2014年7月27日 Day2
実質3時間睡眠で、起きる。
翌日には移動なので、ひとまず駅まで歩いて、翌日の電車のチケットを買うことに。6時過ぎにホテルを出たけど、結構人が外を歩いていました。
チケットはシャウレイまで。噂通り、新幹線みたいな絵があるー
それからバスターミナルへ。実は目の前にあったのに気づかず、迷子になっていました。
チケットはドライバーさんから購入。ちょっと時間があったので、コンビニでサンドイッチを購入して待合室で朝ごはん。サーモンおいしかった。
運賃はメモによると6.1リタス。
結構乗っている人は多かったな。40分くらいで到着。
帰りの便の時間を調べておこうとおもって、インフォメーションのお姉さんに聞いたら愛想の悪いこと。一緒に乗っていた親子が、親切に教えてくれて、のんびり歩いて湖まで。1.5キロぐらい。
10時開園だったから、もう少し遅くてもよかったのよね、今思えば。
さっぱりしたバス停。
日曜日の朝だったからか、住宅街は静か、のんびり。さすがリゾート地。自然豊かで湖は美しいし。
途中で教会があったのだけど、ミサをしていてさすがに部外者は入りづらくて、外からこそっと覗きました。厳かな雰囲気で隣の建物からは、コーラスが聞こえてきたのですが、本当に美しい声で、天気も良いし泣きたくなるくらい。
湖には橋が架かっていて、大好きな笹倉鉄平さんの絵にありそうな風景。
水もきれいで、湖をぐるっと回ってみたら、ところどころでおばあちゃんがキビナイを売っている。
トラカイ城。
観光地だからか、団体さんが多かった。ガイドさんが我先にと自分のツアーのチケットを買いに来るから、KACAは渋滞。写真を撮る場合は、追加で2リタス取られます。でも支払わないで撮影しても何も言われない(笑)
中は博物館になっていて、いわゆる観光地。でも跳ね橋があったりタペストリーが展示されていたり、結構見ごたえがあります。
ちょうど全部を回ったらいい時間で、対岸に渡ってお昼ご飯。
確か、橋のすぐ横のこのカフェだった気がします。
キビナイとスープ(シャルティバルシチェイ)を注文。これぞご当地メニュー。スープはビーツだと思うんですが、色に驚くけど、冷たくて少しすっぱくてさわやか。ハーブも良い仕事してる。
キビナイは中身を選択できて、私はマトン。うん、食べ応えがあった。味は想像どおりかな。
ぼーっとしてから、戻ることに。
かわいい
この地域の特徴的な家。カライメ人(トルコ系)のおうち。色もポップで素敵。
林の中の道を歩いていた時にちょっと休憩で、そこにあったベンチに座ったら、隣に座っていたおじいちゃんが、パンをくれました。トーストにたっぷりのガーリックバターがおいしい。見てたら、奥様が湖で泳いでいて、それを見守っている感じでした。ああ、平和。英語はできなかったので、ちゃんとはお話できなかったのだけど、ずーっとニコニコして、やさしい。もうほっこりしました。
そうしたら、反対側に同じく休憩に来た観光客が。シアトルから来ていて、なんと、伝統音楽の研究者。タリンの音楽祭を見るために立ち寄ったらしい。素敵。
湖で泳いだり、日光浴したり、昼寝をしたり。余計な音はなく、自然の音と気持ちの良い風。日本ではなかなか意識的に行動しないと味わえない環境で、ああ、こういう生活っていいなあ、と思いました。
バスターミナルに戻ったら、ちょうどバスが来ていたのでラッキー。聞いていたタイムテーブルには載っていない便だったけど、まあそんなものだね。
街のちょっと前で降りて、2番のバスに乗って聖ペテロ・パウロ教会へ。歩いていくにはちょっと距離があるかな。
もう何も言えない。今回彫刻がびっしりと真っ白な壁・天井に施されていてる。凍える音楽という異名に納得。ケルンの大聖堂ほどは高くないにしても、内部は高く、見上げるばかり。
どうやって写真を撮っていいかわからない。
ここからは歩いて丘へ。
謎の建造物
ケーブルカーにのって、街のてっぺんへ。見晴らしは素晴らしい。新市街は高層ビル、旧市街はオレンジの屋根。川が2つの地域を分断していて、ちょっと不自然な、人工的な作りがまた良い。
しかし誰もいなかった。
一応ゲディミナス城です。
下に降りると大聖堂。ここは先ほどの教会と比較すると普通のさっぱりした教会(笑)
ここからなんと道を間違えた。細かい道に入ったら方向が分からない…
ただその結果、大学を発見し、大統領官邸も見られたので結果オーライ。というか官邸は、開かれすぎていて最初そうだとは思わなかった。チェックはされるけど、なんだか強行突破できそうな感じ。
ここで何とか方向修正ができて、目抜き通りへ戻る。次は聖アンナ教会。
赤くて他と雰囲気ががらりと変わる。ちょうどミサをしていて、ほいほいと入れない雰囲気でこっそりのぞくことに。みなさん、入ると腰を落として必ず十字を切って入っていく。敬虔な人が多いのね。
ガラス、外から見てもすごい。
ちょっと歩くとすぐにウジュピスに入ります。特に何もなく。
なんとなくアートな一角。たぶん、独立記念日はすごいんでしょうね。事前知識がないと、街角で終わってしまう残念エリア。
ここから街の中心へ。
おお、ジュラシックパーク
緩やかな坂に体力を奪われながら、ふと上を見上げると門の上にちらりと見えるイコン。
門の横から上に上がって、誰でもイコンを間近に見ることができます。が、ここも敬虔な信者の皆様が熱心にお祈りしているので、その様子をこっそり見て、離れました。
さあ、日は高いけどもう夕ご飯。なんとなく住宅の中に入っていく感じのカフェに入って、ビール、リンゴジュールに名物ツェペリナイ。(地球の歩き方にあとから見たら載ってたカフェでした。あとで確認しておこう)
マッシュポテトが半分お餅みたいになって、ねっとりした中に、ひき肉。
塩味だけどうまみがあって、おいしい。ビールも独特な風味があっておいしかった。どこかのお宅の中庭みたいな雰囲気で、こういう家に仕事もせずに暮らせたら、どんなに気持ちがよいだろうと思ってしまったダメな人。
帰りにスーパーに寄りましたが、不作。。。
いちいち、看板がかわいい。