5. アイルランドに行こう:ダブリン

2018年1月1日 Day4

あけましておめでとう、2018年。紅白もおせち料理もないお正月。

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アイルランドの名物に朝食があるのだけど、さすがにお正月はカフェとかやってないよなー食べられないよなーと思いつつ、朝の散歩で宿の前の川沿いを歩いたら…見つけちゃいました。なんと日本ではあるまいし、お正月の朝から開いているカフェ!

www.tripadvisor.jp

メニューはいくつかありましたが、迷わず「Big breakfast」を注文。血のソーセージは無いけれど、Irish breakfastといえばの品々が運ばれてきました!

 

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トースト、スクランブルエッグ、豆、ソーセージ、ハム…やっぱり野菜がない。

 

私が一番最初のお客でしたが、そのあと観光客らしき人たちがちょっとずつ入店。(だってみんな同じメニューを頼むんだもの)。やっぱりお正月の朝からご飯が食べられるところは少ないよね…

そこから今日から2日間はダブリンパスを使って観光。まずは無料で乗れるHop on/offバスに。ツアリストインフォ前の出発地点で、始発に乗る。さすがにここでも乗客は私のみ(笑)寒いのにオープントップの2階に乗る観光客。

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そして撮影タイム(笑)上から見る街並みも違った感じで面白いですよね。この観光バスは世界あちこちにありますが、イヤホンをつなげれば説明を聞くことができるのも良いですよね。ばっちりユリシーズのレモン石鹸を売っている場所では、説明が入りました(笑)

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誰も外に出ていない…

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しかし寒い。そうしていたら、銀行前のバス停に止まったら全く動かない。15分ぐらい待ったかな…時間調整だったのかもしれない。だって誰も乗ってこないんだもの。しびれを切らして降りたら、下にいたスタッフのお兄さんがびっくりしていたので、乗客がいないと思ったんだなきっと。

そこからはもう歩いていくことに。まずはクライストチャーチ大聖堂(https://christchurchcathedral.ie/)へ。

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今年の初詣のお相手はイエス様でした。やっぱり観光客はいない(笑)しんとした中での見学。

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ゴシックのおどろおどろしさに加えて、地下室には怖い像や猫ネズミのミイラ。いやーお化け屋敷かしら。

 

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クリスマスツリーはいつまで残していいのだろうか。。。

 

ずーっと一人で見学して、神父様の優しい笑顔と別れを告げて、次はキルメイナム刑務所へ。新年からなんという見学コースだ(笑)

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到着したらノリのよい守衛さんが、チケット持ってるか、まだならこっちで予約だ、と親切に教えてくれて、一緒になったご夫婦とにっこり。ああ、こういう見ず知らずの人との言葉もないふれあいが、私は大好きです。

到着の30分後のツアーに参加となり、それまでは展示物を見たり、カフェをのぞいたり。

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展示物は図面とか写真が多かったかな。2,3の小部屋だったので時間をつぶすにも限度あり。

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入口の目の前の場所。ここが集合場所。

 

ガイドさんは若い男の人で、1チーム20人ぐらいだったかな。ずーっとガイドさんが話をしながら、刑務所内をぐるぐる歩いて回ります。言語はもちろん英語。最初に「世界各国から観光客が来るし、訛りもあるのが分かるから、もし難しかったりわからないことがあればいつでも聞いてほしい」と前置きをしたうえで話し始めた姿勢というのに、少し感心しました。敢えてこういうことを言ってくれることって、意外にない。

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説明してくれたホール。囚人の一人は、処刑の直前にここで結婚式を挙げたとのこと。

 

説明をしてくれた内容を挙げてみると、

・貧困による盗みなどでつかまる人も多かった。

イースター蜂起

・刑務所の成立過程と、何が起きたのか。

・東西の建物で全く作りが違う。

政治犯の部屋には、必ず名前が掲げられていた。

・首つりのほうが苦しまないから人道的(?!)

・西側の建物は見事な多層階構造で、地下で食事を作っていた

やっぱりアイルランドの歴史をある程度分かったうえで訪問するのをお勧めします。そしてやっぱり寒い。

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歩きながら撮影したから、ぶれぶれ。初期の部屋。

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後からできた部屋。

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部屋の上の名札。

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圧巻の独房。

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中も見られます。

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最後は結構な広さの展示室があって、自由解散。全部見るのは疲れちゃうので、やっぱり流し読み。

 

さて、ここからお待ちかねのギネス工場へ向かうことに。実は刑務所へ行く途中に通過するのですが、工場の大きなこと。巨大な建物がどーんとある独特の風景にのまれそう。

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因みにダウンタウン→ギネスは、バスがちょうど入口前に停止するので良いのですが、その逆になると、工場の前に止まってくれず…高速道路を挟んだ反対側にバス停があります。しかもこのギネス工場の入口は坂の上。ビールを飲むために!頑張って坂を上りました。

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駅の前を取って、動物園のある公園を通過してくれるので、車窓は楽しい。

 

流石一大観光地。お正月でも観光客でいっぱいでした。博物館になっているのですが、ギネスがどのように作られるのか、企業のポリシーを、とにかく派手にお金をかけて展示しています。どちらかというと、半田市にあるミツカンの工場見学を思い出す感じです。

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入口。

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水は命。

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ホグワーツでしょうか。

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途中のフロアに行列があったので、ふらふらと行ってみました。どうやらテイスティングができる体験型ルームみたい。中に入ると、部屋の四隅にテーブルがあって、それぞれから煙が…近づいて香りをかぐと、すべて香りが違うんです!ホップの加工の違いにより、香りもこんなに違うのよ。と説明がありました。

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しかし参加者のみんなは、この説明の後に振る舞われるであろう試飲に気もそぞろ(笑)小さいグラスに入ったギネスが配られて、隣の部屋へ。実はお勧めの飲み方があるとのこと。温度は5-7度、口に入れたら3秒は口内にとどめて。甘さ→苦味→香りの3段階の味わいが感じられるとのこと。

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実は私、ギネスビールを初めて飲んだんです(え

黒ビールって独特の味と香りでちょっと苦手だったんですが、改めて飲んでみると、おいしい!この焦げた感じの味わい、私大丈夫!

展示の最後は、ギネスの歴代の広告の展示。シュール…

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それからコース最後にギネスアカデミーというのがありました。

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因みにチケットにはギネス1杯無料券がついていて、展望フロアで飲むか、アカデミーで使用ができます。せっかくなので、ちょっと行列になっていましたが、アカデミーに参加しました。

ここはギネスの美味しい入れ方を教えてくれて、自分で入れてみよう!というアトラクション。15-20人ぐらいで1グループになって、お兄さんが入れ方の説明をしてくれて、そのあとに自分でサーバーから入れてみる、というもの。

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コツは結構当たり前のことでした(笑)よくグラスを冷やして、そそぎはじめは45度の角度、入れるのしたがって立てていって2-3分まってから、最後に足す。嬉しいことに、入れたら名前入りの記念証をプリントアウトしてくれます。

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その場で飲むのもよし、上の階に行ってレストランや展望台で飲むのもよし。

私は昼食がてらカフェに行くことにしました。

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やっぱり来たからにはこれを食べなければ、と思いギネス入りシチューとギネス入りチョコムース。ギネスずくしだけど、全く味は分からなかったYO!普通においしかったです。

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展望台は良い眺めだけあって、混雑気味。1周して、1階のお土産やを冷やかして(特にいいものはなかった)、まだ時間的に行けそうだったので、ウイスキーを飲みに行くことに!

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マップによるとウイスキー見学場所は2か所あるのですが、ルート的に時間に間に合いそうなのが、Jamesonだったのでそちらへ。こちらは製造はしていないくて、会社の歴史とか、ウイスキーとは何ぞやといった感じの展示。こっちもギネスの展示寄り。(もう一つのほうは醸造所らしいので、製造を見たい場合はそっちのほうを見学したほうがよいかも。)因みに、Jamesonは、ロゴとか展示がとにかくかわいい。

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まずツアーチケットを手に入れて、集合時間まで待つことに。

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私は単なる見学ツアーでしたが、テイスティングクラスとかブレンドクラスとか、いくつかありました。約15分ごとにツアーがあったので、焦らなくても大丈夫。因みにネットで予約も可能です。

私のグループは若いかわいいお姉さんがガイド。最初に会社の歴史などを展示した部屋で10分ぐらい自由見学で、その後プロジェクションマッピングを使用した会社の紹介。ちゃんとグループの人とコミュニケーションを取りながら進めているお姉さんは、すごいと思いました。毎回違うリアクションに合わせていくんですよね。私もああなりたい。

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展示室。

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まずは会社概要。机の上に映像が流れます。

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次は作り方。プロジェクションマッピングで見事なプレゼンテーション。これは本当に驚いた。

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色々な違いを実物で確認。

 

説明が終わると、次の部屋に移動。そこには1人に3つのウイスキーが置かれています。ウイスキーが地域によってどう違うかを飲み比べるのです。比較対象はスコッチとアメリカ製ウイスキーウイスキー自体は飲むけど、こんな飲み比べはしたことがなかったから、こんなにも違うのかと驚きました。私の舌でもスコッチはスモーキーで、アメリカは甘いということが分かりました。

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このテイスティングでガイドは終了。そのあとはお決まりのショップ(笑)結構買ってる人が多かったな。私は荷物になるし日本でも買えるのでスルー。

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フリードリンク1杯がついていて、おすすめはオリジナルカクテルのウイスキージンジャーライムということだったので、それを頼みました。うん、ジンジャーエール割かな。

 

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入口にはバーもあって、飲んでる人もたくさん。私はそんなにアルコールに強くないので、テイスティングやらギネスやらカクテルやらで、お腹が一杯。翌日も出発が早いので、ホテルに戻って寝ることに。いやーよく飲んだ。

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4. アイルランドに行こう:ダブリン

2017年12月31日 Day3

今日はがっつり観光日。一応大晦日ですが、日本に比べるとその感覚は薄い。

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まずはSt Patrick Cathedral(https://www.stpatrickscathedral.ie/)へ。

宿からは結構歩く距離で、ちょうど良いエクササイズでした。街はまだまだ目覚めず。モーニングできるカフェを探しているんですが、早すぎるみたい(といっても9時過ぎ)

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こういうかわいいお店がたくさん。

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ちなみにダブリンでは赤信号は、「右を向いて注意して渡れ」

 

典型的なゴシック。しかし流石大晦日、観光客は少ない(笑)

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まさかメサイアの初演奏の場所とは知らなかった。

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そこから歩いて、Little museumへ。

www.littlemuseum.ie

民家の一角という感じの美術館(中に入るとそこはかとないチーズの香りが。スタッフの人は気にならないのだろうか。

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2Fのお部屋は、物語に良く書かれるような調度品。ちょうど職員の方が説明を始めていました。ラッキー。

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イースター蜂起とジョイス、これがダブリンを語るキーワードです。彼曰く、ユリシーズアイルランド人にも難しいと聞いて、ちょっとほっとしました。しかし職員さん、「最後のページさえ読んだら、全部読んだことになるよ(ニヤ)」とのたもうた(笑)

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これで読んだって主張しよう(実際は帰国後に頑張って読了しました(笑)

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机の上の雑誌(Dublin Opinion)。内容が風刺ばかりで、結構面白かった。

 

一番上に行くと、U2の部屋が。知らなかったですが、アイルランド出身だったのね。

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1階は、バーナードショーの特集。ピグマリオンしか知らなかったんですが、作者がこんな人だったとは。(思いっきり、○○才まで童貞でしたって書かれていて、有名人も大変だ、と)

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そこからダブリン城へ。途中お腹がへって、おしゃれなカフェでランチ。アイルランドでフランス風カフェ(笑)でも次から次へとお客さん入ってきて、常に満席。

www.lepetitparisien.ie

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いや本当は看板にIrish style breakfastって書いてあったから、ここで食べられるかも、と思ったんだけど、実際は提供時間が過ぎていたみたい。ランチセットを注文。表から見えたタルトがおいしそうで、ついデザート付でフルセット。

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すごいボリュームだったんだけど、残すのももったいないし、頑張って全部食べて、ふう満足と思っていたら、隣の席のご夫婦に話しかけられました。「こんな細い体にこんなにたくさん食べて、驚いたよ!(Impressive!)」いや、そんなに細くないし(むしろ標準より少し+α)、確かに量はたくさんだけど、そこまで大食いと言われる量でもないし…いやー感じ方ってそれぞれ違うのね、とちょっと面白かった体験でした(笑)

 

パンパンのお腹をさすりながら、ダブリン城へ。

www.tripadvisor.jp

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お城というよりは宮殿かな。ダブリンパスの対象だったので受付をスルーして入ったけど、チケットの確認すらなかったな…王座とか絵とかどこにもある感じだけど、個人的に楽しかったのはウェッジウッドの間かな。ちょうど展示が当時のファッションということで、ここだけガーリーだった。

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ダブリン城の隣に、チェスタービーティライブラリー(http://www.cbl.ie/)というのがあって、そのまま流れていくことに。といっても開館が13時(珍しい)でちょっと待機。

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無料ですが、ここは行くべき!見ごたえがある。中はアジアとか中東の美術品がたくさんで、日本の絵巻からコーランまで。個人コレクションだけど、こういうことができる人って本当に先見の目があるのね、としみじみ思いました。ちなみにミュージアムショップには世界の絵本があって、日本はヨシタケシンスケさんの英語版が置いてありました。(確か撮影禁止だったので、写真がない…)

まだまだ時間があったので、今度はちょっと北側まで足を延ばして、City museumへ。(ものによってはヒューレインって書いてあるかも)。到着するころには雨がしとしと。薄暗い日の美術館というのもちょっと陰鬱な感じがあって好きです。

www.hughlane.ie

入口はパッと見小さいのですが、中は大きな空間で、巨匠の作品ばかり。印象派ロココもモダンアートも。ちょっと迷路みたい。

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ここも写真が駄目だったはず。無料だったし、雨宿りにもちょうどよかった。

 

駄目押しでもう1か所。すぐ隣のLiterature Museumへ。こここそ、中が薄暗く何か出そうな雰囲気の博物館。入口が普通のお家みたいで、入ったらすぐ横に守衛さんが座っていて、その横には受付。どちらも年配のおじさまが対応していて、本当に何かの世界に入り込んだ感じ。展示は昔ながらの、って感じで、古臭い感じ。

でもとにかく情報量がすごい。壁にぎっしり説明文や文豪たちの写真やらが貼ってあるのだけど、年代別に構成されているので、順番に見ていくと理解しやすい。ここはオーディオガイドを貸してくれて、耳に当てながら進んでいく方式。いやー久しぶりにたくさん英語を聞いたね。相変わらずの語学力の低さに泣いたよ(笑)2階にはラフカディオハーンの展示もあって、ちゃんと日本のことにも言及されていました。こうやってみると、アイルランドの作家って有名人多いね。文学を専攻している人にとっては、何時間でも滞在できるような博物館なんだろうな。私はなんちゃって読書好きなので、さくっと一周。でもここで見たことで、読んでみたい作家さんが増えました。

 

www.tripadvisor.jp

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ちょうどここを見終わったら、どこも施設が閉館するころ。大晦日で一応カウントダウンイベントに行こうと思っていたので、とりあえず部屋に戻ることに。夜ごはんは食欲がなかったので、スーパーでビールとおつまみを購入。この年最後の晩餐にしては侘しい(笑)結構な距離を歩く割にお腹があんまり減らないのは、頭を使っていないからかしら。

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たまにはジャンクもいいよね。

 

仮眠して、イベントへ。税関の前に特設エリアがあって、そこでコンサートをしていました。そのままカウントダウンになだれ込むんだけど、コンサートのチケットは売り切れていたので、あくまでエリアの柵外で待機。そんな人はたくさんいて、とにかくどんどん人が集まってくる。そして雨も降りそう…

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カウントダウンは皆で叫んで、花火が打ちあがりました!もっとすごいものかと思っていたけれど、こじんまりしていたなー。(ワタシの弟は、現地友達にカウントダウンはダブリンなんてもったいないと言われて、ロンドンに行ったらしい)

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でもみんなでお祭りのように騒げたので良しとしよう。一人旅でも。海外での年越しは留学以来。やりたいことリストにあった「海外で年越し」、叶えました(笑)!

外は寒いし、花火が終わったぐらいで、早々に宿に戻りました。しかーし、同室の子は誰もおらず(笑)さすが若者よ。みんな飲んだくれているな、きっと。

 

 

3. アイルランドに行こう: ダブリン

2017年12月30日 Day2続き

まずは、美術館に向かうことに。途中にトリニティカレッジがあるので、寄っていくことに。といっても、目玉のケルズの書は年末年始には見られないことは分かっていたので、大学の雰囲気だけを満喫。もっと頭が良ければ、こういうところで学ぶっていう人生もあっただろうに。。。と自分の人生を思い返します。

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www.tcd.ie

しかし意外に年末年始は見られないことを知らない観光客も多いみたい。みんな調べないのかしら。図書館の入口で悲しそうな人をたくさん見ました(笑)

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ぐるっと回って、先へ進むことに。因みにイエイツも街中で良く見かけました。作風が顔に現れるのかしら。来る前に一応詩集を読んだんだけど、ふわふわしていて私は向いていないかも。もっと読み込めば…

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さて、1つ目は考古学博物館。

www.museum.ie

こじんまりした建物でしたが、なんとまあ見るものがたくさん。

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1つずつじっくり見ていると疲れるので、さくっと歩きながら流し見をしましたが、ミイラがいるんですよ。この肌の質感ってすごいのね。布とか木のような。人間ってこんな風になるのね。

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それからもう一つ目玉のタラのブローチ。当時こんなに細かい細工のできる技術があったことがもうびっくり。視力の悪い私ではすべてを判別できないくらいの繊細さ。写真もうまく撮れない。ほーっとため息をつくしかない。

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外はどんより、ぱらぱら降り始めた中、国立美術館へ。

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中は、コペンハーゲンの美術館みたいに別々の建物が合わさった感じ。

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当たり前だけどアイルランドの作家が中心。大型の絵も多く、ここも見ごたえありました。個人的には、ギリシア神話好きの血が騒ぎ、妙に目を奪われたエロスとプシュケ。ついポストカードを購入してしまいました。ローランサンも接吻が一番好きな絵だし、幸せそうな恋人の絵が好きみたい。(私は恋人もいないシングルですけどね。)

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出口には結構広いカフェスペースがあり、賑わっていました。どうやらビュッフェスタイル。

外に出ると15時。どうしようかなあ、と思いつつ、先に買っておこうとお土産屋さんめぐりをすることに。会社のばらまきは、やっぱりウイスキー入りのチョコだよね。因みにチェーン店のお土産屋さん、Carrollsはあちこちにあるので、旅行者の方はご心配なく。

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www.carrollsirishgifts.com

個人的にはセールをしていたこっちもおすすめ。Carrollsはいかにもお土産屋さんだけど、こっちはもう少しハイセンスのローカルグッズ。化粧品とか食器なんかも。

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www.tripadvisor.jp

 

あとはAvocaという雑貨屋さん。日本だとネットでポーチとかがあるんだけど、ここ本場にはないみたい。あれば買えるかなと思っていたんですが、ひざ掛けとか食料品とかがメイン。ひざ掛け素敵だったけど、お値段も素敵。悩んだ挙句やめました(おい

www.avoca.com

それなりに荷物になったので、宿においてからテンプルバーエリアへ。時間は16時。しかしすでに大勢の人。

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そりゃあ私もおのぼりさんですから、有名なバーに入ろうかと思いましたが、あまりの人に気持ちがしぼみ、目の前にあったレストランへ(ぱっとみ外から見ると分からないんですけど、中は東京の満員電車)。こういうときに委縮する自分の性格が恨めしい。

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boxtyhouse.ie

レストランは、もうベタに黒ビールとビールの入ったシチュー。シチューはごろごろに具が入っていて、もう食べごたえがあっておいしかった!あとは初めてソーダブレッドを食べましたが、このなんていうか独特の食感と風味。はまりました(笑)黒ビールは日本で飲んだことがなかったのですが、この香ばしさ。嫌いじゃない。

 

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もう1杯飲もうかどうか、悩みましたが、大体、ここで飲むと悪い酔いして後悔するパターンなので、ぐっと我慢。その代りカフェに行きました。

caffenero.com

いやースタッフのお兄さんが私の顔を見るや否や「こんにちは。」日本語のお勉強していたみたい。しかし、中国語でも韓国語でもなく、日本語で言ったのはあてずっぽうか。ここでお茶ではなく、ホットチョコレートを頼んだらお兄さんすごーくサービスしてくれた?ホイップモリモリ。周りのお姉さんも爆笑。

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まったりして、お店の外の狂騒を眺めて、テスコでサラダを買って、宿に戻ることに。

ナイトライフは興味ないし、早く寝たいのです。

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2. アイルランドに行こう:ダブリン

2017年12月30日 Day2

ドミあるある。同室の子がうるさい。

いやー今回は面白かった。深夜に咳き込んでいる子がいて、その音で目を覚ます。あれー大丈夫かしらと思っていたら、急に笑い始めて、そして寝言?すすり泣き?他の同室の子も、おいおい…という雰囲気を醸し出していたら、突然沈黙。寝たのか?

 

そんなこんなで、普段5時起きのお姉さんは、安定の早起き(笑)しかし他の子は誰一人起きず、気持ちよく寝ている。みんな若いわー。暗闇でじっとしても仕方がないので、ささっと身支度して、部屋の外へ。

ここの建物はすべての壁に激しいアートがあって、しかも迷路のようになっていて若干くらくらする。

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とある一角にソファを見つけたので、そこを陣取って読書やら日記やらネットサーフィンやら。このホステルの目玉の一つは、フリーの朝食があるところ。7時半になって(やっと!)、地下の食堂スペースへ移動。

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いわゆるビュッフェ形式で、メニューはシリアル、パン(食パンや時々菓子パン)、ハム、チーズ、バナナ、リンゴ。あとドリンク。野菜はどこに行った(笑)とはいえ、無料ですから、おとなしくいただきます。

部屋に戻っても、相変わらずみんな熟睡。いやもう9時なんだけど、と思いながら観光に出発。外はまだ薄暗さの残る様子。でも個人的にはこういう街が起きだす前の時間帯は好き。半覚醒状態の街。

ちなみにホステルの入口。これは間違いようのない外観。主張激しいぞ。

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これは街のメインストリート。

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実はお昼ちょっと前ぐらいに人と約束をしていたのでした。それは、ワーホリでダブリンに滞在している弟。秋ぐらいからなので、まだ数か月でしたが、フットワークの軽い独身のお姉さんは、ガス抜きのためという大義名分でダブリンに来たのでした。

といってもお昼前ぐらいの約束だったのでそれまで観光。まずはメインストリートをぶらぶらしてみることに。

数分歩いたところにまずは郵便局。

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見事なイオニア式の柱。中は映画に出てきそうな昔ながらの窓口。

f:id:simplesinglelife:20180525213002j:plainちなみにまだクリスマスが残っていました。

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ちなみにバシバシ写真を撮っていたら、警備員のおじさんに笑われました。いやーそれにしてもアイルランド訛りは慣れてないから、ちょっと身構えてしまうぞ。

中に博物館もあるのですが、この日か時間だったからか忘れましたが閉まっていたこともあり、パスすることに。

もうちょっと先に進んで、ジョイス先生にご挨拶。(来る前にあわてて『ダブリン市民』だけ読んだ不真面目旅行者はここでーす)

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因みにこの近くに観光案内所があり、ここでダブリンパスを購入しました。

www.dublinpass.com

こういうパスって、よくよく自分の観光したいところの計画とにらめっこしないと、かえって損しますよね。今回の場合は、お得なほうだったため、2日券を購入。案内所のスタッフは、年配女性ばかりでしたが、みんなすごく親切。丁寧に説明してくれて、どこ行く予定なの?とかそれならこの2日間はここは閉館だ、とか、カードホルダーが必要なら、これあげるわよ、とか。ほっこり。

パス購入後、まだ待ち合わせまで時間があったので、スーパー探検へ。メインストリートからちょっと入れば、色々なスーパーがありました。テスコやら、ALDIやらLIDLやら。お惣菜も豊富だったので、ここでサラダを買うぞ、と決意。

(この辺、なぜか写真がない…)

10時になって、弟と合流。スタバでしばし愚痴を聞きました。

どうやらアイルランドで働くのはなかなか難しそうです。まず募集情報が微妙。ネットでもあるらしいけれど、そんなものを経由したところで、相手から連絡は来ないらしく、いわゆる飛び込み営業で、履歴書をばら撒く。仮に連絡が来ても試用期間(無償)がある。それをパスしないと、有償での労働にはならないらしく、この制度は法律で決まっているみたい。でもこの試用期間の規定はなくて、雇用者の気分しだい。

弟はレストラン関係で何度か働いたらしいけれど、ある日突然首を切られることもあったり、試用期間で働いても明確な理由がないまま、断られたり。大分気持ちが萎えた状態でした。海外で過ごすって、結構なストレスだし、働くってなったらなおさら。駐在とは違う身分だし、自分でアプローチしなければならないから、それを頑張っている彼には、正直言って、びっくりしたし尊敬しました。あの引っ込み思案の弟が。

ちなみに彼は、この後ロンドンへ旅行に出かけるとのことで、さくっと話をして別れました。これで私のミッションはおしまい(笑)

ここから観光を始めますが、長くなるので次の記事に分けます。

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ブラチスラバに行こう

2018年3月25日

出張でスロバキアに来ており、運良く日曜日にお休みが取れることに!

こんな機会は滅多に無いので、ブラチスラバ日帰り旅をして来ました。

 

探して見ても長距離バスはなさそうで、鉄道旅となりました。チケットは事前にネットで購入可能。同僚も一緒に行くということで、手間を省くためにも、前日にネットで購入しました。

 

www.slovakrail.sk

 

私がいたZilinaという街からブラチスラバは大体2時間30分の距離。ただしIC(inter city)に乗るとこれが2時間になるので、これしか無い!いわゆる新幹線みたいなものですが、片道約10ユーロ。全席指定席で2等車でも無料のお水をくれるという太っ腹振り。ただし本数は多く無いようです。

私は8:17発、10:17着の便で出発。ジリナの駅は大きく無いです。

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電光掲示板に電車のスケジュールと、どのホームに来るかが表示されるので、それを見て移動。ホームが決まるのは大体10分前ぐらいで、それまでは待機…

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イタリアでもそうだったけど、対面式のシート。そこそこ埋まっていました。

チケットは二次元バーコードをメールに送ってくれるので、プリントアウトの必要なし。旅行者にはこれ重要。ちなみにwifiありで、快適です。つなげるときに、IDもパスワードも自動で入っていて、あとはOKを押すだけ。こんな感じの画面。

 

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出発してしばらくすると、ペットボトルを乗せたカートと共に、車掌さん登場。高校生の男の子のお弁当箱みたいな大きな機械で、バーコードを読む(笑)そして500mlのお水のペットボトルも置いていく。まさか、500mlとは…

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このICは途中にトレンチに一回止まって、ブラチスラバへ。トレンチは駅の目の前にお城があって、なかなか見ていて楽しかったですよ。一応、地球の歩き方にもページがあります。

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ブラチスラバの中央駅はネットだと評判が悪いのだけど、地上階はバス乗り場につながり、人の出入りも激しくて賑やか。特に気にすることはなさそう。でも地下に降りるとトラムに繋がっていて、確かに階段には酔っ払いとか浮浪者はいたので、注意が必要かも。

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まずはマイルールの高いところから街を見てみよう!ということで、ブラチスラバ城に行くことに。駅の前のバス停から93番に乗ります。電光掲示板もあって、何番のバスはあと何分で来る、という表示があるのでありがたいです。ちなみに↓のURLから、バス・トラムマップが確認できます。

https://imhd.sk/ba/media/mn/00001919/Day-Routes-20180312.pdf

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因みにチケットは事前購入必要。バス停前にはたくさんの券売機(アナログ)があります。コインのみ。カードも使えるらしいけれど、なんだか色々と条件がありそうです。

15分有効で0.7€。たくさん乗る人は、もっと有効時間の長いチケットがいいと思いますが、往復の2回しか乗らないの私たちは、これで十分。

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バスが来るのを待っていたら、現地の男性に声をかけられました。何かと思ったら、キリスト教のイベントのお知らせ(笑)実施日にはいないんだけどね、といいつつもチラシをもらったら、ついでにブラチスラバの地図もくれました。なんと優しいイケメン。しかもご丁寧に、お昼はスロバキア料理を試したらいいよ、とハルシュキーとクレープをお勧めしてくれました。こういうのも旅の楽しみですねえ。

因みに、一緒にいる同僚は英語が分からないし、ただ私の後ろをついてくるのみ(笑)

バスはチケットのバリデーションが必要です。乗降口の近くでパチッと印字して、お城の近くまでは4分ぐらい。バス停でいうと、3つ目だったと思います。

お城はもちろん高台にあるので、丘を登る必要あり。とりあえずそれっぽい道(ユダヤ博物館沿いですね)を歩くことに。この小道はすごく雰囲気が良くて、小さいけれどおしゃれなお店カフェが並んでいるのですが、残念、日曜日なのでほとんどがお休み。

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途中の階段を歩いてみたら、あらショートカット。お城の目の前に出てきました。ただ入口は反対側でぐるーっとドナウ川をひたすら歩いたら、到着。

お城、と言って想像する建築ではないですね。中は美術館になっていて、チケットが必要です。一人8ユーロだったかな。

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中は4階建てになっていて、各階に絵だったり、この建物の修復の歴史とかの展示があります。あとは教会もあったり。また、各階をつなぐ階段の豪華なこと。決めポーズで写真撮影しているカップルがたくさんいました(笑)

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一番上には階段を上る必要があります。他のところに比べれば、そんなに階段の段数は無いかな。屋外ではなくて、ガラス越しです。でも旧市街は一望できて、すごくこじんまりした街であることが分かります。曇り空なのが惜しい。

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そこから、旧市街へ。ちょうどお昼ごはんにいい時間。前日のリサーチを基に、下のレストランに行きたいなーと思い、そちらへ。後から見たら、地球の歩き方にも載ってた!裏道の突き当りにあります。この旧市街は細い横道があって、一部迷路みたいで、晴れていたらもっと楽しかったのに…

Prašná Bašta - Daily specials

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観光オフシーズンだからか、空いていてすんなり食事にありつけました。クリントイーストウッド似(個人的感想です)のオジサマが対応してくれて、ハルシュキーとクレープを注文。クレープはなんと!スープの中に入っていました!これがイケメンお兄さんのオススメしたものだったのかは分かりませんが、スープはコクのあるシチューみたいなこっくりしたお味。おーいーしーいー!

ハルシュキーはニョッキの上にヤギのチーズ。流石ヤギチーズ。主張が激しい。味は濃くて、少し酸っぱい。好みは分かれるかなー。私は好きです。ただこれ1皿を一人で食べるのはつらいかも。少しの量をビールと共に、ちびちび食べたいなあ。

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ランチ後は旧市街散策。土産物はよくあるお店ばかりで、ぐるっと見ておしまい。

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買うものは無いな…と思っていたら、広場に出ました。ここは周りに大使館が多く、なんと日本の大使館もあります。なんという一等地にあるのだ。。。日曜日なので大使館はお休みですが、その建物の1階にもお土産物屋があります。(下の写真だと右の緑色の建物ですね)

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ここ、日本人が好きな感じ!おすすめです。おしゃべり好きなマダムが、スロバキアローカルのワインとかジャムとかを置いています。ナチュラル志向って言ったらいいのかな。迷わず自分へのお土産にハニーワインとイチジクのジャムを買いました。(まだ開けていません…)

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ここからちょっと歩いて、青の教会へ。大通りを渡って、ちょっとした住宅街かな、その中にあります。色は、パステルブルー。昔行った、キエフの聖ミハエル大聖堂を思い出しました。中に入れる時間は限定されているようで、ドアのガラスから中をのぞくのみでしたが、中もきれいなブルー。観光客もそこそこいました。

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外ばかり歩いていたので、寒いと。どこかカフェに入ろうと同僚に言われ、途中にあったテスコの中にあったJulius Meiniに。チェーン店です。同僚はカフェラテ、私はカプチーノとティラミス。ティラミスは80%生クリームでしたがおいしかった。。。

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ぼんやりしていましたが、まだ帰りの電車までは時間がある…同僚は特に行きたい場所もないし、ということで意見を求めてもしょうがないので(笑)、私は行ってみたかったナショナルギャラリーを提案していくことに。

川沿いにあるのですが、建築も見どころがあるしなんといっても入場料無料!時間つぶしにはもってこいだ!と寒い中、また旧市街を渡っていったのですが、なんと!なんと!工事中で、全く何もない!がーん。あまりのショック状態の私を見て、同僚大笑い。

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もう、他に行くところもないので、テスコに戻って、買うものはないけれどスーパーチェックをすることに。あったかいしね。

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内陸なので、基本は肉が豊富。おさかなは冷凍のみでした。。。あとはフリクションボールペンがあって、ちょっと驚いたり。

とにかく時間はつぶせたので(笑)帰りは、トラムに乗って駅に戻って、帰りましたとさ。

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ブラチスラバはとにかく小さい。ナショナルギャラリーはともかく、いくつか美術館、博物館はあるし、ちょっと離れたところにもお城があります。のんびり、現地の人のように時間を過ごす、という目的ではすごくほっとする街なんじゃないかな。それに私みたいに日帰りでぱぱっとダイジェストを見るという日帰り旅の目的地としても十分。刺激を求める旅行者にはつまらない街かもしれないけれど、リラックスする旅であれば、よく見ると興味深いお店はたくさんあるし、穴場の旅行先だと思います。

 

あとは、いろんな像とか人形を飾っているのが目立ちました。色々と面白かったので、いくつか貼っておきます。

ちなみにこれは一番の有名人。

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あとは客寄せかな。

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(たまに気を付けないと、大道芸人がやってたりします。子どもが急に動いたのを見てびびってた(笑)

10. バルカン半島(西側)に行こう: アブダビ、ドバイ

2017年7月30日 Day9の続き

 

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さあ、まだ時間があるしせっかくだから、ゴールドスークにでも行ってみるか!ということで再度メトロに乗って、最寄駅へ。

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いやー、13-14時。賢い方ならお分かりのように、外は灼熱の太陽。汗が滝のように吹き出します。しかもゴールドスークは思ったより、駅から遠い。おいおい。流石にこの時間はお店もそんなに空いておらず、観光客もまばら。お店の人もやるきなーい。

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しかし、さすがお金持ちの国。キンキラキン。こんなの誰が買うのかっていう商品が表に陳列されていて、私もお金があったら買いたいわ。でもこういうところって、ぼったくられるのかしら、とかいらぬ心配をしたり。

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映画でしか使用されなさそうな商品。誰が着るんじゃ。

 

ざっと見てから、お隣のスパイススークへ。しかし、こんな暑いときに観光客はおらず、半分くらいは店じまい。ふーんって感じで通り過ぎるだけ。

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もう帰ろうかな、せっかくだし、アブラ(川を渡る船)に乗らなきゃ、と乗り場へ。これは楽しかった。次から次へと、船は来るし、地元の人もたくさん。川はそんなに広くないから、5分ぐらいなんだけど、風もあってきもちいい!乗ったら船頭のおじさんが、運賃を取りに来ます。

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向かいの岸に到着すると、目の前にテキスタイルの市場。ここは、お兄さんたちが呼び込みしてたけど、結構強引。急に手とか腕をつかまれたり、それは反則!

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うわ、ピンボケ。

 

もう暑さに耐えきれず、バス停に戻って帰ることに。因みに、チケットの窓口にも女性レーンがありました。知らずに普通に並んでいたら、前のおじさんにこっちだよ、と教えてもらいました。因みに、他のブログでも書かれていますが、メトロでシルバーカードを作っていたら、ここでも使えます。というか、シルバーカードを持っていないと、強制的に作られて、料金が取られるという。一日フリーパスはよくよく考えて買うか決めないと駄目です。

(というか、帰りはちゃんとシステムが分かっていたら、エティハドの無料シャトルが使えたのに。。。)

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なぜかUAE版100均を大量に見つけました。うーんラインナップは日本と一緒。

 

帰りは満席で、隣の女の子がポテトチップをくれました(笑)外の熱風にやられた体に冷房が効く~思いっきり爆睡して、アブダビに帰宅。バスターミナルからタクシーに乗って、空港へ。運転手さんはネパールの方。相変わらず外国人と、UAEの人の待遇の差に華を咲かせながら、到着。

ここで、アブダビのラウンジへ。Al Dhabiラウンジというところへ行きました。一目散にシャワーを借りて、お食事へ。実はお昼ごはん抜きだったんですよ~

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食事がたくさん、どれもおいしかった。キンキンに冷えたビールを入れてくれるウェイターさんが優しかった!気配り上手で、ビールが少なくなると、すかさず次を持ってくる。

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ワタシ、フムス大好物です。

 

ちょうどいいころあいで、ラウンジを出て、有名なあの場所へ。ここはターミナル1にありました。結構歩いたな、いい酔いさましでした。

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さて帰りも満席。北京経由なんだけど、同じ便に行きの便で一緒になって、アブダビを一緒に観光した子と再開!びっくりだわ。

帰りは遅れなく、無事セントレアに到着。せっかくなので、機内食の写真を貼って終わりにしまーす。

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本当はアラビア料理を機内食で食べたかった。。。。

9. バルカン半島(西側)に行こう: アブダビ、ドバイ

2017年7月30日 Day9

無事定刻でアブダビ空港到着。乗り継ぎ時間は、ドバイ観光に充てることに。

まずは空港に荷物を預けます。。写真はないですが、Buggage claimの出口のところが、下り坂になっているんですが、その手前に、看板に荷物預かりはこっち、っていう看板がでています。でも出口らしきところはない。大体職員の人が常にいるので、こっち?と聞くと、秘密の扉(というほどではない)を開けてくれます。するとすぐに預かり所あり。1日で30AED。

ドバイに行きたい場合、エティハド航空の乗客であれば無料でドバイ⇔アブダビシャトルバスを利用できるんです。ただし、24時間前までの事前予約必要。エティハドのウェブサイトで予約可能です。実は、これ知っていたのでラッキー利用しようと思っていたのですが、結局できず(笑)

なぜかというと、今回の復路はベオグラードアブダビはエアセルビアアブダビ→名古屋はエティハド。こういう場合に無料シャトルバスは、ドバイ→アブダビという、帰ってくるときの便しか適用されない模様。何度やっても予約できず。予約時に全然わかっていなかったワタシ。あれーおかしいなあ、アブダビ発がないぞ…と良く分からず、勝手にドバイ行もあると思って、アブダビ→ドバイの時間帯で予約を入れてしまったのです!!でも予約上はドバイ→アブダビのルートですから、もちろんそんな時間に乗れない。しかも厄介なことに、予約の変更はウェブ上ではできない。(電話では受け付けるのかな。国際電話を掛ける気がなかったので、止めました。)お気を付けあそばせ。

 

で、しょうがないので市内のバスターミナルまで、タクシーで移動。流石お金持ちの国、タクシーは超安心です。片道85AED。バスターミナルは広々としていて、人も少ない。チケットカウンターには、ドバイ行はこちら、と分かりやすく書いてあるので迷うこともありません。優しいおじさまが対応してくれますよ。

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随時バスは出ているらしいですが、1時間以上はかかるため、朝食をターミナル内の売店で補充。ツナサンドイッチ。陽気なお兄さんが対応。

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目の前に止まっていたバスに乗り込みます。

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座席は自由ですが、アラブらしいなと思ったのは、バスの前方は女性専用シート。5-6列ぐらいかな。後ろに男性陣。冷房ガンガンで快適。太陽がまぶしいので、カーテンを閉めており、見事に車窓を見る間もなく寝ました。

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ドバイには2か所バスターミナルがあるらしいですが、私が乗ったバスは、屋外のバスステーションに到着しました。

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外は灼熱。これぞアラブ。バスステーションの目の前には大きなカルフールがあり、道の向こう側にはメトロの駅がすぐにありますので、ちょっと歩くのを我慢すれば、快適な環境に入れます。

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どうやらドバイのメトロは、日本企業が関わっているみたい。とっても馴染のある、タッチパネルの券売機にゲート、案内表示板。因みに行く場所が限られている方は、都度チケットを買ったほうが安く上がると思います。1日券もあって、私はそっちを買ったのですが、よく見たらそんなにたくさんの回数を乗らなかったので、もったいなかった。因みに、無賃乗車は厳しく罰せられるようです。なんと乗っている間に、検札があったので。こういうのって、メトロみたいな近距離電車では、ルール上あっても、実際に切符を検められることって、ほぼないと思うのですが(ヨーロッパとか改札がない国でも)、ドバイはあった!突然言われてびっくりしました。

 

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メトロは女性専用車両もあるし、普通の車両でも、端っこに女性専用エリアが設けられているところもあります。明確に線が床にもひかれていて、男性エリアは混雑していても、線の向こう側はスカスカ、という光景も見受けられました。もちろん、女性は男性エリアに乗るのもOKです。因みに、あわてて飛び乗った車両が男性車両で、3つぐらいの区間だからいいや、って立っていたら、男性に座りなさいと席を譲ってもらいました。(レディファーストなのか、むしろ男性エリアに女性はトラブルになりやすいから、座ったほうが良いと言ってくれたのか。ちょっと勘ぐってしまいました。)

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ドバイに行ったら絶対行こうと思っていたのは、もちろんブルジュファリハ!そこでまずはドバイモールへ。ブルヒュファリハは、事前ネット予約が必須です、だって入場料が格段に安くなるんですもの。しかし、時間指定があったり、注意は必要です。私の予約の時は、どの時間帯も空いていました。因みにスカイツリーと同様に、展望台の行けるレベルが選べます。本当に1番高いレベルは148F。その下に、124-125Fがあります。もちろん入場料が格段に違います(笑)148Fに行く場合は、ネット予約で、大体525AED。124Fで良い人は、210AED。倍以上です。でも、124Fは高さ452mでほぼスカイツリーの高さですが、148Fは555m。どうせもう来ることはないと思ったので、お金に糸目はつけず、148Fを予約しました。

Home | Burj Khalifa

 

ドバイモールはメトロの駅から、10分くらい歩きます。ひたすら、動く歩道と連絡通路を。ただ、横の窓から高層ビル群が見えるので、あんまり飽きませんでした。ちらちら見えるブルジュハリファで嫌が応にも気分は高まります。あ、ちなみにメトロの駅の改札前にもモール内にも、両替所がたくさんあるので、AEDがなくても大丈夫です。

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ドバイモールはさすがに広くて、しかもネットで見ると展望台の入口に止まるエレベーターが見つけづらいということで、迷わずネット情報の通りに歩きました。(下記を参考しました。大変参考になりました、ありがとうございます!)

ブルジュ・ハリファ(At the Top)への行き方・・・伝授します( *´艸`) ○゜*。゜旅*詩。゜*。○

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チケットを引き換える必要があり、まずは引き換えてからモールをぶらぶらしようかと思っていたら、この日は空いていたらしく、「次の回が空いているから、時間変更する?」と提案され、そのまま入場することに。夕日とか時間帯にこだわりがなかったので、ラッキー。148Fの人はVIP待遇なので、時間が来るまで入り口横の特別室で待ちます。秘密のドア、再び。中にはソファがあり、給仕のお兄さんが、デーツとアラビアコーヒーをふるまってくれます。私が一番乗りだったみたいで、ちょっといたたまれない。はいそさえてぃーの人は、当然のごとく振る舞うのでしょう(笑)そのうちどんどん人が増えてきました。全部で、20人ぐらいだったかな。中には8人ぐらいの家族で来ている方もいて、一体全部でいくら支払ったのか…

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時間が来ると、説明兼案内係の女性がやってきて、チケットの確認と簡単な説明を始めます。荷物チェックも厳しく、なぜか水以外の飲食物は没収らしいです。展望台の掃除のため??途中、色々と説明をしながらエレベーターに進みます。例えば階段で降りると9時間かかるとか。

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エレベーターは流石の高低差。耳がキーンとなります。降りると目の前にソファのあるくつろぎ空間があり、飲み物とお菓子で歓迎されます。因みにお代わりできました(笑)

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風景は、さすが!の一言。町並みは霞んで、日本みたいに遠くのほうまで見えるわけではないです。高層ビル群や道路を見下ろしてみると、人工的なんだなっていうのがひしひしと感じられます。この砂漠の中によくぞ作った!という感じ。

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30分もいたかな?下に降りるのはもう自由で、エレベーターを待っていたら、イケメン職員さんに話しかけられました。来年日本に観光に来るとのことで、色々話しました。日本に好意的なことはとてもありがたいね。

124Fから見るを、一気に地上に近くなったことが分かります。この差は大きい。こちらは観光客が多かったです。お土産物やさんもあるし。

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ここからエレベーターで降りて、出口に行く間に、どのように建設されていったのか、という過程の説明があります。何が大変だったって、上空の風との戦いだったらしいです。世界各国の企業の力を集結して建てられた、バベルの塔って感じかしら。(高さはどんどんぬかされるみたいですけど。。。) 
NHKアラビア語講座でも映像が流れましたけど、こんな灼熱の屋外でよくぞ工事したな、というのが一番の驚きです。人間ってすごい。

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長くなるので、分けます。