6. バルカン半島(西側)に行こう: モスタル→ドブロブニク

2017年7月27日 Day6

 

7時ごろ起床で、地下のキッチンでお茶を。相変わらず誰も起きていない(笑)

朝ごはんは、お気に入りの7daysのクロワッサン2つ。暇で仕方がなかったので、ちょっと散歩。近くにひときわ高い塔があったので、行ってみたら立派な教会でした。中は入れなさそう。

f:id:simplesinglelife:20171224110907j:plain

木陰のある歩道をぶらぶら。朝から人は少なく、穏やかで静かな時間。心が落ち着く。

f:id:simplesinglelife:20171224110954j:plain

途中に素敵な公園があったので入ってみたら、な、なんとあの方が。

f:id:simplesinglelife:20171224111123j:plain

ぐるっと一回りして、9時半ごろにチェックアウトをして、再度荷物を預けて散策へ。

朝からおじさまたちが数人集まってカフェでおしゃべりする姿をよく見かけるのが、バルカン地域。おばさまではなく、おじさま。朝の橋では、川への飛び込み練習をしている人たちを発見。

f:id:simplesinglelife:20171224111236j:plain

f:id:simplesinglelife:20171224111445j:plain

実は週末は飛び込み大会が開催される予定でした。あと数日ずれてたら見れたのにー!川の水は夏なのに超冷たい。こんなとこ入れないよ~ちなみに土産物屋のお兄さんも出場するのか、水着で品出し。水も滴るイケメンでした。

f:id:simplesinglelife:20171224111334j:plain

 

時間が来たので、バスターミナルへ。ドブロブニク行は流石!人が多い。これは、やばい、定員オーバーとか言われるのではなかろうか、と思い早めに列に並ぶことに。案の定、オーバーして乗れない人たちが出ました。ネットでも買えるし、窓口でも買えるし、パソコンで管理しているのに、なぜこれが起こるのか。あのPCはハリボテなのか(笑)この時間は、サラエボからえっちらほっちら来ているバスで、すでに相当な人が乗っていました。私の隣はアメリカ人。EUで留学中みたい。

f:id:simplesinglelife:20171224111541j:plain

 

ボーダーは2回通過するけれど、ハンコをくれるのは1回目のみ。国境を超えると、急に景色に水辺が増えます。ターミナルの直前に緑の平野が広がっていて、きれいだったなあ。

f:id:simplesinglelife:20171224111633j:plain

それから、客船が見えてきて、嫌が応でもテンションが高まります。

f:id:simplesinglelife:20171224111715j:plain

ターミナルは人でごった返してるー!明日のチケットを買おうと思ったら、こんなに人がいるのに、窓口が1つしか空いていない(笑)もう1つは昼間の早い時間だったら空いていたみたい。日本の緑の窓口を見せてあげたい。。。

30分ぐらい並んでやっと購入。とにかく時間をかけたくないから、メモ用紙に時間と行先と枚数を書いてお姉さんに見せて、さくっと購入。効率よ、効率。

f:id:simplesinglelife:20171224111822j:plain

因みにコトル行は、7:00, 8:15, 10:00, 11:00, 15:30, 17:30, 19:00, 20:30。私は15;30発を取りました。

f:id:simplesinglelife:20171224112052j:plain

 

ターミナルの出口すぐにキオスクがあるので、そこでバスのチケットを購入。バスは結構すぐに来たんだけど、とにかく人が多いから満員バス。そこからひとまず旧市街中心へ。

f:id:simplesinglelife:20171224112253j:plain

f:id:simplesinglelife:20171224112151j:plain

実はここで痛恨のミスを私はしていたのです。てっきり旧市街すぐの場所にホテルがあると思ったら、ぜーんぜん違っていたのです(笑)降りてマップを見たら、あれ…?もっと手前で降りるべきだったのでは。しかし目の前の中心部は車が連なり大渋滞。バスもタクシーも時間がすごくかかりそう。歩けない距離ではなさそうだったので、徒歩を選択したのですが、ここで2つ目のミス。ドブロブニクはなんと、坂の街だったのです!

平面距離は近くとも、そこはすべて上り坂&階段。重いリュックを背負って、ひたすら上を目指しました。山登りかい。

f:id:simplesinglelife:20171224112352j:plain

え、こんな裏道を行くの??というところにお宿あり。

f:id:simplesinglelife:20171224112554j:plain

www.booking.com

普通の住宅の1室を貸しているみたい。この形式はドブロブニクでは普通みたい。あちこちで普通のお家にホテルの看板をだしていたから。オーナーの男性は、昔輸送船で働いていて、日本に寄港したこともあったみたい。ウェルカムドリンクで手作りのお花から作ったジュースを出してくれて、これがすごくおいしい!お部屋はご家族の住んでいるところの2階がゲスト用。きれいで水場もお家の人とは別で、バルコニーはあるし、緑がたくさんあって、きれいな声で鳴く鳥が飼われていたりして、すごく気持ちの良い環境。お値段は観光地価格だけど、でもこれだけ素敵なら納得。

f:id:simplesinglelife:20171224112508j:plain

 

因みに玄関のドアの鍵を渡してくれるのですが、なぜか私は相性が悪くて開けられない(笑)ご家族がやり方を見せてくれるのだけど、魔法のように彼らは開けられるのに私はできない。なんじゃこれ。大笑いされました。

f:id:simplesinglelife:20171224112706j:plain

ちょっと休んで散策へ。一方通行が多かったり、バスも本数が思ったより多くないので、体力の続く限り歩いたほうが得策。脇道にこっそり階段が隠れていたりして、冒険の楽しみがある街です。一応ネットで各バス停の時刻表とかルートが見られるけれど、ちょっと不親切な記載かな。

 

迷路のような階段を抜けると、間違えて降りた旧市街の中心部へ。観光バスが次から次へと停止して、観光客を掃出し拾っていきます。

f:id:simplesinglelife:20171224112820j:plain

そこから城壁の中へ。壁の中は思っていたより広い。大通りがあったり、お土産物屋、レストランが連なっていて、芸人さんもたくさん。常にお祭り!って感じで、ジブリ映画でよく見るご機嫌な街の風景。

f:id:simplesinglelife:20171224112922j:plain

中は碁盤の目のように基本はなっているけれど、ところどころは違っていて、しかも縁に行くと階段を上らなくてはいけなくて、トラップは多い(笑)

f:id:simplesinglelife:20171224113030j:plain

横道に入ると狭いけれど、その道に所狭しとテーブルを置いてレストランは運営されていて、いろんなレストランが並ぶ道は、テーブルコーディネートがいろいろ見られて、面白い。もうどこでもいいから、と目の前のレストランに入って夕食にしました。

(お店がどこだったか、後で更新します。)

f:id:simplesinglelife:20171224113116j:plain

 

一人だからいろいろ食べられないし、結局ここでもチェバピシとビール。野菜が少ないぞーとちょっとがっかりだけど、添えられていたパプリカペーストが美味しくて、これは良かった。

f:id:simplesinglelife:20171224113212j:plain

f:id:simplesinglelife:20171224113248j:plain

ちょうど日も落ちてきたので、ケーブルカーへ。手前にチケットカウンターがいくつもあるので、そこで買っておいて、列へ並びました。20分ぐらいならんだかな。

f:id:simplesinglelife:20171224113437j:plain

日が暮れる直前で、空と海で青と赤のコントラスト、オレンジの街並みと緑の木々。しかも美しい三日月。あまりの美しい光景に涙が出てきました。

f:id:simplesinglelife:20171224113534j:plain

頂上には、小さなレストランとお土産場所。あとは見晴台のみ。残念なのは西側にケーブルカー乗り場とそのケーブルが設置されているので、日が落ちるところはさえぎられてしまって、よく見られない。海側を見るための場所って感じですね。一応柵があるんですが、そこから岩場が飛び出ているので、結構柵を乗り越えて、岩場へ出て景色を見てる人が多い。ライトアップされた町並みや、暗闇に浮かぶ船。風も吹いて、ずっと見ていられる光景でした。

f:id:simplesinglelife:20171224113634j:plain

f:id:simplesinglelife:20171224113723j:plain

もういいかな、というところで宿へ。ちょうどケーブルカー乗り場の前に遅くまでやっているパン屋さんがあって、そこで朝食を調達。

 

美しい光景がたくさん見られた一日でした。