2017年12月30日 Day2続き
まずは、美術館に向かうことに。途中にトリニティカレッジがあるので、寄っていくことに。といっても、目玉のケルズの書は年末年始には見られないことは分かっていたので、大学の雰囲気だけを満喫。もっと頭が良ければ、こういうところで学ぶっていう人生もあっただろうに。。。と自分の人生を思い返します。
しかし意外に年末年始は見られないことを知らない観光客も多いみたい。みんな調べないのかしら。図書館の入口で悲しそうな人をたくさん見ました(笑)
ぐるっと回って、先へ進むことに。因みにイエイツも街中で良く見かけました。作風が顔に現れるのかしら。来る前に一応詩集を読んだんだけど、ふわふわしていて私は向いていないかも。もっと読み込めば…
さて、1つ目は考古学博物館。
こじんまりした建物でしたが、なんとまあ見るものがたくさん。
1つずつじっくり見ていると疲れるので、さくっと歩きながら流し見をしましたが、ミイラがいるんですよ。この肌の質感ってすごいのね。布とか木のような。人間ってこんな風になるのね。
それからもう一つ目玉のタラのブローチ。当時こんなに細かい細工のできる技術があったことがもうびっくり。視力の悪い私ではすべてを判別できないくらいの繊細さ。写真もうまく撮れない。ほーっとため息をつくしかない。
外はどんより、ぱらぱら降り始めた中、国立美術館へ。
中は、コペンハーゲンの美術館みたいに別々の建物が合わさった感じ。
当たり前だけどアイルランドの作家が中心。大型の絵も多く、ここも見ごたえありました。個人的には、ギリシア神話好きの血が騒ぎ、妙に目を奪われたエロスとプシュケ。ついポストカードを購入してしまいました。ローランサンも接吻が一番好きな絵だし、幸せそうな恋人の絵が好きみたい。(私は恋人もいないシングルですけどね。)
出口には結構広いカフェスペースがあり、賑わっていました。どうやらビュッフェスタイル。
外に出ると15時。どうしようかなあ、と思いつつ、先に買っておこうとお土産屋さんめぐりをすることに。会社のばらまきは、やっぱりウイスキー入りのチョコだよね。因みにチェーン店のお土産屋さん、Carrollsはあちこちにあるので、旅行者の方はご心配なく。
個人的にはセールをしていたこっちもおすすめ。Carrollsはいかにもお土産屋さんだけど、こっちはもう少しハイセンスのローカルグッズ。化粧品とか食器なんかも。
あとはAvocaという雑貨屋さん。日本だとネットでポーチとかがあるんだけど、ここ本場にはないみたい。あれば買えるかなと思っていたんですが、ひざ掛けとか食料品とかがメイン。ひざ掛け素敵だったけど、お値段も素敵。悩んだ挙句やめました(おい
それなりに荷物になったので、宿においてからテンプルバーエリアへ。時間は16時。しかしすでに大勢の人。
そりゃあ私もおのぼりさんですから、有名なバーに入ろうかと思いましたが、あまりの人に気持ちがしぼみ、目の前にあったレストランへ(ぱっとみ外から見ると分からないんですけど、中は東京の満員電車)。こういうときに委縮する自分の性格が恨めしい。
レストランは、もうベタに黒ビールとビールの入ったシチュー。シチューはごろごろに具が入っていて、もう食べごたえがあっておいしかった!あとは初めてソーダブレッドを食べましたが、このなんていうか独特の食感と風味。はまりました(笑)黒ビールは日本で飲んだことがなかったのですが、この香ばしさ。嫌いじゃない。
もう1杯飲もうかどうか、悩みましたが、大体、ここで飲むと悪い酔いして後悔するパターンなので、ぐっと我慢。その代りカフェに行きました。
いやースタッフのお兄さんが私の顔を見るや否や「こんにちは。」日本語のお勉強していたみたい。しかし、中国語でも韓国語でもなく、日本語で言ったのはあてずっぽうか。ここでお茶ではなく、ホットチョコレートを頼んだらお兄さんすごーくサービスしてくれた?ホイップモリモリ。周りのお姉さんも爆笑。
まったりして、お店の外の狂騒を眺めて、テスコでサラダを買って、宿に戻ることに。
ナイトライフは興味ないし、早く寝たいのです。