2011年7月28日 Day3
ホテルは部屋が点在していて、レストランへは屋外を歩いて移動。いい天気の中、ホテル内を散歩しながら、朝ごはんへ。
朝、Gさんのピックアップからのペトラ遺跡(http://www.visitpetra.jo/)へ。
ここでもGさんは車待機。好きなだけ行ってきていいよとのことで、出発。
入口からすぐにベドウィンのお兄さんたちが、馬に乗ったら楽だぞ、と勧誘してきます。そうなのかと思い、お願いすることに。馬に乗って駆けたのは初めてかも。25歳のお兄さんが最初は前で、悪路になると二人乗りで後ろで綱を取り、どんどん岩の上を登っていきます。
横道にそれていき、ノーマルルートを外れていき、気づいたら遺跡の真上に。
つまり、インディジョーンズのごとき、岩の間から突然現れる遺跡!というペトラでやるべき経験を逃したわけです。(なんてこった)ちなみにここで30ディナール。おろされた後は、特に案内板もないから勘で進むことに。
迷っていたら、お土産を売っているお姉さんがチャイをごちそうしてくれ、何とかノーマルルートに戻れました。ちなみにお姉さん、私の腕時計と土産物を交換してほしいと言ってきました。さすがぐいぐい来る。貧しい人のためよ、と言っていた点は考えるけど、そう簡単な話ではない。
ここからは奥にあるというエドディルに向かうことに。岩の階段を一生懸命登っていたら、あんまりひどそうに見えたのか、ベドウィンのお兄さんがロバ?に乗っていかないかと誘ってくれました。もちろん有料40ディナールでしたけどね。ありがたく乗せてもらうことに。らくちん。周りの観光客からは目立っていましたが(笑)
途中の人たちも、どこから来たのー日本人?すごいねーとよくわからない褒め方をしてくれました。ロバのお兄さんによると、ベドウィンに嫁いだ日本人女性がいるとのこと。珍しい!
エドディルは、本当に巨大で口があんぐりです。とても人が作ったとは思えない。そんな遺跡の中の高いところをすいすいと登るベドウィンのお兄さんたち。すごい体力だわ。
洞窟には飾りがついているところがあって、そこはお金持ちの人の場所?煤がついた洞窟は台所、とか。あとはこの山の頂上では、結婚式をするらしいですよ。参列者も大変…また植樹をしていたりといろいろな活動があるらしいです。
登りはつらいけど、下りは楽。すいすい降りていったら、日本人の母子と遭遇。一緒に入り口へ戻ることに。夏休みの旅行らしいけど、素敵。観光地なので、子供たちが結構いろいろと売りつけてきます。ポストカードを売ってきた子たちは、買わないよーといったのに入り口までついてきて。男の子の一人が、私のことをガールフレンドと言ってくれて思わずキュンとしました。
入口に向かう=後ろからエルハズネを見て、こちらも巨大さにびっくり。ほとんど砂で埋まっていて、中には入れないようでした。
やっぱりシークから入って、割れ目から見えるエルハズネが最高だと思います。うっかり乗馬の勧誘に乗ってはいけない。
帰り、チケット売り場のお兄さんがこそっと「さらばじゃ」と言ってきたのはやられました。
しかし自然の力ってすごい。場所によって色合いが全く違う砂や岩。光の加減によってもすごく神秘的に見えました。
地学ファン垂涎。
普段運動しないから、さすがに体ががたがた。昨日と同じホテルに帰りまして、夕日を見ながら食事。
たべきれないよー