Day2: 2020/07/26(日)
本当はモーニングを地元のお店でとりたかったのですよ。たとえばナガハマコーヒーとか08coffeeとか、Kamernocho storeとか。でも開店時間が遅くなっていたり、モーニングやっていなかったり…男鹿半島まで1時間ぐらいかかると分かっていたので、名古屋みたいに7時ぐらいから開いていたらよかったのですが、泣く泣くホテルの無料朝食をとってから出発。8時過ぎにホテルを出ました。
まずは男鹿半島へ。フェリーターミナルや風力発電機が並ぶ風景を見ながら、ドライブ。しかし、海岸沿いで木がわさわさしているところに、県立大学のキャンパスがあるらしく、緑豊かだけど、アクセス大変そう…
観光案内所は大きななまはげがお出迎えしてくれるのですぐにわかります(笑)
否が応でもテンションが上がります。
観光案内所には9時過ぎに到着したので、まだ開いたばかりだったみたい。超おしゃれなコーヒースタンドがありましたが、そちらはまだ開店前だったみたい。
トイレを借りて、ここから寒風山に出発です。田んぼの中を走り、山道を登っていくと頂上へ。本当の頂上には駐車場がなく、ちょっと下の駐車場に止めてから階段を上ります。知らなくて、ぐるっと回ってしまった。
展望台は懐かしの回転式らしく、珍しかったので450円の入場料を支払っていってみました。確かに360度見渡せますが、下の屋外展望台でも十分かな。中は小さな資料館にもなっていますが、いかんせん古い。
回転展望台って、外縁がぐるぐるするのね…
ラッキーなことに晴れていて、遠くまでくっきりきれいにみられます。芝の美しいこと、田んぼの美しいこと。風も気持ちよく、最高です。ちょっと2年前に行ったジョージアのクタイシのタクシーから見た風景を思い出しました。
ここから今度はなまはげに会いに行きます。30分ぐらいでなまはげ館に。
同じ敷地内に、伝承館となまはげ館があります。
10時半についたら、ちょうど今から実演するから、とスタッフの方に教えていただき、慌てて伝承館へ。
こちらは昔のおうちで、畳の間に見学者が座ってみることになります。
最初に女性がなまはげの基本的な説明をし、男性(家のご主人役)が現れてなまはげの流れを説明してくれます。先立さんが最初になまはげが来ますよーとお知らせしてくれるのですが、その時点ではみんなほんわかした雰囲気です。そこに突然うなり声と大きな音とともに、はまはげが2人登場。すぱーんとコントのように戸を開けてくるので、まずその音に驚かされ(笑)、案の定見学者の中にいたお子様数名は泣き出します(笑)
結構、見学者の中になまはげが入ってきて絡むのが面白い。その後にご主人となまはげの問答があるのですが、これまたコントのようなやり取りでして…(笑)これはぜひ、見学して実際の状態を見てもらいたいです。ちなみになまはげは大人にも絡みます(笑)
30分ぐらいの実演かな。その後隣のなまはげ館で、色々な資料を見てお勉強。ここの良いところは、各地域で違うなまはげのお面が、ずらっと並んでいるところ。
本当にさまざまで、怖いものから、ちょっと手抜きでは?と思うようなシンプルなお面まで。ちなみに、ただの置物のなまはげにも泣いていたお子様は、このなまはげ大集合の部屋には入れない様子でした(笑)
ここでも30分ぐらい見て、お昼を食べに入道崎へ。石焼鍋を食べる!と決めていたのでした。ガイドブックに並んでいた、こちらのお店で。
日替海陽ランチに石焼鍋をつけてもらいました。こちらは鍋というより、お味噌汁。石焼鍋はブラタモリで以前取り上げられていたらしいですが、全然記憶がない…
何か理由があるのかというぐらいに、いくらがたんまり乗っていますが、海鮮は普通…かな(個人的にあまり驚きはありませんでした、ごめん)。念願の石焼は、石を入れたとたんにぶわっと沸騰。このお値段でかわはぎが丸々一尾入っていて、おいしい。石焼は満足です。
お腹いっぱいになり、灯台のほうへ。天気もいいので眺めも最高です。灯台と海と草花。ぼーっとするには素晴らしい、平和な風景。灯台は登れるらしいですが興味がなかったのでやめました。
ここからはドライブが中心。まずはゴジラを目指します。ゴジラ岩は、岩がそびえ立つ不思議な光景の中に、よく見るといます。あ、あれかなー??という感じ。
一応案内板は出ています。
海岸線を通ればもう、帰り道。運転中は一人だと車窓の写真が撮れないのが残念。景色は素晴らしいです。ところどころ港があったり、海岸線も緑と海のコントラストが美しい。
せっかくなので道の駅へ。
まずはあまりの暑さに、アイスクリーム!ジェラートを贅沢にダブルで枝豆と海。今回来るまで、秋田が枝豆の産地とは知りませんでした。
ちゃんとそれぞれの風味がしっかりしていておいしかったー。
中は海産物多し。お願いすれば捌くサービスもあるみたいです。あとはここからまた帰ります。
この日の夜は、まずお土産を物色。秋田駅ビルのトピコをぐるっと回りました。お土産屋さんも、地元のお店の店舗も、お総菜屋さんもあります。この一角に立ち飲み屋を発見。まだ16時半ぐらいで居酒屋の開店前だったので、まずここで0次会。
ボードにあった夏限定に惹かれて、雪の茅舎本醸造活性にごり生酒の氷結酒を注文。本当にシャーベット状です。
でもお酒の味はしっかり残っていて、暑い日にはたまらない。しゃくしゃくしながら食べるのですが、油断は禁物。1合分だったので、すっかり酔っぱらいました。
まだ食べていない郷土料理といえば、きりたんぽ!とんぶり!駅前すぐのこちらで食べることに。
こちらもありがたいことに鍋1人前OKです。きりたんぽはもちもち、セリの風味がたまらない。きりたんぽ鍋っておいしいのね。
比内地鶏の出汁と醤油のスープもたまらない。酔っぱらっているため、味覚がいつも以上に鈍い状態だったのが悔やまれる…それにもう少しお腹に余裕があればうどんを食べたかった。こちら専門店だったのにね…
帰りにフォンテ秋田の地下のスーパーでパトロールをして帰りました。しかし秋田駅の残念なところは、スーパーが全然ない。地元の食品の探検ができない!