4.ヨルダンに行こう:マダバ、ネボ山、死海

2011年7月30日 Day5

朝のキャンプ地。日本でもキャンプで迎える朝は、何かいつもと違う感じがします。時間の流れかな?気持ちが妙に凪いで、すべてがポジティブに感じられる。

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朝ごはんはシンプル。昼ご飯や夜ご飯との違い!

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再度、砂漠のハイウェイをひたすら走る。この時になってくるとお互いに話すこともなくなり無言…私も遠慮なく寝ていました。

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Gさんは眠気覚ましに、歌をうたって、BGMはダンスミュージック。(最終日に彼のおすすめBGMのCDをもらいました)

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実はこの日はGさんの姪が高校の卒業テストだったらしく、そわそわしていました。ヨルダンでは、このテストが大学進学に関係するらしく、親戚みんなで心配しているとのこと。結果は後日なのに、ひっきりなしに彼の携帯に親戚から電話がかかってきました(笑)あとは、旅行社にも定期的に連絡を取っているようでした。彼曰くヨルダンは国立大学は1校のみ。あとは私立が100以上。しかもテストの結果が悪ければ留年もあるとのこと。厳しいなあ。

そういえばもうすぐ?(すでに?)ラマダンの時期ということがあって、そういう話もGさんとしました。子供たちは無理にする必要がないけど、娘は今年頑張るといっているとか。文化の違いだなーと興味深かったです。

マダバの街は、キリスト教イスラム教の混在したにぎやかな街。

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オリーブがたくさん植えられていました。聖ジョージ教会は美しいフレスコ画とモザイクがたくさんあって、床もモザイク画。比較的新しいものもあったかな?

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そこからモザイク制作場所を見学。障害のある方が一心不乱にモザイク画を作成していました。2-3か月かかって1つの作品が完成するとのこと。モザイクっぽく見せる方法として、ペイントを上から削って作るものもあるらしい。勉強になる。

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それからここはお土産物屋もあって、ついハンドクリームやお茶を買ってしまった。お店のおっちゃんが面白くて、チャイにミントの葉をこれでもかというくらい入れてくれてごちそうしてくれました。こうすればいいのか!

ここからネボ山へ。

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約束の地を見渡す山。

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昔の人はこの標高差を登ってきたの?と思うくらい高いところで、くらくらします。

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静かで何もなくて、聖書の時代は一体どうだったのだろうか、と想像もつかないです。

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ここから死海へ。

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3.5ディナールでロッカーを借りて、水着に着替えて死海へ。

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恐る恐る水の中を進んで水面がひざぐらいの高さになると、もうあまりの浮力に足元がおぼつかなくなるのが不思議で仕方がなかったです。うっかり舐めたら、しょっぱいを通り越して苦い。新聞を広げている写真が有名だと思うのですが、あれは嘘ではない。ありえない浮力で本当に不思議でした。

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さすがにこの塩分は危険らしく、顔はつけないこと!という看板があちこち。でもミネラル豊富なので、もっと時間があればスパとかあるんだよーとのこと。皮膚病とかにも効くらしいです。

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うっすら見える対岸はもうイスラエル。頑張って泳いだら、国境なんてすぐ超えてしまいそう。そんな距離感での分割か…と歴史の苦い部分を感じました。

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マレーシアからの団体さんが多かったですが、やっぱり肌を出すのはだめなのか、見るだけでした。どうだった?とお姉さんに聞かれたので、すごいよー!と感想を共有しましたが。

 ここからアンマンへ帰ります。

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ホテルはイビス。

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ホテルは近代的で変な感じ。首都は車が多いし、やっぱり都会。夕食はホテルで。結局、街散策はできませんでした…レセプションの世界時計は4か所しかないのに、なぜかアジアは東京。北京とかじゃないんだ、と驚きました。部屋でずーっとテレビを見ていました。海外のテレビはチャンネル数が多いし、思わぬ面白い番組と出会えるから実はこう好き。

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