5.ジョージアに行こう:クタイシ

2018年7月28日 Day4
今日はクタイシへ日帰り旅行。片道3時間以上かかるっていう情報だったので、朝早くのバスに乗りたい!8時の便を目標に出発しました。

まずはDidubeバスターミナルへ。駅の出口目の前にターミナルが広がっているので、迷うことがありません。口には客引きのおじさんがいて、ぼそっと色々な地名を呟くので、観光客にはありがたい。
因みにクタイシ行は出口の目の前に停まっていたので、迷いようが無いです。運転手のおじさんに10ラリ支払って、15分後に出るということなので、朝食調達へ。

ターミナル内には日用品やら食品やらマーケットがたくさんあります。

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ぐるっと見て、パン屋さんでソーセージパン購入。レンジで温めてくれました。 

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1.2ラリ。

8時だと少し早いのか、まだ店を広げている途中のところも多かったな。8時ちょうどに出発、満席。

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20人ぐらい乗っていたかな。途中、山の上で1回休憩があります。トイレ有料0.3ラリ(昔の中国のトイレみたいに、ドアが腰ぐらいまでしかない。)小さなショップもあります。

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車窓は気持ちのいい緑の風景。クーラーが効かないから窓全開にするんだけど、すごい風圧。気持ちいいけどね。個人的にはこういう自然の風景をバスからぼーっと眺めるのが好きです。長距離バス万歳。

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この日は軍事関係の車両をよく見たな…

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立ち寄りたかったドライブイン

 

途中で半月型のパンが道端で売っていたんですが、あれ、買ってみたかったな。すごく硬そうで。

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もしや5つ買ったら1つ無料?!

 

途中で乗り降りしながら、目的地の1つ前の街で車を乗り換えて、目印のマクドナルドに到着。ネットを見ていたので、ここで客待ちしていたタクシーの運転手さんにお願いをしました。3ヶ所で40ラリ。交渉も面倒くさいので、すぐOKで出発しました。たぶんもう少し安くなると思うけど。やっぱり年代が上の人は、ロシア語のほうが通じます。

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通過しただけ、クタイシ中心街。

 

まずはモツァメタへ。

www.tripadvisor.jp

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山をどんどこ登った先に、線路があって、そこが入口です。

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中には車が入れないので、入口で待っていてもらって、緑のトンネルを下っていきます。

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5分ちょっと歩くと門に到着。中は本当にこじんまりしていて、静か。

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中は鮮やかな絵が残っていました。

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傍らにはおひげの立派な修道士さんが、もくもくと豆の選別をしていました。穏やかな時間。やっぱりこうやって街から離れたところで心静かに、自然と向き合いながら信仰心を深めることが必要だったんですね。騒がしい日常に追われている身としてはこういうリフレッシュは必要だな、としみじみ思いました。

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入口の横道に入ったところに無料トイレが有り、そこを借りて次へ出発。ここは山の上だからか、ぜんぜん観光客はいませんでした。

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山道を下って隣の山へ。2ヶ所目はゲラティへ。

 

www.tripadvisor.jp

ここはもう少し観光地的で、屋台が出ていました。入口にはおばあさんがいて、入場料5ラリを求められました。これ公式かしら?まあ、非公式でもお布施ということで。

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中は広場になっていて、ちょうど建物は工事中で一部足場で覆われていました。でも中には入ることが出来て、これまた鮮やかなフレスコ画を見ることができました。ここはどの建物にもフレスコ画がたくさん残っていて、圧倒されます。もう目がちかちかするぐらい。

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隣にはAcademyの跡があって、ここの修復を説明するボードがちょこっとありました。もう少し観光のために頑張ろうと思った名残なのかしら。

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社会科見学?

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修復のためのエメラルドの瓦が眩しい。日陰は涼しく、心地よくて、時間があれば昼寝しても良いくらい。

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山を降りていくと、途中は住宅街でホテルとか看板が結構出ていました。でも、やっている雰囲気がないところも多く、うーんって感じ。時間があったらもっとのんびり回りたい。

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わっさわさ。

さて最後は、バグラティ。

www.tripadvisor.jp

ここはもう山を降りた街中にあります。

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フロントガラスにひび割れは、海外あるある。

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住宅街に突如現れる。

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週末だったからか、結婚式を挙げているカップルも多く、次から次へとカップルが出入りしていました。到着したときにはちょうど式が終わったカップルが出てくるところで、後ろにはおじ様4人が、歌を歌いながら送り出すという、ラッキーなタイミング。渋いハモリを聞きながら、幸せそうなカップルと見られて、嬉しかった!

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さて、中に入るとそこそこの人。色々なイベントがあるようです。

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ぐるっと見ていると、あれ・・・何か違和感が・・・外もぐるっと回ると、違和感の正体が分かります。

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なんと、人工的な真っ黒な補強が!これが世界遺産の取り消し理由と聞いたら、誰もが納得するであろう修復。いや、強度とか考えると何かは必要だったんでしょうが、もう少し考えた方が・・・時間的に待ったなしだったらしいですが。

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でもこれだけたくさんのカップルが結婚式を挙げるんですから、場所としての格は高いのかな。みんなの生活に近い存在なんでしょう。遺産であろうがなかろうが、関係ないということね。

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最後に文化遺産をいかに残していくのか、という課題をまざまざと見せ付けられて、マクドナルドへ戻ることに。14時ぐらいに帰ってきたら、ちょうど隣に帰りのバスが停止して、お客を待っていました!ラッキー。ネットでは時間が決まっているような情報がありましたが、そんな感じはなさそう。すかさず乗って、少し待ったら出発。

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バスの停車場すぐに、マクドナルドの偽物が!

 

途中休憩は別のところでした。流石に飲まず食わずだったので売店でジュースを買って、2ラリ。帰りに見ていて面白かったのは交通標識ですね。○○まであと何キロ!という看板はよくあると思うんですが、それがバクー、エレバンテヘランテヘラン行ってみたい。

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途中で、事故に遭遇!すごい渋滞だった。ちょっとトラックが前に車にぶつけたみたい。

 

ディドゥベのターミナルは、ちょっと奥で降ろされます。やっぱり行きも帰りも、クタイシへは3~3.5時間かかります。滞在時間は2~3時間(笑)どうしても時間がないけど、と言う人には、日帰り観光は出来ないことはない、といっておきます。

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ターミナルの奥はカフェとか、日用品のお店が並んでいます。ちなみに、写真左のバラックは、マーケット。ここは次の日に行ってきました。

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ついに地下鉄にも充電ポイントが設置されるようになったとは!!

 

トビリシには18時過ぎに着いたので、もう夜ご飯。とにかくまだワインを飲んでない!ということで、旧市街で気になっていたレストランに行くことにしました。

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にわか岩合。こういう中庭のある風景好き。

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こういう裏道が好き。

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もうね、内装が超おしゃれ。お姉さんもかわいい。

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でも私、実はワインはあんまり飲めないんです(笑)すぐに酔っ払って気持ち悪くなっちゃう。でもでも、せっかくジョージアに来てるので、ちびちび飲もうと思って、甘い白がすきなんだけど、ということでお姉さんに選んでもらいました。ボトルはすぐに持ってっちゃったんだけど、Olivia?という名前だったような。すごく飲みやすくておいしかったです。

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お供のおつまみは、焼き野菜のサラダ。地元野菜で、オリーブオイル、パクチーとレモン、塩コショウの味付けのみ。野菜のうまみが濃くて、なんておいしいの!とニコニコしてしまうお料理でした。もっと胃が大きくてたくさん食べられれば、もっと他のお料理も食べられたのに。それから、ジョージアの隠れ名物といえば、レモネード。そんなに甘くなく、でもいろいろなハーブが入っていて、変わった風味のさわやかなもの。自家製なので、場所によってぜんぜん違います。これはオススメ。

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こっちの人は20時ぐらいから夕食みたいで、私がのんびり食べている間にぽつぽつとお客様が増えてきました。日も長いから、実質太陽が沈むのは20時すぎだもんね。(これでいくらだったか、メモが残っていない…でも20とか30ラリでお釣りがくるぐらいだったはず)

さてほろ酔い気分でお店を後にして、まずは酔いを醒まそう。しかもまだ夜景を見ていない。ということで、やっとあの橋を渡ることに。

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反対側は何かイベントをしていたみたいで、音楽がガンガンになっていて、みんなが涼みに集まっていました。

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やっぱりお祭りは綿あめか!

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この対岸にはもう1つ面白い建築があります。まだまだ日が落ちるまで時間がありそうだったので、そっちも見てみることに。

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むむっ

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どーん

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どどーん

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何も使われていないらしく、中には入れないし、のぞいてみると何もない。いわゆる箱モノってやつですね。しかしすごいインパクト。

 

夜景は橋がライトアップされていてとてもきれいでした。

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さて帰る前にお土産を買うことに。まずは前を歩いていてずっと気になっていた、ローカルアイテムのお店へ。Georgian Kalata

(写真を撮り忘れたみたいなので、ネットで見てください。)

入った瞬間、チーズの香りの強いこと。あとはワインだったりチョコレートだったり、お茶だったり。パッケージもかわいくて、ハーブティーを買いました。

ばら撒き向けのお菓子はありませんでしたが、ちょっとかわいいものを探すには良いかも。

ここでなんだか酔いが回ってきて、これはまずいと帰宅。22時ごろ宿到着でした。

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因みに帰りにコンビニで買った缶。水の缶なんて珍しーしかもデザインかわいいーと思って買ったんですが、味はおいしくなかったです。水と缶は相性が悪いのか。。。

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海外あるある、巨大ぺットボトルビール。

4.ジョージアに行こう:カズベキ軍用道路ツアー

2018年7月27日 Day3

朝6時半に起きて、おしゃれパン屋のパンとフルーツで朝ごはん。ひっそりした朝は、いつものこと。

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街のパン屋の朝。

 

9時前に出て、集合場所へ。ちなみに出発前にトイレに行きたいなと思っていたものの、ロープウェー乗り場の公衆トイレは、10時から。集合場所のカフェはトイレを貸し出さないらしく、済ますことなく出発することに…海外の一番の問題は、トイレがいつでもどこでも見つからないことだな…

カフェの前には一緒のツアーらしき人がちらちら。別場所でピックアップしていた車が来たので、それに乗り込み満員で出発。

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これがツアーの車。

 

ガイドさんは若いお兄さん。英語とロシア語の両方で説明をするもんだから、ずーっとしゃべりっぱなし。しかしすごいな。。。参加者はヨーロッパ系がほとんどかな。アジア系は私のほかに2組いました。ちょっとびっくり。

山の上までは観光スポットに立ち寄りながら向かいます。これはどのツアーでも同じ場所に止まると思います。

まずはカルフールの前を通り過ぎて、ムツヘタも通過して、貯水湖へ。巨大な湖を上から眺める景色は、緑濃い山々と合わさって、とても美しかったです。人造湖でいくつか村は沈んだらしく、日本も海外もそういうのは変わらないのね。

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そこから少し進むとアナヌリ教会へ。

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斜面に建てられた教会で、舗装はしていないからツルツル滑る。そこを歩いて中へ。

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フレスコ画は少しだけ残っている状態で、少し悲しい。

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観光地なので、ショップもたくさん門前町のように。

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あんまり暑いからアイス食べちゃったよ。

 

3つ目は2つの川が合わさるところ。黒と緑の全く違う色の川が合流して、最初は分かれているんだけどだんだん合わさっていく感じが、自然ってすごい。

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ここにはおばちゃんが2人、お店を出していて、蜂蜜とチュルチュヘラを売っていました。養蜂はこの辺では普通らしく、100均にありそうなそっけない瓶に詰めて売っているのが、いかにも海外(笑)ここで、私はチュルチュヘラを初体験!ナッツぎっしり、思っていたより甘さ控え目で、想像より食べやすい。

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ここを通り過ぎるとだんだん山の奥に入っていきます。川沿いにはキャンプしている人がたくさんいて、白いかわいらしい花が咲き誇っています。

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遠くの斜面には羊の群れが見えたり、道路にはあちこちで牛が占拠していたり。(落し物のにおいで、あ、いるぞって遠くから分かる)。目にまぶしいぐらいの緑。

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白いのはみんな羊。ひいっ

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車なんて知らぬ存ぜぬ

 

冬はスキーでにぎわう街を通過して、坂をずっと上ってあがったな、と思った先に突然現れるモニュメント。ぱーっと開けたところに人工的なモニュメント。奇妙な風景です。

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内部にはカラフルな友好のペイント。

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このモニュメントのすぐ横は崖で、遠くに山々、はるか下には登ってきた道路、という高低差も相まって、世界から隔絶された緑の世界の中心にいるっていう何とも言えない気持ちになります。遠くの緑はだんだん認識できず、遠近感がなくなります。でもこれが私の見たかった景色でした。

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この次は鍾乳石の斜面でストップ。

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超硬水の湧水により、斜面が鍾乳石に覆われるという不可思議な場所。湧水も飲めますが、貧血の人に持って帰りたいぐらいの鉄の味わい。私は嫌いではない。

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ここを通り過ぎると、カズベキの街に到着です。車内で事前に質問されていて、参加者は全員、山のてっぺんまでいくとのこと。街に到着すると、すでに頂上へ向かう車が待っており、4-5人のグループに乗り換えます。なぜか。あまりのオフロードに、4wdでないとたどり着けないからなんです。ちなみにほとんど三菱のデリカ。こんなにデリカが集まっているのも圧巻。

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もう左右上下にぐわんぐわん揺られながら山を登ると(ドライバーも片手はハンドルではなく、横のバーをつかまりながら運転…)、目の前に平らな場所が広がり、奥の方に教会が。

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天国に近い教会、ツミンダサメバ教会。ここは他よりもずっと厳しく、きっちりスカートとスカーフがないと駄目。ただ外に必ずレンタルの布があるのでご安心を。写真はNGで、中には厳しそうな聖職者の方が静かにいらっしゃいました。孤高の教会。

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こんな山の頂上になんで…と思いますが、やっぱり比叡山とかと一緒で修行や俗世から離れるためにはこういうところで静かに神と共に暮らすのが一番なのでしょうね。観光客が騒がしくしてしまいますが、本来は静謐な場所なのでしょう。眼下にはカズベキの街並みが広がります。

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さて、デリカの駐車には区画があるわけではないので、出るにも一苦労。私の乗った車は、周りを他の車で囲まれてしまい、でるのにあと5cmでぶつかる…!みたいなところをドライバーが頑張っていました。何かのチャレンジみたい。みんな笑ってたけど、ちょっと車をずらしてあげればいいのに(笑)

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麓に戻ったら、最初の車に乗って、下山。もう17時というのに、これからランチでレストランによると言われました(笑)レストランでは好きに食べて、という感じ個々に注文。1時間以上いたかな。香港から来ていた1人旅行者とガイドさんと同じテーブルに着きましたが、まあ、このレストラン、商売っ気がないというか、要領が悪すぎる。なんど、手伝いましょうか?と言いたくなったことか。どうやらガイドも同じ気持らしいけれど、会社が提携しているから、絶対に立ち寄らないといけない…と不満そう。もう時間がかかるのも嫌だし、と思い前菜を1つ注文。そうしたら、これも食べなさいと、ガイドさんが注文したサラダとか、おすそわけがすごかった。しかしよく食べるな…

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よく出会うダンディ。(お茶のマスコットキャラです)

 

私が日本から来たというと、この前日産のリーフとトヨタの車を買ったんだ、日本はすごいね!同じEVでも欧米よりずっと安く買えるように開発してくれる。小さな国なのに創意工夫の国だ、とべた褒めでした。個人的にはジョージアに電気自動車が普及していることが驚きでした。そのうち中国・韓国車がくるよって言っておきましたが、こうやってほめてくれることは単純に嬉しいしありがたいです。恥ずかしい行いはしないようにしなきゃ、私も他の国をもっと知って勉強しなきゃと改めて思います。

因みにジョージアは今、観光立国になろうと頑張っているようです。でもガイドの資格はないから、自分で名乗ったらそうだと。ただ自分は色々なことを説明できるように常に勉強しているし、ロシア語と英語の両方で対応できるのも強み、と言っており、プライドを持って仕事をしている彼が素敵でした。自分もそうやって人に自信を持って言えるように日々過ごしたいな。

結局金曜日のラッシュもあったのか、街の手前で大渋滞。20時過ぎに到着だったかな。

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無理にでも食べればよかったケーキ。旅先で遠慮しちゃだめだ、体重が増えるのが確実でも。。。

 

宿に戻ると、昨日と違うスタッフさんが。彼曰く、アーティストで伝統のダンサーで写真もやるし、ホテルの内装も手掛けていると。自分のやりたいことをやっているという彼も素敵でした。色々な人生があるのよね、私はなんて凝り固まった考えで人生をとらえているのかな、と改めて感じました。

 

3.ジョージアに行こう:トビリシ

2018年7月26日 Day 2続き

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上の教会は人が集まっているけど、入れない?あれ?と思ったら、中で結婚式をしていました。シーズンなのか、この旅行中に何度も教会で結婚式を挙げているカップルを見ました。
小さい教会なので、人を分け入って入るわけにもいかず、横目でちらっと見て、退散。こちらの人はお友達は結構ミニのワンピースで、あんなにドレスコードにうるさいのは日本だけかしら、と思いました。しかし華やかで良い!

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裏の入口にはこっそり有料トイレがありました。使わなかったけど。

 

この時点で、まだ日は高く明るい。夏の旅行の良いところは、日が長いので観光時間が長く取れる、夜でも明るいから治安面で気が楽、なんですが、そのデメリットとしては夜景を見るまでに大分遅くまで待たないといけない。まだまだ日没まで時間があるし、日没ぐらいにロープウェーに乗って上に行きたいな、と思っていたので、さて時間をどこでつぶそうか…

まず、近くにあったハマムに向かうことに。実はトビリシ、温泉が出ていて入れるのです。個室も共同浴場もあるとのことで、まずは明らかな観光温泉エリアで目についたハマムに入ります。

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この奥、左側に入った所のSulphur Bathいうところ。写真を撮り忘れましたが、大きな看板が出ているのですぐ分かる。

受付のおばちゃん、愛想なし(笑)ちょうど満室だったみたいで、30分ぐらい待てば開くとのこと。疲れてたし即OKを出して待機。その間にも次から次へとお客さんがやってきては、満室だとすげなく返されている。待合室には扇風機に、飲み物。しかし半分はビールだ。お風呂にアルコールは悪酔いでは…

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30分かから、前の人が出てきたので、お金を払って入ることに。30分で30ラリ。タオルは2ラリ。マッサージのおじいさんかな?タオル一枚のセクシーな姿で(笑)部屋に案内してくれる。ロシア語でごゆっくりとたぶん言ったのかな、素敵なウインクと共に去るおじいちゃん。

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中はいわゆるテルマエ、と言いたい石造りのデザイン。無駄に彫刻おいてあるし。お湯は、ほのかな硫黄の香り。さらっとしている。しかし銭湯と違って、桶はない。たぶん、こっちで体を洗うのかな?という小部屋があるのみ。お湯の温度はぬるめ。そして深い。泳げる。汗を流してすっきり。いやーこれだけでトビリシに長期間滞在できる。チャンスがなくて、共同浴場には行けなかったんですが、噂によれば数ラリで入れるらしいから、そっちでも全然良いと思う。

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お風呂上りはビール…ではなく、路上のあちこちで見かけるフレッシュジュースを購入。ごくごく飲みたいと思い、大サイズにしたら20ラリ。高っ!

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さて、この後どうしよう、そうだ美術館があるではないか。ガイドブックには20時までやってるって書いてあるし、と美術館を目指すことに。
しかしトビリシの美術館は、自由広場とルスタベリ駅の中間。しかも旧市街から最寄の地下鉄の駅は丘の上。疲れた体を引きづりながら、歩いて美術館に向かいました。

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因みに途中で、客引きのお兄さんにつかまり、カズベキツアーの予約をしました。毎日出発らしく、翌日の予約。道で声をかけられ、OKを出したらちょっと先の建物に事務所があって、そこで支払い。45ラリで、現地で一番上の教会に行きたいなら15ラリ払うとのこと。やけに良心的な価格設定でした。申し込み控えをもらって、次の日は声をかけられたカフェの前で集合とのこと。

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(名前が書いてあるので、そこだけは消します)

 

これで本当の目的だった軍用道路に行ける、と気分はルンルン、でも重い体を引きづりながら美術館へ。さてドアを開けると、警備員さんが申し訳なさそうな顔をしながら、「もう今日は終わりなんだよ…」

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…なんですと?時間は17時40分。20時まで開館は嘘で、18時には閉まるとのこと。ふらふらになりながら出ることに。もうダメ…気力をそがれ、ガレリアで休憩。トビリシではあちこちで見た、スタバもどきでお茶。(疲れていたから全然写真が残っていない)

Coffeesta Coffeeshop

 

ガレリアは一番上にフードコートがあるので、困ったらここに来たら良いです。程よく涼しいしトイレも無料だし。地下にはちょっと高級路線のスーパーもあります。しかし売り場の30%はワインだった(笑)あとはミニソウもありました。小物調達には良いね。

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ぼーっとして(たぶん熱中症)、もういいや、上に行こうと思い、また頑張って歩いてロープウェー乗り場へ。地味にこの距離が長い。

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ロープウェーはメトロのカードが使えます、というかそれを使うことが必須。列はできているけれど、どちらかというとカードを持ってない人がチケットを買う、という列だったかな。持ってる私はサクサクゲートを通り、丘の上へ。この時点で、やっと薄暗くなり始めました。

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やっぱり街の全体を最初に見るのは大事。平和橋と某教会の巨大さが目立つ。。。

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ロープウェー降り場からちょっと歩くと、トビリシの守り女神の像があり、丘の裏側には巨大な庭園が広がっていました。遠くに、おや、日本庭園?疲れ果てていたのでこの起伏を歩き回る元気はなかった。

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ジップライン、やりたかったなー

女神の反対側には城壁が広がっていて、元気な人は上の方に上っていました。私はもう無理…と今の高さで満足。

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あとはもう夜景は今日はあきらめて、ひたすら宿を目指しました。

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ただし途中で気になっていたおしゃれパン屋で朝食調達。アプリコットのパンとベリーのタルト。今見たら、チェーン店だった!

www.entree.ge

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宿には上のベッドに1人来ていました。何で、他のベッドがたくさん空いているのに私の上にくるかなあ・・・

 

2.ジョージアに行こう:イスタンブール→トビリシ

2018年7月26日 Day 2

イスタンブール空港は何度か利用しているので、方向感覚ばっちりです。乗り継ぎ2時間ぐらいだったので、ひとまずラウンジへ。プライオリティパスが使用できるラウンジは、3か所あります。まずはCIPラウンジへ。

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2部屋構成で、一見広く見えるけど、そんなに座席数はないかな。どちらのお部屋にも同じフードメニューがありました。トルコらしいメニュー。

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ちょっと日記を書いてすぐにゲートへ。だいたいイスタンブールから目的地に行くときは、いつも地下の集合ゲートでバスに乗って飛行機に乗るんですよね。90%ぐらいの確率かな。ずいぶん見慣れた風景。短距離フライトだからかな。因みに朝のイスタンブール空港は掃除の時間だったみたいで、どこのトイレも掃除中だから入れない(入口をゴミ箱でふさがれてしまう)。ちょっとは場所によってずらしてよ!と思います。ここが駄目だから少し行った先のトイレ…と思うと、そこも掃除。トイレ難民になっていました。

トビリシ行のCAさんは日本便よりも格段に愛想が良かった(笑)特にお兄さん、最高でした。出発の時にひと悶着機内であったのですが、どうやら隣同士に座れるように、機内で席交換したらしいんですが、非常口の席に小さな子どもが座ることになったらしい。でも非常口は大人じゃないと駄目なんですよね。お兄さんが根気よくどう説明しても、お母さんが納得せず、ずーっと議論していました。なまじ満席だったからややこしかった。

2時間ぐらいのフライトで、朝ごはんが出ました!これも低カロリーメニュー。開けたら白い物体があるから、何かと思ったら卵の白身でした。雑誌で見たことはあったけど、これが噂の白身オムレツ!おいしかったです。

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トビリシ空港は小さくて、降りたらすぐにイミグレでした。どこから来たの?日本。飛行機はイスタンブールからよね。とお決まりの会話をして、無事入国。なかなか荷物が出てこないから、ちょっと焦っちゃったよ。

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ネットで先に調べておいたので、出口を出て両替→出て右端のバス乗り場へ。因みに両替所で、身を乗り出しすぎて、透明の壁に頭を思いっきりぶつけて大笑いされました。バスは人でいっぱいでした。みんな空港から乗るのね。街まではバス停に都度止まるので、やっぱり1時間かかります。でも車窓から見る景色は面白いです。途中、変な建築を早速発見したり。

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バスは1回0.5ラリです。30円ぐらいで、1時間の距離を走ってくれるなんて、バス会社はどうやって利益を出しているのか、非常に心配になる。コインをいれるか、ICカードをかざすとレシートがでるので、それが切符の代わりみたい。バスはきれいなのに、料金箱は妙に古くて、ギャップが面白い。

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今回の宿の最寄駅は、Rustaveliでしたのでその前で降りました。やっぱり頼りになるのはMaps.me。宿はなんと坂の上。こんな坂とは思わなかった、えっちらおっちらバックパックを背負って山登り。

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www.booking.comこの宿は立地もそうですが、値段ときれいさ。この2点は最高でした。ただ、旧市街からは遠くて駅から坂を上るので、最後のほうは帰るのにくたびれましたので、立地を重視する人はちょっと考えたほうが良いかも。

12時すぎに到着。もちろんチェックイン前で、荷物だけ置かせてもらいました。ちょうどお掃除中で、おばあさんが担当されていたのですが、お話するのがロシア語!ここでジョージアはロシアの隣だった、ということが嫌というほど分かったわけです。おばあちゃん、全く私の言葉が通じないのに、がんがんロシア語で話しかけてくる(笑)そしてハグ・キスたくさん!なんかこういう経験、私は多いな。相手は通じなくても気にしないというのが、いつもすごいと思う。私は日本人スマイルでなんとなく相槌をうつけれど。。。こういうのがあると、いつももっと外国語を勉強したいって熱が高まるんだよね。ロシア語もちょっとかじったことがある(笑)とにかく、こうやって歓迎してくれるのは本当にありがたいな、と思うのです。

 

荷物を降りて早速観光へ。まっすぐ宿の横の道を降りると、超おしゃれなホテル!よく見たら、ブルータスに載っていたルームスホテルでした。中に入りづらくて外から見るだけだったけど、1泊ぐらいしても良かったかなー(でも2万ぐらいする気がする)

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まずは交通手段の確保。ルスタベリ駅へ。

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トビリシは必ずICカードを買う必要があります。紙の切符はない。窓口でカード頂戴!というと5ラリと言われます。2ラリはチャージ分だったかな。1回乗ると0.5ラリ取られます。

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ぴっと自動改札を通って、エスカレーターへ。

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いやー久しぶり!このソ連系のエスカレーター!ものすっごく速くて、深いやつ!これ、子どもが怖がっているところは良く見たけど、お年寄り乗れるのかしら?名古屋の栄三越にあるとんでもなく遅いエスカレーターの並べてみたい(笑)

あまりに長いから、ステップに座っている人も良く見ました。反対側のエスカレーターを見ると、帽子が移動しているように見えてぎょっとしたもの。

ホームはこちらもソ連系の、広々としてひんやりして、良く分からないオブジェのあるデザイン性の高いホーム。電車も完全に停止する前にドアが開き始めるおおらかさ。

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まずは1駅先の中心地、自由広場へ。ぐるっと車が回るようになっていて、巨大な建物に囲まれた広場。これもソ連的。パリ凱旋門のところみたいに、四方八方に道が伸びているので、方向感覚が狂う、というトラップでもあります。

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ここから歩いて旧市街を目指すことに。もう太陽は元気いっぱいで、観光はつらいぐらい。

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坂を下りてちょっとした横道に入ると、おしゃれなお店が。絵を並べている人も。

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歪んでる?

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す、寿司?

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仲良し

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路上本屋もたくさんありました。

 

道の最後のほうにレストランが固まったエリアがあったので、13時過ぎていてお腹も減ったので、とりあえず腹ごしらえをすることに。観光地レストランなので、値段は日本と変わらない感じ。

www.tripadvisor.jp

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写真の左端のレストラン。うん、いわゆる観光客向けレストラン。呼び込みのお姉さんは愛想が良かったけど、中の人はあんまりかな。ジョージア料理もありましたが、どっちかというとヨーロッパ料理全般って感じ。やっぱり晴れてるし、と外にしました。木の花が落ちてくるのがちょっと煩わしかった。

ちなみに24/7とはいわゆる24時間営業、お休みなしってやつです。ここはちょうど観光スポットなので、ワインショップとかも、11時から27時までみたいなところがたくさんありました。

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これ、悪魔の食べ物シュクメルリです。ガーリックたっぷり、ディルのさわやかな香り、サワークリームでチキンを煮込んだ料理です。意外にさっぱり。ガーリックたくさんっていいよね。一人で全部食べたので、満腹で動けなかった…全部で28ラリ。1200円ぐらい。

宿からちょっと先に行くと、シオニ教会があります。

www.tripadvisor.jp

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中に入ると、みごとな壁画です。この旅行最初の教会。うわーっと思わず声が出ました。

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そこからさらに歩いていくと、かの有名なI love tbilisiのモニュメント。ここが旧市街の中心地です。

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イヤーあっちいね(スコピエに劣らないくらい、彫刻が街に多い(笑)

街中ではあちこちで警察官がパトロールしていました。治安はとても良い印象でした。

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川と崖と教会というコントラストの風景が素敵な場所で、まずは崖の上の教会へ。途中、10代のバイトが多いのか、たくさんの若い子にボートツアーはいかが?と聞かれました。

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教会に向かうのに、また坂を上る必要があり暑いしふうふう言っていたら、タクシー運転手のおじちゃんがちょっと休んでいけーと階段の日陰を譲ってくれました。

ちなみにトビリシではあちこちで、路駐のタクシーにツアーの垂れ幕をかけて募集している風景をよく見ます。地球の歩き方とかネットで、旧市街に旅行会社がたくさんあるから行って考えればよいよ、というようなアドバイスがありますが、事務所があるというよりは、こういう車とか歩道に募集の広告をたくさん見かけるよ、という意味だと思います。私は最初、HISみたいな旅行会社の事務所が並んでるかと思っていたので、全然見つけられずあれ?って思ったので。例えば下の写真のような。

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運転手のおじさんも、ムツヘタどうか、軍用道路はどうか、と聞いてきたので、軍用道路は一人だったらいくら?と聞いたら、200ラリと言われお断りしました。やっぱり一人でプライベートツアーは非経済的だ…

(次に続く)

 

 

1.ジョージアに行こう:東京観光(笑)

2018年7月25日 Day1

今年はコーカサスジョージアに行くことにしました。栃の心やラグビーでちょっと聞く機会が増えた国。私は、『カーサブルータス』と『バルカンの花、コーカサスの虹』という本を読んで行きたくなりました。

magazineworld.jp

ryokojin.co.jp

スタアラで行きたいなと思っていて、結局条件が良かったのはトルコ航空。ただし成田出発は21時。会社の最終日で定時に出ても、ちょっと厳しい…泣く泣く、翌日のフライトにして、昼間は東京観光に充てることにしました。

 

新幹線で行けばいいんですが、あとちょっと頑張ればANASFCに届くこともあり、ちょっと奮発して飛行機、しかもプレミアムクラスで行くことに。キャー贅沢。

NH86。プレミアムクラスは2席が空席。私の隣も空席。普通席はそこそこ埋まっていたかな。そういえば平日だったけど。7:55発という早い便なので、朝ごはんが出ます。サンドイッチとスープ。食後にはお菓子も。思っていたより軽いメニュー、でも味はおいしいです。やっぱり1時間のフライトには限界があるか。もう少し長距離を飛ばないと、あの雑誌とかに出ているすごいお弁当は出ないのね。そういう意味ではコスパは??

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因みにデザートでもらったアップルティークッキーがとってもおいしかったです。

東京観光なので、羽田に飛びました。羽田を使っても国際線だけだったから、国内線のターミナルは初めてかも。出た瞬間、この光景は見たことないぞ…と思ったので。今度はちょっと時間をかけて空港探索してみたいなあ。

修学旅行ぶり?のモノレールで空港を出発して、国会議事堂へ。これも修学旅行ぶりで、折角だし改めて勉強だ!と行くことにしました。修学旅行はどっちに行ったかな?もう20年以上前なので忘れてしまいましたが、折角の平日なので参議院に行くことにしました。駅を出て目の前に議員会館。すごくきれい。そのお向かいに受付がありました。10時20分ぐらいに到着して、少し早すぎたかな、と思いましたが、このぐらいがちょうどいいかも。受付して、少し離れた建物で待機。40分にはお迎えの方が来ましたので。

因みに待合室にはいかにも議員さんとそのスタッフの方がいらっしゃいました。先生とか呼ばれていましたし、みんなスーツ。ちょっと雰囲気が違う。

荷物検査(鞄の中を見せる方式。コンサート会場の入場みたいな感じ)と、空港の金属探知ゲートを通って受付の地下へ。きれいな展示室がありました。トイレもあり、ここで11時になるのを待ちます。ちなみに展示室は写真OKですが、議事堂内はNG。

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私のグループは、親子1組、大人のソロ参加者が4人、小学生のお友達が1組。こじんまり。見学中は説明を衛士さんがしてくれました。警備員みたいな恰好の方。歌のお兄さんみたいな対応で、イケメンで、どんな質問にも優しく答えてくれました。

会議場は興味深かった。思ったより小さいんですね。内装も今まで1回しか交換していないとか、基本的には建造時のままというのが驚きでした。そして思っていたより修学旅行のことは覚えていない(笑)

最後に外に出てお庭を見て、いわゆる国会議事堂の側面が見られるところに出ておしまい。大人になってもう一回見るのは良いですね、大人の修学旅行。

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そこからは前に何かで見て気になっていた、渋谷のヒカリエへ。ここのd47食堂に行ってみたくて。

www.hikarie8.com

12時半過ぎに行ったら、お目当ての鹿児島定食は売り切れでした。残念。代わりに島根定食でアジの干物を食べました。ふっくらしていて、塩味が効いていて、おいしかった!ご飯も甘かったな。この食堂は毎月メニューが変わって、変わった地方のごはんも食べられるので、東京にいたら毎月通いたい。周りの席を見ると、デザイン系のお仕事の人も多いみたい。おしゃれな人がたくさんいました、さすが東京。

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この後は、うーん行きたいところがあったのですが、ちょっと暑くて、ばててきたのと、意外に時間がかかりそうだったので、近場で最近オープンした日比谷ミッドタウンに行くことに。地下はヨーロッパみたいなちょっと重厚寄りのおしゃれな空間になっていました。オサレパン屋があったので、ちょっと購入。

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地上階に上がるとおしゃれなカフェやらショップやら。そりゃこんなおしゃれなら、映画のジャパンプレミアムとかやるよねー。

あとは東京オリンピックのグッズ売り場とか。

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ここからのんびり歩いて、東京駅へ。ここから成田空港へはバスで移動しました。いくつか会社がありますが、私が使ったのはアクセス成田。

accessnarita.jp

ここのは圧倒的に便数が多いし、東京駅の八重洲口目の前なので、変に歩かなくていい。目の前に停止していた便に飛び乗りました。1時間ぐらいで成田到着。まずはシャワーを浴びて、荷物、wifiを受け取っていたらちょうどカウンターが空きました。出発の3時間前ぐらいに開いたかな?

因みに空港内をうろうろしていたら、なんと某番組(海外の人に日本に来た理由を聞く)のインタビューをしているところを発見。本当にやってるんだねー。

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出国して、折角なのでプライオリティカードで入れるKALラウンジへ。ちょっと離れているのよね。しかも今は周辺が工事中でした。

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中はカップめんとかパンとかおむすびとか。ホットミールとかはないシンプルなラウンジ。とても静かでした。電源がちょっと見つからなくて、すぐに出ました(笑)因みに、KALラウンジのすぐ外の机には電源がたくさんありました。こっちでもOKかも。

トルコ航空は20分前倒し(笑)で、ゲートには早々に行きました。添乗員さんらしき人が、「トルコの方は時間ぎりぎりに来る人が多いので、早めておくらしいですよ。」と説明していました。そうなのか。

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ここで写真がないのですが、なんとすごいことが。目の前をなんか見覚えのある人が歩いていく…あれ?長友選手?周りの人は全く気付いていなくて、数人の人があれ?そうじゃない?と。有名人をこんな目の前で偶然見るなんて、初めて!2-3人のスタッフらしき人と一緒に歩いているだけで、オーラを完全に消している状態。思っていたより小柄でした。

TK53。今回、往復ともに同じ席を指定したのですが、これはちょっとお勧めできない場所でした。具体的には40H。席表では、目の前にトイレがあって非常口前だったのですが、実際にはトイレがなく、ギャレー。しかも食事の準備の時からカートの出入りが激しい。非常口を取るのなら窓側をお勧めしますし、もっと数字の若い方が良いです。ちょうどはざまなので、サービスも忘れられてしまうこともありました(苦笑)

今回はトルコ航空の低カロリー食を選択。食事は2回。

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チーズがなかった…しくしく

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何かと思ったら、オムレツの上にチキン。

 

6. アイルランドに行こう:ダブリン→日本

2018年1月2日 Day 5

実は帰りの飛行機の時間が早くて、夜はずっとベッドで起きていました。スマホ万歳。

3時ぐらいに宿をチェックアウトして、バス乗り場へ。こんな夜中なのに、若者が結構うろうろしている。道も大通りなので、思っていたより明るい。

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エアコーチの乗り場でうろうろしている人が多くて、場所に迷うことはないと思います。別の方向のエアコーチが行ってしまった後、空港行が来ないな、と待っていたらタクシーが華麗に到着。タクシーの運転手が、一人7ユーロでシェアで載せてくれるということで、ありがたくその申し出を受けることに。合計4人で乗ったかな。

空港は5時ぐらいからばんばん便が出ている。流石ライアンエアーのお膝元。因みにKLM名義とAF名義の違う便が、同じぐらいの時間に出るので、ちょっと注意かな。

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空港の中は、荷物チェックのすぐ後にすごくおしゃれなカフェがあります!おいしそうなにおいにつられて、つい超早い朝ごはんを食べることにしました(笑)

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シナモンロールとサラダ。周りを見ると、4時なのにすでにビールの人も。うらやましい。

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AF1017のダブリン→パリは満席で、ちょっと気流が悪かったのか、途中はジェットコースター状態でした。個人的には楽しかった。

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初めてのシャルルドゴールは、古さを感じる空港。しかし巨大な空港だね。

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せっかくなのでプライオリティカードが使えるラウンジに行ったんですが、はっきり言って全くよくない。飲食は自動販売機の有料(お茶とか水のみフリー)。しかも場所は端っこ。すごく歩いたよ。

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しかもこの日は自動販売機も壊れていた。。。

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ホテルと一体になっているので、ホテルとして使いたい人向けなのかな。子どもも走り回り、むしろラウンジ前にあるFreeのラウンジチックなところのほうが居心地良さそう。

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ほら!こっちのほうが落ち着くよ。

 

草々に離れて、シェンゲンエリアを抜けると、広々としたスペースがあります。Paulがあったので、久しぶりに食べることに。なんていうか、食べすぎねワタシ。

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AF276で帰国。

エールフランスは初めてだったのですが、個人的にすごく楽しみにしていたのが、オプションの機内食だったんです。

www.airfrance.co.jp

事前注文でお金を追加で払えば、全然違う機内食がたべられる。ネットの予約画面でわくわくしながら注文する予定が、この便がたまたま対象外だったのか、何が原因だったのか、良く分かりませんが、注文できませんでした。お正月だったのがいけなかったのか…ああ、超こってりフランスガストロノミーを体験してみたかった…よって、普通の機内食の写真を貼って終わります。

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普通のミカンが出てビビった。白身魚だったかな、たしか。あと意識高い系のサラダ。見た目に反しておいしかった。

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なぜパンが2つ…しかもKLMと違って冷たい。固いパンは個人的に好きだけどさ。あとは外国らしい、リンゴのムースみたいなやつ。思っていたよりおいしかったよ。

 

厳しいことを言うと、KLMのほうが圧倒的に機内食は良かった。うん。ガストロノミーの国よ、頑張れ。

5. アイルランドに行こう:ダブリン

2018年1月1日 Day4

あけましておめでとう、2018年。紅白もおせち料理もないお正月。

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アイルランドの名物に朝食があるのだけど、さすがにお正月はカフェとかやってないよなー食べられないよなーと思いつつ、朝の散歩で宿の前の川沿いを歩いたら…見つけちゃいました。なんと日本ではあるまいし、お正月の朝から開いているカフェ!

www.tripadvisor.jp

メニューはいくつかありましたが、迷わず「Big breakfast」を注文。血のソーセージは無いけれど、Irish breakfastといえばの品々が運ばれてきました!

 

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トースト、スクランブルエッグ、豆、ソーセージ、ハム…やっぱり野菜がない。

 

私が一番最初のお客でしたが、そのあと観光客らしき人たちがちょっとずつ入店。(だってみんな同じメニューを頼むんだもの)。やっぱりお正月の朝からご飯が食べられるところは少ないよね…

そこから今日から2日間はダブリンパスを使って観光。まずは無料で乗れるHop on/offバスに。ツアリストインフォ前の出発地点で、始発に乗る。さすがにここでも乗客は私のみ(笑)寒いのにオープントップの2階に乗る観光客。

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そして撮影タイム(笑)上から見る街並みも違った感じで面白いですよね。この観光バスは世界あちこちにありますが、イヤホンをつなげれば説明を聞くことができるのも良いですよね。ばっちりユリシーズのレモン石鹸を売っている場所では、説明が入りました(笑)

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誰も外に出ていない…

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しかし寒い。そうしていたら、銀行前のバス停に止まったら全く動かない。15分ぐらい待ったかな…時間調整だったのかもしれない。だって誰も乗ってこないんだもの。しびれを切らして降りたら、下にいたスタッフのお兄さんがびっくりしていたので、乗客がいないと思ったんだなきっと。

そこからはもう歩いていくことに。まずはクライストチャーチ大聖堂(https://christchurchcathedral.ie/)へ。

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今年の初詣のお相手はイエス様でした。やっぱり観光客はいない(笑)しんとした中での見学。

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ゴシックのおどろおどろしさに加えて、地下室には怖い像や猫ネズミのミイラ。いやーお化け屋敷かしら。

 

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クリスマスツリーはいつまで残していいのだろうか。。。

 

ずーっと一人で見学して、神父様の優しい笑顔と別れを告げて、次はキルメイナム刑務所へ。新年からなんという見学コースだ(笑)

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到着したらノリのよい守衛さんが、チケット持ってるか、まだならこっちで予約だ、と親切に教えてくれて、一緒になったご夫婦とにっこり。ああ、こういう見ず知らずの人との言葉もないふれあいが、私は大好きです。

到着の30分後のツアーに参加となり、それまでは展示物を見たり、カフェをのぞいたり。

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展示物は図面とか写真が多かったかな。2,3の小部屋だったので時間をつぶすにも限度あり。

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入口の目の前の場所。ここが集合場所。

 

ガイドさんは若い男の人で、1チーム20人ぐらいだったかな。ずーっとガイドさんが話をしながら、刑務所内をぐるぐる歩いて回ります。言語はもちろん英語。最初に「世界各国から観光客が来るし、訛りもあるのが分かるから、もし難しかったりわからないことがあればいつでも聞いてほしい」と前置きをしたうえで話し始めた姿勢というのに、少し感心しました。敢えてこういうことを言ってくれることって、意外にない。

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説明してくれたホール。囚人の一人は、処刑の直前にここで結婚式を挙げたとのこと。

 

説明をしてくれた内容を挙げてみると、

・貧困による盗みなどでつかまる人も多かった。

イースター蜂起

・刑務所の成立過程と、何が起きたのか。

・東西の建物で全く作りが違う。

政治犯の部屋には、必ず名前が掲げられていた。

・首つりのほうが苦しまないから人道的(?!)

・西側の建物は見事な多層階構造で、地下で食事を作っていた

やっぱりアイルランドの歴史をある程度分かったうえで訪問するのをお勧めします。そしてやっぱり寒い。

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歩きながら撮影したから、ぶれぶれ。初期の部屋。

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後からできた部屋。

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部屋の上の名札。

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圧巻の独房。

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中も見られます。

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最後は結構な広さの展示室があって、自由解散。全部見るのは疲れちゃうので、やっぱり流し読み。

 

さて、ここからお待ちかねのギネス工場へ向かうことに。実は刑務所へ行く途中に通過するのですが、工場の大きなこと。巨大な建物がどーんとある独特の風景にのまれそう。

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因みにダウンタウン→ギネスは、バスがちょうど入口前に停止するので良いのですが、その逆になると、工場の前に止まってくれず…高速道路を挟んだ反対側にバス停があります。しかもこのギネス工場の入口は坂の上。ビールを飲むために!頑張って坂を上りました。

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駅の前を取って、動物園のある公園を通過してくれるので、車窓は楽しい。

 

流石一大観光地。お正月でも観光客でいっぱいでした。博物館になっているのですが、ギネスがどのように作られるのか、企業のポリシーを、とにかく派手にお金をかけて展示しています。どちらかというと、半田市にあるミツカンの工場見学を思い出す感じです。

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入口。

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水は命。

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ホグワーツでしょうか。

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途中のフロアに行列があったので、ふらふらと行ってみました。どうやらテイスティングができる体験型ルームみたい。中に入ると、部屋の四隅にテーブルがあって、それぞれから煙が…近づいて香りをかぐと、すべて香りが違うんです!ホップの加工の違いにより、香りもこんなに違うのよ。と説明がありました。

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しかし参加者のみんなは、この説明の後に振る舞われるであろう試飲に気もそぞろ(笑)小さいグラスに入ったギネスが配られて、隣の部屋へ。実はお勧めの飲み方があるとのこと。温度は5-7度、口に入れたら3秒は口内にとどめて。甘さ→苦味→香りの3段階の味わいが感じられるとのこと。

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実は私、ギネスビールを初めて飲んだんです(え

黒ビールって独特の味と香りでちょっと苦手だったんですが、改めて飲んでみると、おいしい!この焦げた感じの味わい、私大丈夫!

展示の最後は、ギネスの歴代の広告の展示。シュール…

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それからコース最後にギネスアカデミーというのがありました。

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因みにチケットにはギネス1杯無料券がついていて、展望フロアで飲むか、アカデミーで使用ができます。せっかくなので、ちょっと行列になっていましたが、アカデミーに参加しました。

ここはギネスの美味しい入れ方を教えてくれて、自分で入れてみよう!というアトラクション。15-20人ぐらいで1グループになって、お兄さんが入れ方の説明をしてくれて、そのあとに自分でサーバーから入れてみる、というもの。

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コツは結構当たり前のことでした(笑)よくグラスを冷やして、そそぎはじめは45度の角度、入れるのしたがって立てていって2-3分まってから、最後に足す。嬉しいことに、入れたら名前入りの記念証をプリントアウトしてくれます。

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その場で飲むのもよし、上の階に行ってレストランや展望台で飲むのもよし。

私は昼食がてらカフェに行くことにしました。

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やっぱり来たからにはこれを食べなければ、と思いギネス入りシチューとギネス入りチョコムース。ギネスずくしだけど、全く味は分からなかったYO!普通においしかったです。

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展望台は良い眺めだけあって、混雑気味。1周して、1階のお土産やを冷やかして(特にいいものはなかった)、まだ時間的に行けそうだったので、ウイスキーを飲みに行くことに!

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マップによるとウイスキー見学場所は2か所あるのですが、ルート的に時間に間に合いそうなのが、Jamesonだったのでそちらへ。こちらは製造はしていないくて、会社の歴史とか、ウイスキーとは何ぞやといった感じの展示。こっちもギネスの展示寄り。(もう一つのほうは醸造所らしいので、製造を見たい場合はそっちのほうを見学したほうがよいかも。)因みに、Jamesonは、ロゴとか展示がとにかくかわいい。

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まずツアーチケットを手に入れて、集合時間まで待つことに。

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私は単なる見学ツアーでしたが、テイスティングクラスとかブレンドクラスとか、いくつかありました。約15分ごとにツアーがあったので、焦らなくても大丈夫。因みにネットで予約も可能です。

私のグループは若いかわいいお姉さんがガイド。最初に会社の歴史などを展示した部屋で10分ぐらい自由見学で、その後プロジェクションマッピングを使用した会社の紹介。ちゃんとグループの人とコミュニケーションを取りながら進めているお姉さんは、すごいと思いました。毎回違うリアクションに合わせていくんですよね。私もああなりたい。

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展示室。

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まずは会社概要。机の上に映像が流れます。

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次は作り方。プロジェクションマッピングで見事なプレゼンテーション。これは本当に驚いた。

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色々な違いを実物で確認。

 

説明が終わると、次の部屋に移動。そこには1人に3つのウイスキーが置かれています。ウイスキーが地域によってどう違うかを飲み比べるのです。比較対象はスコッチとアメリカ製ウイスキーウイスキー自体は飲むけど、こんな飲み比べはしたことがなかったから、こんなにも違うのかと驚きました。私の舌でもスコッチはスモーキーで、アメリカは甘いということが分かりました。

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このテイスティングでガイドは終了。そのあとはお決まりのショップ(笑)結構買ってる人が多かったな。私は荷物になるし日本でも買えるのでスルー。

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フリードリンク1杯がついていて、おすすめはオリジナルカクテルのウイスキージンジャーライムということだったので、それを頼みました。うん、ジンジャーエール割かな。

 

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入口にはバーもあって、飲んでる人もたくさん。私はそんなにアルコールに強くないので、テイスティングやらギネスやらカクテルやらで、お腹が一杯。翌日も出発が早いので、ホテルに戻って寝ることに。いやーよく飲んだ。

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