2019/07/29 Day5
カーテンが薄いので朝日で目が覚める。オーナーは7:30出勤らしく、私も起きていたので7:00に朝食。パン、ゆで卵、チーズにチャイ。パンは色々な種類の盛り合わせで、バターは無塩。羊羹みたいなものは杏子のジャムでした。パンが豊富でたくさん食べるんだろうな。昨日のスーパーで確かにパンが豊富で安かったもの。
出勤時間におばあちゃんが孫を連れて到着。8:45におうちを出ることにしたら、えらくおばあちゃんが寂しがってくれてありがたいことです。
今日は宮殿に行こうとまずは冬の宮殿へ。
昨日は道が分からずタクシーに頼ったけど、全然歩いていける距離。
ローカルスイーツ食べ損ねたんだよな。
迷路のような住宅街で看板とMaps.meを信じて進むと到着。
全然人は歩いていないけど、壁の向こうの生活音が聞こえるのが心地よい。
朝早くて、チケット売り場が開いていないけど、門は開いていたので入ってみたら、隣のおうちが騒がしい。(鶏が鳴いてる)
どうやら隣のおうちが管理人さんのところのようで、お姉さんが見学するの?いいよーとのこと。土足厳禁。だいぶ新しい。
シンプルな壁に装飾が映える!
2階に1室だけ、見事な壁画とステンドグラスの部屋があります。見どころはここだけ。ちょうど日の光が入ると美しいだろうなー、たぶんおすすめは夕方です。
よく見ると、左右でガラスの色が違う!
しかし冬の宮殿なのにステンドグラス1枚は寒いのではなかろうか。夏でもひんやりだもん。扉は低く、壁のあちこちにくぼみがたくさんあります。灯りを置いたのかなー。
外に出るとお姉さんがチャイ?と聞いてきました。たぶん有料だろうなーと思いつつうなずき、庭のベンチへ。3マナトでした。手作りのローズジャムとかたくさんのお菓子とか出してきて、おいしかったです。管理人家族が次々と来て、自己紹介してくれました(覚えられない)30歳で二人の子供とか、やっぱり早いな…
団体さんが来たのでお暇して、ひたすら坂を上って、最近世界遺産になった宮殿へ。
大きな公園の一角にあって、宮殿の裏には焼き物の美術館らしきものもありました。
しかし、宮殿は門が閉まっている。チケット売り場も開いてないし、おかしい。
他の観光客も何か待ってる?隣の土産物屋のお兄さんに聞いたけど、携帯の翻訳アプリではよくわからない訳が出てくるし…と困っていたら、通りがかりの英語が達者なお兄さんが助けてくれました。どうやら敷地内の木が危ない状態らしく、今日は枝を切る予定で、宮殿は休館だと。なんだとー!周りの観光客もブーブー文句を言っていました。何も今日切らなくても…明日は開くのか、と聞いてもわからないとのこと。ネットにも何も情報は出ておらず、がっかり…昨日来てたらもしかしたら入れたかも。そう思うとキャラバンサライは後で全然よかったのに…と後悔です。(確かに倒木でちょっと前に旅行者が亡くなった?というニュースがあったので、安全のためにはしょうがないけどさ)
塀の向こうに入りたかった…!
しょうがないから、もうバクーに帰ろうかな。出口にあったアルメニア教会は中が博物館になっていて、アゼルバイジャンの工芸品をたくさん展示していました。
その中になぜか色打掛があったのは謎です。
こんな人が全然来ない教会におばちゃんが4人もスタッフとしていたので、うーん経営い立つのか、と心配になりました。
あとは入り口横に土産物屋が並んでいる建物があってちょろっと冷やかし。シェキはシルクが有名とのことで、シェキシルクの大きなスカーフを購入。風呂敷として使っています。ちなみにここの建物にトイレがありますが、超汚い。
ここからマルシュルートカにのってバスターミナルに戻ることにしました。しかし運転手にバスターミナル(バステルミナル)が通じない。うーんと思ったら、乗客の人が助けてくれました。ここではオフトバスガスっていうと通じます。到着したらここで降りるのよーと教えてくれるし、ありがたいです。
ここではバスチケットは売り場で買うのと、ドライバーから直接買うのと2種類。どうも売り場で売っているバスは一部で、時間が決まっているものみたい。しかも大型バスっぽい。11時に到着して次は14時っていうから、時間がありすぎるので、えーっと不満げにしたら、他のバスが止まっているから、ドライバーに直接支払って、と案内されました。こっちはいわゆる15人ぐらい乗るサイズのバス。11:30発があったので、滑り込みました。隣の席は小学生ぐらいの姉妹。二人だけで移動みたい。道中、この二人がなぜかお菓子をくれたり、パンをくれたり、親切にしてくれました。
ルートは行きと違っていて、風景が面白かった。ピクニックパークみたいな横を通ったり、舗装途中の工事現場を通ったり。工事現場はところどころ食堂があって、必ずヤギが柵に入っていたので、きっと何かに使うんだろうな…
このカラフルなもの気になったんだよねー大体試してみたいものは車窓からしか見つからない笑
3hrぐらいで休憩。帰りはもう学習したので、トイレのみ(笑)
結局、バクーまでは5hrかかりました。個人バスだから、バスターミナルの中には入らず、地下鉄の駅の目の前でおろしてくれます。
ひとまず28May駅まで行って、ぶらぶら。ショッピングセンターを見たり、駅の中を見たり。
世界一大きなKFCはもうありません…
ネットで周辺を調べていたら、良さそうなレストランを発見したのでそこでご飯を食べることに。
ちょっと入りづらいけど、ドアを開けてしまえば、ニコニコの店員さん。メニューにそれぞれカロリーが乗っていたり、日本以上の表記。
いろいろな料理があって迷いましたが、結局、サブジとビールとサラダを注文。
サブジ、初めてでしたがおいしかった。ほうれん草と香草を塩で炒めただけのシンプルな料理って感じなのに、味が深い。お米もおいしい。テイクアウトもしているようでした。
もっとがっつり食べたかった…
お腹いっぱいなので運動がてら、街をぶらぶらして宿まで。
途中、すごくラグジュアリーな雰囲気のお店があるので、何かと思ったら、クリーニング店。
思わず二度見した。
あとは観光案内所のある通りはよく見たら、翻訳オフィスが並んでいました。日本語もありましたよ。
部屋に戻って同室のイランの子とおしゃべり。カスピ海で泳ぐんだって。そんな場所あったのね。