2.ジョージアに行こう:イスタンブール→トビリシ

2018年7月26日 Day 2

イスタンブール空港は何度か利用しているので、方向感覚ばっちりです。乗り継ぎ2時間ぐらいだったので、ひとまずラウンジへ。プライオリティパスが使用できるラウンジは、3か所あります。まずはCIPラウンジへ。

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2部屋構成で、一見広く見えるけど、そんなに座席数はないかな。どちらのお部屋にも同じフードメニューがありました。トルコらしいメニュー。

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ちょっと日記を書いてすぐにゲートへ。だいたいイスタンブールから目的地に行くときは、いつも地下の集合ゲートでバスに乗って飛行機に乗るんですよね。90%ぐらいの確率かな。ずいぶん見慣れた風景。短距離フライトだからかな。因みに朝のイスタンブール空港は掃除の時間だったみたいで、どこのトイレも掃除中だから入れない(入口をゴミ箱でふさがれてしまう)。ちょっとは場所によってずらしてよ!と思います。ここが駄目だから少し行った先のトイレ…と思うと、そこも掃除。トイレ難民になっていました。

トビリシ行のCAさんは日本便よりも格段に愛想が良かった(笑)特にお兄さん、最高でした。出発の時にひと悶着機内であったのですが、どうやら隣同士に座れるように、機内で席交換したらしいんですが、非常口の席に小さな子どもが座ることになったらしい。でも非常口は大人じゃないと駄目なんですよね。お兄さんが根気よくどう説明しても、お母さんが納得せず、ずーっと議論していました。なまじ満席だったからややこしかった。

2時間ぐらいのフライトで、朝ごはんが出ました!これも低カロリーメニュー。開けたら白い物体があるから、何かと思ったら卵の白身でした。雑誌で見たことはあったけど、これが噂の白身オムレツ!おいしかったです。

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トビリシ空港は小さくて、降りたらすぐにイミグレでした。どこから来たの?日本。飛行機はイスタンブールからよね。とお決まりの会話をして、無事入国。なかなか荷物が出てこないから、ちょっと焦っちゃったよ。

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ネットで先に調べておいたので、出口を出て両替→出て右端のバス乗り場へ。因みに両替所で、身を乗り出しすぎて、透明の壁に頭を思いっきりぶつけて大笑いされました。バスは人でいっぱいでした。みんな空港から乗るのね。街まではバス停に都度止まるので、やっぱり1時間かかります。でも車窓から見る景色は面白いです。途中、変な建築を早速発見したり。

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バスは1回0.5ラリです。30円ぐらいで、1時間の距離を走ってくれるなんて、バス会社はどうやって利益を出しているのか、非常に心配になる。コインをいれるか、ICカードをかざすとレシートがでるので、それが切符の代わりみたい。バスはきれいなのに、料金箱は妙に古くて、ギャップが面白い。

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今回の宿の最寄駅は、Rustaveliでしたのでその前で降りました。やっぱり頼りになるのはMaps.me。宿はなんと坂の上。こんな坂とは思わなかった、えっちらおっちらバックパックを背負って山登り。

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www.booking.comこの宿は立地もそうですが、値段ときれいさ。この2点は最高でした。ただ、旧市街からは遠くて駅から坂を上るので、最後のほうは帰るのにくたびれましたので、立地を重視する人はちょっと考えたほうが良いかも。

12時すぎに到着。もちろんチェックイン前で、荷物だけ置かせてもらいました。ちょうどお掃除中で、おばあさんが担当されていたのですが、お話するのがロシア語!ここでジョージアはロシアの隣だった、ということが嫌というほど分かったわけです。おばあちゃん、全く私の言葉が通じないのに、がんがんロシア語で話しかけてくる(笑)そしてハグ・キスたくさん!なんかこういう経験、私は多いな。相手は通じなくても気にしないというのが、いつもすごいと思う。私は日本人スマイルでなんとなく相槌をうつけれど。。。こういうのがあると、いつももっと外国語を勉強したいって熱が高まるんだよね。ロシア語もちょっとかじったことがある(笑)とにかく、こうやって歓迎してくれるのは本当にありがたいな、と思うのです。

 

荷物を降りて早速観光へ。まっすぐ宿の横の道を降りると、超おしゃれなホテル!よく見たら、ブルータスに載っていたルームスホテルでした。中に入りづらくて外から見るだけだったけど、1泊ぐらいしても良かったかなー(でも2万ぐらいする気がする)

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まずは交通手段の確保。ルスタベリ駅へ。

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トビリシは必ずICカードを買う必要があります。紙の切符はない。窓口でカード頂戴!というと5ラリと言われます。2ラリはチャージ分だったかな。1回乗ると0.5ラリ取られます。

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ぴっと自動改札を通って、エスカレーターへ。

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いやー久しぶり!このソ連系のエスカレーター!ものすっごく速くて、深いやつ!これ、子どもが怖がっているところは良く見たけど、お年寄り乗れるのかしら?名古屋の栄三越にあるとんでもなく遅いエスカレーターの並べてみたい(笑)

あまりに長いから、ステップに座っている人も良く見ました。反対側のエスカレーターを見ると、帽子が移動しているように見えてぎょっとしたもの。

ホームはこちらもソ連系の、広々としてひんやりして、良く分からないオブジェのあるデザイン性の高いホーム。電車も完全に停止する前にドアが開き始めるおおらかさ。

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まずは1駅先の中心地、自由広場へ。ぐるっと車が回るようになっていて、巨大な建物に囲まれた広場。これもソ連的。パリ凱旋門のところみたいに、四方八方に道が伸びているので、方向感覚が狂う、というトラップでもあります。

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ここから歩いて旧市街を目指すことに。もう太陽は元気いっぱいで、観光はつらいぐらい。

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坂を下りてちょっとした横道に入ると、おしゃれなお店が。絵を並べている人も。

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歪んでる?

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す、寿司?

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仲良し

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路上本屋もたくさんありました。

 

道の最後のほうにレストランが固まったエリアがあったので、13時過ぎていてお腹も減ったので、とりあえず腹ごしらえをすることに。観光地レストランなので、値段は日本と変わらない感じ。

www.tripadvisor.jp

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写真の左端のレストラン。うん、いわゆる観光客向けレストラン。呼び込みのお姉さんは愛想が良かったけど、中の人はあんまりかな。ジョージア料理もありましたが、どっちかというとヨーロッパ料理全般って感じ。やっぱり晴れてるし、と外にしました。木の花が落ちてくるのがちょっと煩わしかった。

ちなみに24/7とはいわゆる24時間営業、お休みなしってやつです。ここはちょうど観光スポットなので、ワインショップとかも、11時から27時までみたいなところがたくさんありました。

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これ、悪魔の食べ物シュクメルリです。ガーリックたっぷり、ディルのさわやかな香り、サワークリームでチキンを煮込んだ料理です。意外にさっぱり。ガーリックたくさんっていいよね。一人で全部食べたので、満腹で動けなかった…全部で28ラリ。1200円ぐらい。

宿からちょっと先に行くと、シオニ教会があります。

www.tripadvisor.jp

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中に入ると、みごとな壁画です。この旅行最初の教会。うわーっと思わず声が出ました。

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そこからさらに歩いていくと、かの有名なI love tbilisiのモニュメント。ここが旧市街の中心地です。

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イヤーあっちいね(スコピエに劣らないくらい、彫刻が街に多い(笑)

街中ではあちこちで警察官がパトロールしていました。治安はとても良い印象でした。

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川と崖と教会というコントラストの風景が素敵な場所で、まずは崖の上の教会へ。途中、10代のバイトが多いのか、たくさんの若い子にボートツアーはいかが?と聞かれました。

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教会に向かうのに、また坂を上る必要があり暑いしふうふう言っていたら、タクシー運転手のおじちゃんがちょっと休んでいけーと階段の日陰を譲ってくれました。

ちなみにトビリシではあちこちで、路駐のタクシーにツアーの垂れ幕をかけて募集している風景をよく見ます。地球の歩き方とかネットで、旧市街に旅行会社がたくさんあるから行って考えればよいよ、というようなアドバイスがありますが、事務所があるというよりは、こういう車とか歩道に募集の広告をたくさん見かけるよ、という意味だと思います。私は最初、HISみたいな旅行会社の事務所が並んでるかと思っていたので、全然見つけられずあれ?って思ったので。例えば下の写真のような。

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運転手のおじさんも、ムツヘタどうか、軍用道路はどうか、と聞いてきたので、軍用道路は一人だったらいくら?と聞いたら、200ラリと言われお断りしました。やっぱり一人でプライベートツアーは非経済的だ…

(次に続く)