Day1：2021/04/16(金)
こんな時に、と言われるかもしれませんが、ANAのコインの期限が迫っていて、旅行に行けない鬱々感もあり、3連休を作って初めての鹿児島へ。
朝便なので、モーニングは空港で。（これは別記事にしています）
飛行機は去年の秋田と同じ、プロペラ機でした。乗っている方も少なくデジャブ。レンタカー移動なので、無理せず飛行機の中で熟睡です。やはり利用者が多いのか、レンタカー会社へはインフォメーションセンターが取り次いでくれました。
レンタカーのお迎え場所に行こうと外に出てみたら、なんと空港に足湯。こういうの見るだけでワクワクしちゃう。レンタカー会社が多く、旅行者も多かったです。
さてレンタカーを借りたら、まず向かったのは福山町です。実はこれが今回の旅の目的地でした(笑)数年前のANAの機内誌（だったはず）で、鹿児島が取り上げられていて、ここの黒酢を使った酢豚が取り上げられていました。もう、これがすごくおいしそうで、いつかここに行ってやる！と思っていたのです。あまりに楽しみにしすぎて、事前予約もしたという(笑)
ナビを頼りに桜島を見つつ、桷志田さんへ。空港からのんびり1時間ぐらいでした。
11時ちょっと前に到着。
レストランは11時15分の予約だったので、先にちょっとだけショップの黒酢壺の庭を散歩。
スタッフさんがみなさんインカムつけて、万全の体制でお迎えしてくださるのがすごかった。名前を伝えるとすぐにレストランに案内してくれました。2階がレストランですが、すごく広いしおしゃれ。テーブルコーディネートも素敵。
おすすめはステーキが食べれられるコースなのですが、私は酢豚を食べに来たの！ということで、黒酢ランチを選択です。
まずは食前酢(リンゴ酢)に、前菜（お刺身)。基本的にすべてのお料理にお酢が使用されていて、しかもテーブルには追加で振りかけられる5年物の黒酢も！
よく冷えたフルーツ酢っておいしいですよね。私大好きなんです。前菜もソースが木の芽を使っていたりと手が込んでいます。
その後、残りのお食事がトレーに乗って一度にサーブされます。
メインの酢豚に、サラダ、小鉢各種、ご飯にスープ。
もう、この酢豚最高でした。柔らかくて旨味の強い黒豚に濃厚なあんかけ。1つ1つのお肉が大きくて、野菜よりもお肉のほうが多くて、もう食べきるのがもったいなかった…。毎日食べたいぐらい。サラダは福山の野菜でしゃきしゃき。
デザートはローカル菓子のふくれ。和風シフォンケーキ？ちなみに、レンタカー会社でパンフレットをもらったところ、スムージーのチケットも入っていたので、欲張ってそちらもいただきました。スムージーは、お酢の風味がしっかり効いていて冷たいので、夏におすすめ。これで1650円なので、なんというコストパフォーマンスの良さ！
お腹いっぱいになったのでショップに降りて、スタッフさんに壺畑の説明をお願いしました。雨が降ってきたので屋根の下で説明を伺いましたが、一人占めでなんと贅沢。
壺にはいつ仕込んだかが書かれていて、最低3年熟成させてから販売しているとのこと。何か特別な材料で黒くなると思っていたら、外で太陽光にあてているから黒くなると知ってびっくりしました。この時期だけということで、麹菌が蓋をしている状態も見せてくれました。年数が経つにつれて色が濃くなっていくところも見られて、とても興味深かったです。
ショップ内では試飲、試食がたくさんできます。年数の違う黒酢も試すことができ、年数が経つにつれて、うまみや風味が濃くなるけど円やかになるという違いが実感できて驚きました。商品がたくさんあって迷いますが、持って帰ることを考えると、大きなサイズはちょっとあきらめて、軽くて小さいものをちょこちょこ。（後から通販すればよいし）。
満腹のお腹をさすりながら、車で桜島に向かうことに。途中の道の駅で休憩。
ちょっと足湯でのんびり。ちょうどシーズンだったので、枇杷がたくさん売られていました。枇杷って身体を冷やすから、ってあんまり買ってもらえない果物だったんですが、好きなんですよね。ホテルで食べるように1パック買っておけばよかった、とちょっと後悔。枇杷のソフトクリームもお腹いっぱいで食べられなかったし。道の駅はローカルフードがたくさんあるので、大好きです。つい立ち寄って、買っちゃう。
福山町側からは桜島に橋でつながっています。1周する元気はなかったので、南側をドライブしながら、展望台へ向かいました。
天気が悪いのがとにかく残念。南側からは過去の噴火でえぐれている山肌が見えたりして、活火山ということを改めて実感しました。（ちなみに旅行の翌週に噴火してびっくり）。成層火山なので富士山と一緒。裾野は美しいですね。ニュースで見て火山灰がね、と聞いてもちょっと遠くのことでしたが、こうやって訪問すると、身近に感じられますね。
展望台からフェリー乗り場へ。
高速道路みたいなゲートを通ります。
車ごとフェリーに乗って移動するのは人生初めて…どきどきでしたが、誘導員さんがとても丁寧にわかりやすく案内してくれるので、私でも乗ることができました！（停止中に写真撮影しました。）
せっかくなので出発後に、車を降りてフェリー内を散策。
噂のうどん屋さんもありましたが、時間が中途半端（ここで食べると夜ご飯が入らない）ので、あきらめました。こういうのって、ご飯自体ももちろんおいしいですが、場所とか雰囲気でおいしさが倍に感じられますよね～
天気が悪かったのが心残りだったので、翌日の天気が良ければ、フェリーだけに乗りに来ようと決意。15分ぐらいなのですぐに到着しちゃいます。乗るときと同じで案内してくれます。そこからホテルへ。
15時のチェックイン時間に駐車場に入れることができました。1泊1100円で、2泊する場合は、2泊分の駐車場を確保してくれるとのこと。それなら、翌日、駐車場を探さずに済むので安心です。
荷物を置いて、さっそく天文館へ。まずはやっぱりむじゃきで白熊！白熊を知ったのはもちろん(笑)、水曜どうでしょうの対決列島でした。
時間帯が中途半端だったのもあり、すんなり入れました。一人で食べきれる自信はないので、もちろんベビーサイズ。
甘すぎたらどうしようかとちょっと心配しましたが、そんなことはなく、フルーツやゼリーのトッピングでちょっと味を変えつつも、ぺろりと食べることができました。鹿児島に住むことがあれば、他の白熊シリーズもぜひ食べてみたいですね～
まだ夕ご飯には早すぎる…ということで付近を散策。天文館をぶらぶらして、西郷さんにご挨拶。そこからご楼門を見て、せっかくだしと、西郷さんが最後に隠れていたという洞窟まで足を延ばしてみたら、なんと結構な坂道を歩くことになり、ヘロヘロになって到着。その上のや、最後の場所までは、結局いけませんでした(笑)車で行けばいいんですけどね。
官庁街のおしゃれな建物を見て（市役所が静岡市のとそっくりだった）、デパートやおしゃれなショップを冷かしていたら、暗くなってきたので、夕ご飯とすることに。金曜日の夜だったので、どうかなーと思いましたが、やはりコロナの影響か、すんなりと有名店に入れました！
一人でもコース料理は大歓迎と女将さんらしき方が言ってくれたので、オーソドックスな尊コースを選択（高い＝量が多いということでとても食べきれる自信がなかったともいう）お酒はせっかくなのでお店オリジナルの芋焼酎の熊襲亭を、おすすめの水割で。
もう、ご飯がおいしかった。鹿児島グルメを全部食べられるし、おすすめの黒豚のあばらの煮物がホロホロで絶品でした。さつま揚げは揚げたてで出てきましたが、そんなの初めてです。ほのかに甘くて熱々でおいしかった。
それから追加料金で、伝統の酒ずしというものをいただきました。もう酔っぱらっていたので、正直なところお酒の強さが分からなかったですが、お酢を使っていないから酸っぱくないけれど、発酵した風味と合わさったご飯が珍しくておいしかった。最後はお腹いっぱいでやっぱり残してしまったのが悲しい。どのお料理もおいしかったです。さすが有名店。
ホテルにまっすぐ戻って、ほろ酔いのまま即寝ました(笑)
