2015年5月4日 Day7
朝ごはんはパンチーズ卵。ウェイトレスさんがコーヒー?と聞いてくれる。
Tちゃん、私がいない間に聞かれて困っていたみたい。そうだよね、最初はドキドキするよね。多少旅慣れた私に、彼女の反応は初めての一人旅を思い出させてくれました。
朝からケーキ!
まずはドゥオモへ。ドゥオモって聞くと、フィレンツェの建物のことだと思っていたから、最初にミラノのドゥオモって聞いたときに??が一杯でした(笑)
最初に、入口が良くわからずぐるぐる一周しましたが、結局最初にいたところにチケットオフィスがあったというオチ。
そして外壁は細かい装飾がびっしりで、目がおかしい。リトアニアの凍れる彫刻を思い出します。
内部はとにかく高い。ケルンの大聖堂を思い出す高さ。流石、ゴシック建築!自分が小人になった気分ですし、この中にいたら、神は天の上にいるんだなと意識させられることを実感します。
ステンドグラスも巨大で美しい!
さて、ここからはTちゃんの一大イベント、「ブランド品ツアー」が始まります。まずはガッレリアを抜けて、ブランドショップが連なるモンテナポレオーネ通りへ行きます。
ここでディズニー好きのTちゃんが、ここがディズニーのモデルになっていることを教えてくれました。お姉さん、ディズニーなんて10年以上行っていないよ…確かに言われてみれば、記憶の底をたどってみると、こんな感じだったなー
実はね、ショッピングの時の写真は1枚もなかったよ(笑)ただ、思い出してみると、まずMIUMIUに行って、ヴィトンに行って、それからTOD'Sに行ったかな?実は私はブランド物に全く興味がないので、日本でだってブランドのお店入ったことがないんですよ。それなのに、ああやって、怖そうな警備員さんが入口に立っているお店に、先頭で入るという修行。いやー今後こんな体験は二度となさそうだわ、お金持ちのパートナーができない限り。Tちゃんのおかげで、初めての経験ができました。ありがたや。
ブランドのスタッフの方は皆優しい人たちでした。MIUMIUには、日本人のスタッフの方がいて、対応してくれました。Tちゃんご満悦。
でも今でも後悔していることがワタシにはあって、彼女をきちんとフォローしなくてはいけないのに、迷って意見を聞いてくる彼女に結構適当な受け答えをしたのよね。自分で決めればいいのに、って思って、ちょっといらいらしながら。あれは大人げなかった。本当に悪いことをしたな、と思い出すたびに反省します。
荷物も多いので、一旦ホテルに戻って、TちゃんがせっかくだからEXPOに行こう!と提案してくれました。確かにこんな機会は、今後一生ないかも。どんなものか、(愛知万博も行かなかった人間が)、ミラノ万博に行ってみました。
あれ?
あれれ?
こ、工事中…?
というわけで、開幕したのに、人はがらがら(ボランティアスタッフのほうが多い)、まだ準備ができていないパビリオンが多数ある、というイタリア時間の流れる状態でした(笑)
二人で大笑いしながら、ひとまずぐるっと。結構距離がありますが。外観だけでも面白いところがあったので、いくつか写真を載せます。
奥のスロバキアが目立ってるけど。
われらが日本は、ちゃんと食堂もできていて、そこそこ行列ができていました。入るのに結構な待ち時間だったので、並ぶのはやめました。でもメディアで見ていると、結構盛況だったんですね。
美農吉とか、ココイチとか。流石、イベント+€の良いお値段でした。
そして異彩を放っていたのはトルクメニスタン。特に内容は何もなかったんですが。
フルーツとかアハルテケとか推しで、しかも入口にVIPルームもあって、これは近いうちにトルクメニスタンに行くしかない、と私のリストの上位に浮上しました。
ミラノ万博は食がテーマって聞いていたので、どんなに世界中の料理がたべられるのかと思いきや、全く準備が完了しておらず、唯一のフードコートもやってるんだか、やってないんだか。建物の万博って言ったほうが正確なぐらい。
チョコレートでお腹は膨れないよ!とがっかり。結局、何も食べられず、本日の夕食は駅地下のスーパーマーケットで。
寿司です、見ての通り。海外のお寿司は、面白半分でよく買います。魚の味が全くしないマグロでした。いや、さっぱりしていてこれはありなのかもね。
これが最終日の晩餐…