2012年7月29日 Day3
朝ごはんはお茶と菓子パン、目玉焼きを宿の中庭に用意してくれました。中庭をぐるりと囲んだ周りに、それぞれの部屋がありました。
左のパン、甘くておいしかったなー。
前日にホテルの人にブハラに行きたいと相談していたので、ヒヴァ→ブハラのバスを手配してくれていました。バスと言っても、15人ぐらい乗れそうなちょっとしたバン。料金は40USDでした。
8:15に出発。フランス人グループにお邪魔する形です。ここからブハラは9 時間ぐらい。ドライバーさんが気を使ってくれて、私を助手席に乗せてくれました。後ろはフランス人のみなさま、10人ぐらいの大家族グループでずっと元気でした。日本から来たというと、SANAAの美術館(=金沢21世紀美術館)に行ったことがあるとのことで、べた褒めでした。
道中はひたすら砂漠。しかも舗装工事中で穴だらけ。穴にはまらないようによけながら進むので、時間がかかるし、車はぐらぐらと揺れる。酔いやすい人は大変…しかしドライバーさんも怒らずによくこんなに気を使いながら進められるな…と感心しました。
のどかー。
電車来たらどうするんだろう。
何もない。ひたすら地平線。
トイレ休憩は、ガソリンスタンド。
おお、鉄道!
途中でお昼ご飯。(場所不明)
多数決の論理で、フランス人家族の言うがまま、注文・支払いでした(笑)
17時ごろにブハラに到着。先ににフランス人家族をホテルでおろし、私の宿へ。といっても場所が分からずにいたら、運転手さんがわざわざ電話をかけてくれて、宿の人に迎えをお願いしてくれました。本当に何から何まで優しい。
宿のお母さんがお迎えに来てくれました。お母さんは英語が得意ではなさそうですが、相変わらずのなんとなくコミュニケーションで。
路地を入って門を開けると中に大きな中庭が!このホテルは旅行社でもあり、メインは息子さん夫婦が経営しているみたい。でもお父さん・お母さんもお手伝いしている、家族経営でアットホームな場所でした。(私のメモではこのホテルのはず。だいぶきれいにしたのか、ちょっと雰囲気が変わった気がします。)
写真は夜撮ったもの。
ウェルカムドリンクとして、お茶を入れてくれて甘いものも出してくれて、本当にほっと一息。一日ぐらぐら揺られていたので、座っているだけとはいえ疲れたみたい。息子さんが英語対応できるので、お茶を飲みながら待っている間に、お母さんが情報ノートを見せてくれました。結構、日本人の書き込みが多い。バックパッカーの人の書き込みを見ると、どうやらヒヴァからの移動費は相場よりだいぶ取られたらしい。まあ、しょうがないよね。短期旅行者は申し訳ないけど、気前よく払います。
このブドウが、甘くて本当にびっくりした。平らげてしまった。
息子さんが帰宅してきたのでチェックイン。Tシャツが日本語だったのでどうしたの!と聞くと、間寛平さんがアースマラソンでウズベキスタンを走っていた時に会いに行って応援したんだよーと。なんと!知らないだけで日本という国は色々な風に知られているのね…とびっくりしました。このTシャツはウズベキスタンに1つしかないんだ、と嬉しそうでした。
個室もあるらしいですが、私は一人だったので、相部屋。でも他に旅行者が来なかったので、独り占めでした。お部屋は2F。
先客のベルギー人カップルと雑談していたら、8月1日に何かの試験があるらしく、人々の大移動があって、鉄道のチケットが取りづらいらしいとのこと。鉄道での移動を考えていたからちょっとドキ。
夜ごはんは記憶にもメモにもない…
宿は相部屋はオーナー家族とトイレとシャワーは共用。使ってなさそうなタイミングを見計らって使っているうちに、暗くなりました。夏は日が落ちるのが遅い。この日は20:30ごろにやっと暗くなりました。
宿から出てすぐに町の中心の噴水広場があったので、そこでぼーっとすることに。こっちの人は遅い時間でも小さい子供たちが遊びまわってる。昼間暑いから、そうやってバランスをとるのかな。隣に座った3歳ぐらいの子が、私にちょっかいを出してくるので一緒に遊んでいました。お母さんは私より若いかも。言葉はなんとなく、でもニコニコしながら一緒にいるのは本当に楽しかった。
宿へ戻ってベッドへ。いい天気。外は暑くも寒くもなくちょうどよい気候で、オーナーのお父さんが中庭にゴザを敷いて、お孫さんと寝ていました。屋外で寝るなんて、こういう気候だからできるんだろうな、でも気持ちよさそう。