6. バルト三国に行こう:タリン

2014年7月31日 Day6

なんと珍しく朝寝坊。8時にパンを食べ、とりあえず山の手に行ってみようかな。宿の横をずーっと歩くと、ロシア正教の教会が。

www.tripadvisor.jp

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異彩を放っているけど、中に入れたので入ってみると礼拝中。音楽のような祈りの言葉で皆さん敬虔。

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ろうそくをささげ、イコンにキスをする。中はキラキラ輝いていて、雰囲気が他とは全然違う。奥にタワーがあるのでいつものことながら登ってみることに。

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内部はうって変わって質素な感じ。壁にはたくさんの木製の看板?家紋?すごく古いんだろう、ということだけはわかります(笑)

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見上げて回っているとオルガンの練習する音が。

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もうちょっと歩くと地面にデンマークの国旗が描かれた広場があります。

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デンマーク軍が侵略してきたときに、陣を設営したところだとか。

 

それを横目に下に降りていくと、お目当ての教会。よく見たら、昨日横をあるいたじゃん。

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エストニア国旗!国旗、あんまりエストニアで見た記憶がないなあ。

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この坂は、両側にかわいいお店がたくさんあって、降りていくのが楽しかった!ツアー旅行者がたくさんいた。

お目当ての教会とは、『死のダンス』の絵で有名な、聖ニコラス教会!

nigulistemuuseum.ekm.ee

 

中に入って地下に向かうと、なんとばっちり観光地化されていて、きれいなクロークにショップ。ロッカーが妙にわかりづらく、がちゃがちゃやっていたら、スタッフのおばちゃんが助けてくれました。背中をぽんっとたたいてくれて、なんだかほっとする。

シンプルな教会の中に、屏風絵のようなものがたくさん展示されています。

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その中の一つが、有名な『死のダンス』。結構サイズが大きくて、不気味。すべては残っていなくて、あくまで一部の絵とのこと。これ全部残っていたら、一体どんな絵だったのか…興味ある。

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ここから、バスに乗ってKUMU美術館へ。ちなみにバスはよくあるHop ON/OFFに乗ったんですが、なんとタリンは日本語音声あり。人気なんだね。ちょっと高いし、本数はそんなに多くないけど、車窓から主要観光スポットが見られるので、私は結構、このバスが好きです。

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ルート途中に国会図書館があったんですが、中に入らなかったのを悔やむ!巨大で重厚な感じが素晴らしかった。

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街角も、視線が高くなると見えるものが違ってワクワクする。

 

高速道路みたいな大きな通り沿いに、美術館。

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バス停。おしゃれ。

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バス停からは、全貌見えず…!ちょっと歩くんだよね。

 

建築も超現実的なおしゃれな建物で、旧市街とは大きな違い。このギャップが面白い。ガラス張りの建物でピットの中に立っていて、スロープたくさん。

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中もとても広くて、チケットではなくシールを貼るタイプ。

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絵画自体はエストニアの画家が中心だから、日本人にはなじみがないかな。いわゆる西洋絵画がずっと並んでいるだけだから、人によってはつまらないかも。最後に現代芸術もあったけどね。

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いい時間だったので中のカフェでランチ。サラダランチを頼んだら、紅茶は大きなカップになみなみと。ライ麦パンに、シーフードサラダで満足感たっぷりでした。

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ちなみにここで、ドイツ人観光客のDさんにナンパ(笑)される。日本語お勉強中とのことで、流暢な日本語で声をかけられたのでびっくりしちゃったよ。ご両親と旅行中らしく、楽しくおしゃべりして、今でもFB上でやり取りしているお友達です。こういうのがあるから旅は面白い。

 

ここから宮殿へ。きれいすぎてリニューアルした?って印象。

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ちょっと、キュンとくる道。

 

このエリアはとにかく博物館が密集しているみたい。

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そうこうしていたらなんと雨が降ってきて、宿へ戻ることに。途中に市庁舎があったので、せっかくだし、と思って入ったらちょうどフリーツアー開始するとのこと。集合場所に行ったら、私一人だけだった。気まずい(笑)1対1で、建物の説明を聞く羽目に。

中世は、四角い窓だったり、ある扉は再建できなかったので、ピアノと同じもので作ったからピアノドアって呼んでるとか、ハンザ同盟時代は、塩が貴重品だったとかタリンはロシアとヨーロッパを結ぶ要所だったとか、上からつっているフックは屋根裏に荷物を上げるためのものとかとか。

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市長の隣の部屋には絵がたくさんあるのだけど、これは全部正しい判断とは何か?を自問自答するための絵で、モチーフは聖書。(→改めて聖書の勉強が必要だと思った。ほんの一部しかわからなかった!ソロモン王とかゴリアテとか…) 

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し、市長さんですか…

 

宿に戻って日本人Yさんと少しお話をして、まだ時間があったのでせっかくだしと、もう一回Hip ON/OFFのバスに乗ることに。木造建築もソ連時代の建築もいろいろあってみていて飽きない。

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港にも行ってみました。最近日本のツアーでもヘルシンキ~タリンを船で渡って観光、が多いですよね。現地の人も税金が全然違うから、タリンにお酒を買いに来る人がたくさんいるらしい。

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良い時間になったので宿へ戻る前に、軽食をとることに。そういえば、タリンといえばこれを食べないと!とおすすめされていたものがあったので、そのお店へ。

おすすめされたのは、ヘラジカのスープ(シチュー?)とパイ。市庁舎の目の前にお店があります。このお店、内装が面白かったのに、なーぜーかー写真がない(笑)ぜひネットで探してください。

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写真が悪いだけで、味はおいしかったです。ヘラジカという割に、臭みがなかった記憶が。ただし、スープはえらくしょっぱかった。

 

宿に戻ってから、キッチンで一緒にお茶を飲んだドイツ人旅行者は、無給だけど籍は会社においてくれるらしく、その状態で旅行中らしい。うらやましすぎる。この後にシベリア鉄道に乗るって言っていて益々うらやましい…

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さて、タリンも街歩きが楽しいので、いくつか写真をピックアップ。

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昔の薬屋さん。博物館も兼ねてる。

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タイミングの良かったお兄さん

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いかにも、中世。

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当時は度胸がなくて入れなかったカフェ(今なら余裕)

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誘ってる?

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あんまりかわいくない

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雰囲気100点のカフェ。