2018年7月29日 Day5
今日は朝ごはんを絶対に外でたべるぞ!と思っていたので、8時に出て、ぶらぶらすることに。
1泊ぐらいしても良かったかも、おしゃれホテル。
やっぱり彫刻。
Rustaveliの駅前を歩いていたら、あれ、チェーン店があるぞ、と思いそこで食べることに。いわゆるファミレスで、一通りジョージア料理もありました。
まだ試していなかったハチャプリは、9時からじゃないと出来ないといわれ、じゃあ待つから!とサラダと紅茶を頼みました。サラダはミントやらパクチーやらハーブがたくさん。これもこの国の特徴かな。塩を振るだけで、ものすごくおいしくて、ああ、日本でもこうやって食べよう。
この個舗装は結局スーパーで見つけられなかったな。
やっぱり旅行者のたまり場みたいな感じで、お客さんが来ていました。気軽に入れるものね。朝早くから開いているところって少ないし。因みにトビリシのWifiも使えましす。
そのうち9時になったので、お兄さんに改めて、ハチャプリお願い!とオーダー。
スモールサイズなのに・・・大きい。これは完食不可能だわ、と早々に悟りました。中心はとろとろで、バターもチーズもどかんと入ってる。卵を完全つぶしながら少しずつ。ナイフを入れると中のチーズがどぅるんっと出てくるから、お皿に置かないと食べられない!チーズは少し酸味のあるもの。塩分は少なめだけど、濃厚。1/4ぐらいまではおいしく食べられるけれど、それ以降は一人はつらい。何とか半分ちょっと食べてご馳走様。ああ、勿体無い・・・
ちょっと見た目アレですが・・・
10時前にレストランをでて、のんびり歩きながら美術館へ。途中は劇場とかブティックとかあって、目抜き通り。
しかもところどころにかわいい彫刻が置いてあって、中々前に進めない。
美術館は小さくて、1Fは特別展示。ティッチアーノの聖母子が1点のみ。なんと。あと展示室は1Fに1つ、2Fに2つ。常設展示は、百万本のバラのモデルのニコがメイン。青と黒の組み合わせが特徴的で、どこか物悲しい絵が多くて。
隣は教会。彫刻のたたずまいがちょっと進撃の巨人っぽい。
ミュージアムショップもありますが、なぜか一番のウリである作品のポストカードは作られておらず、ちょっとがっかり。
さて、ここからもう一度ディドゥベのバスターミナルへ。
地下鉄のお知らせ看板。シンプルで分かりやすい。
今日はムツヘタに行くことに。入口のおじさんいわく、ムツヘタは50ラリとのこと。うーん高い。30でどうかというと、もう一人見つけるから待ってろと。だって路線バスなら、片道1~2ラリぐらいって聞いたからね。
客引きのおじさんたち。
結局30分たってつかまらなかったから、あきらめたのか30でOKだと運転手をつれてくる。すごく気の良いおじいちゃん。(やっぱりロシア語)。
ムツヘタは本当に隣町で、郊外のカルフールを通り過ぎたらすぐだった。
郊外の怪しい建築たち。
そういえば行く途中でガソリンスタンドに立ち寄ったんですが、ガソリン入れるときに、車から出てね~っていわれたんです。え、何で?って思ったら、トランクを開けたら、エンジンが後ろについてて、そこのタンクに直接ガソリンを入れていました。初めて見た。
まずは丘の上の、ジワリへ。
山の上の修道院なんですが結構走る。いわゆる山道をずーっとくねくね走った先に、赤い屋根がどーんと見えるわけです。
崖に作られた場所。ムツヘタの街を見下ろすすばらしい景色。
中には珍しくフレスコは無く、中央に大きな十字架がありました。これは聖ニノが建てたとされるものみたい。中は小さく、浸食・損傷がひどいように感じましたが、聖なる場所なんだなと分かる厳かな雰囲気でした。
駐車場に戻ると、あれ、さっきの客引きのおっちゃんが。何かというと1ヶ所行き先を追加するから、50ラリで行かないか。と。正直なところ、あんまり調べてきていなかったし、地球の歩き方にもたいしたことが書いていないし、まあもう旅も後半だし、いいか~と思い了承。お金で情報と時間を買うのも必要よね、って自分に言い聞かせましたけど、高くついたな・・・(因みに客引きのおっちゃんは、観光地の写真集を持っていて、こことここに行くんだって確認してくれるんだけど、そこには1つ岩で作られた街の写真があって、ここはいきたいなっていったら100ラリだと。遠かったのかしら・・・)
次は追加されたShioMgvime修道院へ。(読み方忘れた…)ずーっと山を登っていって、20分ぐらい走ったかな。結構遠かった・・・運転手のおじいちゃんはすごく良い人で、フォトスポットでは必ず停車して、写真を取るのを待ってくれました。(ほとんど対向車がいない)
遠く離れたところから見えるジワリ。
ここは崖を背にした修道院。階段を上った先にあるメインのホールでは赤ちゃんを連れた大家族が来ていました。何かのセレモニーだったのかな。修道士さんは広場にある居住スペースのテラスで、のーんびりくつろいでいました。サンタクロースみたいなおじいちゃん。
中は写真NG。
実はこのメインのホールはあまり覚えていなくて(笑)、階段の途中にあった地下のお祈りの場のほうが良かった。棺が置いてあって、現地の方は額をつけて、ひざまずいてじっとお祈りしていました。すごく厳かな場所でした。こんなに山の奥なのに、次から次へと現地の人が来ていたので有名な場所なんでしょうね。
昔の甕を埋めていた跡。(他のグループのガイドさんの説明盗み聞き。)
次へ向かうべく、また戻ることに。坂の下り坂ではエンジンを切って走るのがなんだか新鮮。
次はサムタブロ。
ここは塀に囲まれていて、ちょっと雰囲気が違う。建物の中はうっすら絵が残っている感じ。周りには美術館があったり、お墓があったり、だいぶ整備された印象でした。
ここも確か内部は撮影禁止だったような…
次に行く途中で、運転手のおじさんがパンをテイクアウト。食べてみて~とおすそ分けしてくれました。焼き立て熱々、さっくさく。少し塩気があってシンプル。朝ごはんがまだ胃の中に残っていましたが、おいしかった。
最後はスヴェティツホベリ。
裏側の駐車場で待っているということで、そこから3分ぐらい歩くと、目の前にお城のような巨大な敷地が。
周りのお宅にはぶどうがたくさん。ちゃんと実も生っていました。
入口の向かいには有料トイレあります。比較的新しくてきれいでした。
まずは表側に回ってみると、門前街が表の駐車場までずらーっとならんでいました。伊勢神宮みたい(笑)これは表側から行きたいよね。教会に戻るときに、フレッシュジュースを飲み、ワインソフトを食べました。暑かったから両方とも買ったけど、ちょっと多かった。
大きな門をくぐると、広場にどかんと教会が。
中に入ると目の前に大きなキリストの壁画。これには圧倒されました。建物内にはいろいろなものがきれいに残っていて、事前勉強しなかったけど、中々面白かった。人も多かったです。結婚式もやっていたな。
以上で、バスターミナルに戻って50ラリ。
帰りは改札へ行く前にターミナル内のマーケットをぶらぶらしてみました。スパイス、野菜、日用品。現金が少なくなってきたので、ここでちょっと両替。
本当はここで帰る前に、噂の銀行の建築を見ようかと思って、最寄駅を降りてみたんですよ。グーグルマップでは歩けないこともなさそうに見えたので。ただ、線路の向こう側で、この線路を横断するのにすごく遠回りが必要そうで、この暑い中、もう動くのは無理・・・とあきらめました。見てみたかった・・・・
気持ちを切り替えて、他の未訪問場所に行くことに。まずは鉄道駅。地下鉄の駅を出て、すぐ横の巨大な建物です。
ここで!気になっていたあのジュース、Kbacを飲むことに。よく見ると樽にモーターが付いていて、冷やしているんですよね。飲んだらキンキンの冷たさでびっくり。味は黒糖みたいな風味。うっかり0.5ラリで買ったら、Lサイズで、500mlぐらい。飲むのに苦労しました。冷たいものを飲みたいなら、安いしオススメ。
駅ナカは、ちょっと薄暗くて、中にお店がいくつか入っていました。でもメインは電化製品ばかりで、食品がぜんぜん見つからずがっかり。チケットオフィスは規模の割りにこじんまりしていました。
駅の前の道を渡ると、巨大市場があります。電化製品から、日用品から、食品。アジアのマーケットと同じ、カオスな感じです。 この駅近くもホテルが多いのかな。いかにも安い宿が集まってそうな雰囲気!
こういう建物の中に1歩入ると…
本の自動販売機。
お次は、街のシンボルツミンダサメバへ行くことに。
ここも駅からちょっと歩きます。途中はホテルが集まっていて、この時は中国の旅行者集まっていたみたいで、あら中国の人ですか、いや日本人です、というような会話を繰り返しながら、教会へ。
大きな壁の向こうに、遠近感の狂う見事なシンメトリーの巨大な教会が。丘の上で周りに何もないから、余計にその巨大さが目立ちます。
しかしまずは名物のレモネード。入口に入って左側のカフェです。カラフルなシロップを見るとわくわく・・・チョコとかタラゴンとかありますが、やっぱりレモンだよね。そんなに甘くなくておいしかったです。しかし量が多く、おなかたぷたぷ・・・
教会までは屋根が無く、直射日光にさらされながら、結構な距離を歩きます。流石に新しく作った教会なので、きれい。ここまであちこちの教会を見てきたので、内装は正直なところ食傷気味。さっと見て出ることに。外のベンチで休んでいると、結構寄付どう?と声を掛けられました。
これ、総刺繍だった、すごい。
さて、夕飯はまだ食べていないヒンカリを食べなければ。
スーパーでは冷凍売っています。でも形がちょっと違う??
街中にはこんなかわいい人形も。
旧市街のレストランをぶらぶらしたわけですが、意外においていないレストランも。
こういう光景好き。
こういうのも。日本では見なくなったよね。
客引きのお姉さんがよかったところで。お店の名前を忘れちゃったんですが、昨日のワインレストランのすぐ横、ギャラリーの目の前でした。ワインとレモネードとヒンカリ。34ラリ。結局観光客向けレストランでしたが。
ヒンカリは肉汁じわっと、塩が効いていて、しかもパクチー風味!もうすごくおいしかった!もっと滞在していたら、絶対ヒンカリ食べ比べしていると思う。ただし1個がでかい。5つ出てきたけど、3つしか食べられなかった。しくしく。
ワインは高いやつを頼み(味が分からないから笑)、750mlも出てきて大変でした。水のような味で、ごくごく飲める危険なやつ。
最後に残っていたお土産を買いにふらふら歩くことに。まずは自分へのお土産!おしゃれなコスメのショップがあって、ずっと気になっていたんです。意を決して中へ!
場所はレストランの並ぶ通りと並行している道で、川の反対側。
石鹸とか化粧水とか。自然由来でおしゃれで、ハーブ特有のいい香り。ただし残念、ジョージアではなく、アルメニアの会社でした(笑)でも保湿クリームを1本購入。お値段は、日本の高い化粧品と同じでした。高い。日本でも買えるようですが、もちろんここで買ったほうが安いんですがね。因みに現在使っていて寝る前に2プッシュを塗っていて、朝までしっとりが続くのでなかなか良いです。
次は家族へのワイン。コスメショップの通り沿い、広場側にあったので、そちらで。お兄さんに噂のアンバーワインを買ってみたいんだけど・・・と相談。色は白ワインと似ているけれど、全く違う味だから!と力説されて、購入。25ラリ。試飲は出来なかったため、味は不明のまま購入しました。(後日、実家で一緒に飲んだら、ワインなのにウイスキーみたいでした。ワインのラベル、写真撮るの忘れた。)