2015年5月3日 Day6
相変わらずの雨。今日は移動日。朝に少し余裕があるので、荷物を預けて、再度ぶらぶらすることに。
そういえば、今日は日曜日。観光地も朝はのんびり。途中の教会のミサにもぐりこんだり、COOPに入って土産物をチェックしたり。(写真が全くないのはなぜか。)
とりあえず駅にめぼしいものがないかぶらぶら。…特になし。でも、この駅の隣にある教会が個人的にはよかった。写真撮影不可だから何もないのだけど、壁も天井も絵で覆われて、前方にはバチカンでみたような大きな柱のゲート。たまたまミサの時間だったから空いていたのかな?最後通りかかったら、扉が閉まっていたもの。ラッキー。
さてさて、ここからミラノに移動します。12時50分発。1時間に1本みたい。ここに来た時とは違って、フリードリンクもなし。若いお兄さんが、車内販売やってたな。所要時間2.5時間。
ミラノの駅は、ザ・ヨーロッパの駅って感じ。高いアーチ型の天井。そして、ヴェネチアの駅が小さかったせいか、ミラノの駅は地下街も発達していて、巨大~!という第一印象でした。(といっても、東京駅にはかなわない。)
外観は国会議事堂みたいな感じ。重厚で巨大で、圧倒される雰囲気。駅前は広場になっていて、色々な人が座っていて、「都市」っていう感じがする分、物売りみたいな方も多い。天気が悪いのも相まって、ちょっと不安な雰囲気。
ホテルはここから徒歩3~5分ぐらい。近い!amadeusというホテル。
まあ部屋の狭さはもう慣れたさ。。。ひとまず部屋でくつろぐことに。テレビを見ていたんだけど、ちょうどアニメチャンネルで、ドラえもんとか戦隊ヒーローものとかで、なかなか面白い(笑)イタリアのドラえもんは、みんな日本名のままでしたよ!
実は今日のメインイベントは、最後の晩餐を見ること。事前予約制、でも取るのは難しい…という噂を聞いていたので、迷わずお金を払って外部委託しました。お願いしたのはここ。対応も早く、安心です。私のメモによると、一人3200円でした。
最寄りの地下鉄駅から、10分ぐらい歩いたかな…?途中で、落書きを消すボランティア集団がいたり。ちゃんとした絵ならまだしも、落書きは駄目よね。しかも落書きがあるだけで、治安悪いんじゃない…?と不安をあおるし。この古い建物や雰囲気を尊重したほうが良いんじゃないのー?と思うわけです。
こんな建物が見えてきたら、ここが最後の晩餐の場所です。教会と隣り合わせだったから、入口間違えちゃった。まずはチケットオフィスで予約したチケットをもらって、時間まで待機。
入口外が小さな広場になっていて、いくつかベンチもあります。30分ごとの入れ替え制で、とにかく入場のステップは厳しかったです。ちゃんと日本語音声ガイドを頼んでおいたので、建物入場後はそれを聞きながら全室で待機。きちんと前のグループがいなくなったら、案内されるのですが、クリーンルームか!というぐらい、前後の扉を同時に開けない。(後ろが閉まったら、前が開く。エアシャワーはないです笑)
もちろん写真撮影は禁止。中はひんやりしていて、絵は思っていたよりずっと大きい。本とかではテーブルの上ぐらいまでしか見えないことも多いのだけど、実物はテーブルの下の足元も見える。実はキリストの足元の部分は扉を作るために壁を抜いて無くなったとのこと。今でこそ、なんてことを!と思うけれど、作った当初はこんなに残るなんて思わないわよね。しかも食堂の(単なる)壁なんだし。全体的にはザラザラしていて、やっぱりキリストの頭に目線が行ってしまう。
それから実は反対側の壁にも絵が描かれています。こちらもお忘れなく。
30分なんてあっという間。でも本物が見られてよかった。古いものはどんなに頑張ってもいつかは朽ち果てるもの。それからバーミヤンやパルミラみたいに、何が起こるかなんて誰もわからない。だからこそ、チャンスがあるのなら絶対に見られるものは本物を見たほうが良いのだと思うのです。
ここから晩御飯を食べに、ひとまずガレリアへ。ぶらぶらして、目についたところに決定!
結構、低評価だったのね。私たちには十分なレストランでした。ウェイターさんが当たりだったのかな?確かに請求額は良い値段で、場所代取りすぎー(1人5000円ぐらい取られたみたい。約2000円/皿ね。)
ミラノといえば、これだよね。
生ハムー!ミラノ風リゾット!カツレツ!
外のテラスで食べました。カフェだから、中でちょろっと飲んでいる人もいるし、ジェラート持ち帰りの人も。生ハム、おいしいよね。カツレツ、薄くてサクサクしておいしかった。もう食べ物で思い残すことはないって、私のメモに書いてある(笑)
あとはティラミスを食べました。生クリームいっぱいで、あんまりティラミス感がなかった。ローマで食べたPOMPIのほうが、よく知っているティラミスだったね。
ドゥオモのライトアップを見ながら、帰りました。