9. バルカン半島(西側)に行こう: アブダビ、ドバイ

2017年7月30日 Day9

無事定刻でアブダビ空港到着。乗り継ぎ時間は、ドバイ観光に充てることに。

まずは空港に荷物を預けます。。写真はないですが、Buggage claimの出口のところが、下り坂になっているんですが、その手前に、看板に荷物預かりはこっち、っていう看板がでています。でも出口らしきところはない。大体職員の人が常にいるので、こっち?と聞くと、秘密の扉(というほどではない)を開けてくれます。するとすぐに預かり所あり。1日で30AED。

ドバイに行きたい場合、エティハド航空の乗客であれば無料でドバイ⇔アブダビシャトルバスを利用できるんです。ただし、24時間前までの事前予約必要。エティハドのウェブサイトで予約可能です。実は、これ知っていたのでラッキー利用しようと思っていたのですが、結局できず(笑)

なぜかというと、今回の復路はベオグラードアブダビはエアセルビアアブダビ→名古屋はエティハド。こういう場合に無料シャトルバスは、ドバイ→アブダビという、帰ってくるときの便しか適用されない模様。何度やっても予約できず。予約時に全然わかっていなかったワタシ。あれーおかしいなあ、アブダビ発がないぞ…と良く分からず、勝手にドバイ行もあると思って、アブダビ→ドバイの時間帯で予約を入れてしまったのです!!でも予約上はドバイ→アブダビのルートですから、もちろんそんな時間に乗れない。しかも厄介なことに、予約の変更はウェブ上ではできない。(電話では受け付けるのかな。国際電話を掛ける気がなかったので、止めました。)お気を付けあそばせ。

 

で、しょうがないので市内のバスターミナルまで、タクシーで移動。流石お金持ちの国、タクシーは超安心です。片道85AED。バスターミナルは広々としていて、人も少ない。チケットカウンターには、ドバイ行はこちら、と分かりやすく書いてあるので迷うこともありません。優しいおじさまが対応してくれますよ。

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随時バスは出ているらしいですが、1時間以上はかかるため、朝食をターミナル内の売店で補充。ツナサンドイッチ。陽気なお兄さんが対応。

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目の前に止まっていたバスに乗り込みます。

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座席は自由ですが、アラブらしいなと思ったのは、バスの前方は女性専用シート。5-6列ぐらいかな。後ろに男性陣。冷房ガンガンで快適。太陽がまぶしいので、カーテンを閉めており、見事に車窓を見る間もなく寝ました。

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ドバイには2か所バスターミナルがあるらしいですが、私が乗ったバスは、屋外のバスステーションに到着しました。

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外は灼熱。これぞアラブ。バスステーションの目の前には大きなカルフールがあり、道の向こう側にはメトロの駅がすぐにありますので、ちょっと歩くのを我慢すれば、快適な環境に入れます。

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どうやらドバイのメトロは、日本企業が関わっているみたい。とっても馴染のある、タッチパネルの券売機にゲート、案内表示板。因みに行く場所が限られている方は、都度チケットを買ったほうが安く上がると思います。1日券もあって、私はそっちを買ったのですが、よく見たらそんなにたくさんの回数を乗らなかったので、もったいなかった。因みに、無賃乗車は厳しく罰せられるようです。なんと乗っている間に、検札があったので。こういうのって、メトロみたいな近距離電車では、ルール上あっても、実際に切符を検められることって、ほぼないと思うのですが(ヨーロッパとか改札がない国でも)、ドバイはあった!突然言われてびっくりしました。

 

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メトロは女性専用車両もあるし、普通の車両でも、端っこに女性専用エリアが設けられているところもあります。明確に線が床にもひかれていて、男性エリアは混雑していても、線の向こう側はスカスカ、という光景も見受けられました。もちろん、女性は男性エリアに乗るのもOKです。因みに、あわてて飛び乗った車両が男性車両で、3つぐらいの区間だからいいや、って立っていたら、男性に座りなさいと席を譲ってもらいました。(レディファーストなのか、むしろ男性エリアに女性はトラブルになりやすいから、座ったほうが良いと言ってくれたのか。ちょっと勘ぐってしまいました。)

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ドバイに行ったら絶対行こうと思っていたのは、もちろんブルジュファリハ!そこでまずはドバイモールへ。ブルヒュファリハは、事前ネット予約が必須です、だって入場料が格段に安くなるんですもの。しかし、時間指定があったり、注意は必要です。私の予約の時は、どの時間帯も空いていました。因みにスカイツリーと同様に、展望台の行けるレベルが選べます。本当に1番高いレベルは148F。その下に、124-125Fがあります。もちろん入場料が格段に違います(笑)148Fに行く場合は、ネット予約で、大体525AED。124Fで良い人は、210AED。倍以上です。でも、124Fは高さ452mでほぼスカイツリーの高さですが、148Fは555m。どうせもう来ることはないと思ったので、お金に糸目はつけず、148Fを予約しました。

Home | Burj Khalifa

 

ドバイモールはメトロの駅から、10分くらい歩きます。ひたすら、動く歩道と連絡通路を。ただ、横の窓から高層ビル群が見えるので、あんまり飽きませんでした。ちらちら見えるブルジュハリファで嫌が応にも気分は高まります。あ、ちなみにメトロの駅の改札前にもモール内にも、両替所がたくさんあるので、AEDがなくても大丈夫です。

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ドバイモールはさすがに広くて、しかもネットで見ると展望台の入口に止まるエレベーターが見つけづらいということで、迷わずネット情報の通りに歩きました。(下記を参考しました。大変参考になりました、ありがとうございます!)

ブルジュ・ハリファ(At the Top)への行き方・・・伝授します( *´艸`) ○゜*。゜旅*詩。゜*。○

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チケットを引き換える必要があり、まずは引き換えてからモールをぶらぶらしようかと思っていたら、この日は空いていたらしく、「次の回が空いているから、時間変更する?」と提案され、そのまま入場することに。夕日とか時間帯にこだわりがなかったので、ラッキー。148Fの人はVIP待遇なので、時間が来るまで入り口横の特別室で待ちます。秘密のドア、再び。中にはソファがあり、給仕のお兄さんが、デーツとアラビアコーヒーをふるまってくれます。私が一番乗りだったみたいで、ちょっといたたまれない。はいそさえてぃーの人は、当然のごとく振る舞うのでしょう(笑)そのうちどんどん人が増えてきました。全部で、20人ぐらいだったかな。中には8人ぐらいの家族で来ている方もいて、一体全部でいくら支払ったのか…

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時間が来ると、説明兼案内係の女性がやってきて、チケットの確認と簡単な説明を始めます。荷物チェックも厳しく、なぜか水以外の飲食物は没収らしいです。展望台の掃除のため??途中、色々と説明をしながらエレベーターに進みます。例えば階段で降りると9時間かかるとか。

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エレベーターは流石の高低差。耳がキーンとなります。降りると目の前にソファのあるくつろぎ空間があり、飲み物とお菓子で歓迎されます。因みにお代わりできました(笑)

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風景は、さすが!の一言。町並みは霞んで、日本みたいに遠くのほうまで見えるわけではないです。高層ビル群や道路を見下ろしてみると、人工的なんだなっていうのがひしひしと感じられます。この砂漠の中によくぞ作った!という感じ。

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30分もいたかな?下に降りるのはもう自由で、エレベーターを待っていたら、イケメン職員さんに話しかけられました。来年日本に観光に来るとのことで、色々話しました。日本に好意的なことはとてもありがたいね。

124Fから見るを、一気に地上に近くなったことが分かります。この差は大きい。こちらは観光客が多かったです。お土産物やさんもあるし。

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ここからエレベーターで降りて、出口に行く間に、どのように建設されていったのか、という過程の説明があります。何が大変だったって、上空の風との戦いだったらしいです。世界各国の企業の力を集結して建てられた、バベルの塔って感じかしら。(高さはどんどんぬかされるみたいですけど。。。) 
NHKアラビア語講座でも映像が流れましたけど、こんな灼熱の屋外でよくぞ工事したな、というのが一番の驚きです。人間ってすごい。

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長くなるので、分けます。