜めて消毒中とのこと。

推奨時間は10分でしたが、結構回りは長く入っていたので、私も20分ぐらい入っていました。砂から出たら思っていた以上に全身汗を書いていてびっくり。調子に乗ると湯あたりするかも。その後は内湯で体を洗って終了です。

朝早くだったので、近くのお店が開いておらず、指宿の道の駅へ。

www.qsr.mlit.go.jp

オクラソフトなるものに挑戦!とはいえ、全然オクラの風味はなかった。残念。

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時間は10時すぎぐらい。実はこの日のお昼ごはんは行くところを決めていました。店舗が多くないので、指宿からはちょっと移動の多い計画でした。お友だちから絶対行くべき!と言われたお店。

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数店舗ありますが、午後の予定を考えるとここが一番近い店舗だった。余談ですが、お店の直前にあるT字路交差点は、あまりの青信号の時間の不公平さに驚いた。全然進めないのだもん。お預けを食らってる感じ。

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11時過ぎぐらいに到着したけれど、すでにほぼ満席。次々とお客さんは来るし、テイクアウトの注文もひっきりなし。人気店なんですね。タイミングもよく、さっとカウンターに案内されました。ここは友人おすすめの上ヒレ定食を注文。

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目の前では手際よく注文を捌いていく店員さんたちにびっくり。

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ヒレカツって小ぶりのものを複数と言うスタイルがほとんどだと思うのですが、こちらはロースとんかつと同じ大きな一枚肉!柔らかいし旨味がしっかりあってもう幸せでした。本当においしかった。鹿児島に行ったら絶対に行くべき!

お腹もいっぱいになったところで、ここからまた南下。次の目的地は知覧です。(もう少し時間があれば枕崎とかも行きたかったけどな)

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このぐらいの時間になると、すっかり雲は晴れ、段々といい天気になってきました。

www.chiran-tokkou.jp

やっぱりここは来ないと。私の祖父もあと少し戦争が終わるのが遅ければ、特攻に行っていたかも、という話を聞いたことがあります。この会館には特攻に出られた方の遺品や写真、プロフィールが展示されています。

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ちょうど語りの時間が始まるとのことで、ホールでお話を聞きました。いろいろな本で出てくる写真に写っている人たちは、ひとりひとり、お名前があって、それまでの人生があって。それを改めて認識させられる場所だと思います。また戦闘機も展示されていますが、こんな簡素な飛行機で、となんとも言えない気持ちになります。

ここから少し走ると今度は武家屋敷があります。

chiran-bukeyashiki.com

大河ドラマで見た光景。

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普通に住んでいるお宅も並び、不思議な感じ。塀が高いんですよね。一応入場料を払う必要があるのですが、路に入るところの商店で自己申告する形なので、分からないまま、チケットを買わずに見学できちゃう不思議なシステム。通り沿いのおうちのいくつかでは庭園を見ることができます。

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ほとんどが枯山水なんですが、私はやっぱり水があるほうが好きだな。どのお宅も門の目の前に玄関がないのが独特。

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ちょっと疲れたので、中にあったカフェで一休み。ご当地お菓子が食べられるとのことで、気になっていたげたんはを選択。黒糖の柔らかい蒸しケーキのタイプかな。知覧のお茶でほっと一息。身内の静岡茶びいきですが、知覧のお茶も円やかで甘くておいしいです。

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武家屋敷をぐるっと回ったら、鹿児島市に戻ります。天気が良かったので、桜島リベンジ。今度は路面電車に乗ってフェリー乗り場へ。

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やっぱり天気が良いと、桜島もきれい。運賃は桜島側で支払うというのも面白い。時間が17時ちょっと前だったので、フェリー乗り場のショップも開いていないし、特に見るものもなく、とんぼ返りしました(笑)

それからまだ行っていなかった鹿児島中央駅へ。18時ちょっと前に着いたら、なんと、もうすぐお土産売り場が閉まるという(笑)まさかこんなに早く閉まるとは思わず、ぐるっと一周するだけ。駅の目の前にイオンがありましたが、イオンはあんまりお土産物には向かなかったかな。ちょーっとはインフォメーションセンター前にありましたけどね。

夜ご飯は…とイオンの目の前にあったこちらのお店に。

www.k-wakana.com

まだ食べていないのは…地鶏!ということで、地鶏の刺身とお店おすすめのおでんとさつま揚げ。

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人気店みたいで、一人なら何とか予約なしでカウンターに滑り込めた感じのようでした。甘い醤油で食べるのも新鮮。鶏は新鮮でないと生では食べられないから、刺身も珍しくてよい体験です。おでんも豚の大きな身が櫛に刺さっていて、この二日間でどれだけ豚肉食べただろう?ってぐらい。どれも美味しいから困っちゃう。

あと、何を食べてないだろう…と思ったら鹿児島ラーメン。居酒屋の近くにあってガイドブックにも乗っていたこちらのお店へ。

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鹿児島ラーメンってこれ!っていう決まりはないんですね。胃袋が大きければ食べ比べできますが、私にはムリ。こちらのお店はラッキーなことに半分サイズがあったので、それを注文。

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確かにトロトロのお肉がおいしかった。濃いけれど、飽きることなく最後まで食べられるラーメンでした。有名店だからお土産のラーメンも売っていて、買って帰っても良かったかなー。