2. アイルランドに行こう:ダブリン

2017年12月30日 Day2

ドミあるある。同室の子がうるさい。

いやー今回は面白かった。深夜に咳き込んでいる子がいて、その音で目を覚ます。あれー大丈夫かしらと思っていたら、急に笑い始めて、そして寝言?すすり泣き?他の同室の子も、おいおい…という雰囲気を醸し出していたら、突然沈黙。寝たのか?

 

そんなこんなで、普段5時起きのお姉さんは、安定の早起き(笑)しかし他の子は誰一人起きず、気持ちよく寝ている。みんな若いわー。暗闇でじっとしても仕方がないので、ささっと身支度して、部屋の外へ。

ここの建物はすべての壁に激しいアートがあって、しかも迷路のようになっていて若干くらくらする。

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とある一角にソファを見つけたので、そこを陣取って読書やら日記やらネットサーフィンやら。このホステルの目玉の一つは、フリーの朝食があるところ。7時半になって(やっと!)、地下の食堂スペースへ移動。

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いわゆるビュッフェ形式で、メニューはシリアル、パン(食パンや時々菓子パン)、ハム、チーズ、バナナ、リンゴ。あとドリンク。野菜はどこに行った(笑)とはいえ、無料ですから、おとなしくいただきます。

部屋に戻っても、相変わらずみんな熟睡。いやもう9時なんだけど、と思いながら観光に出発。外はまだ薄暗さの残る様子。でも個人的にはこういう街が起きだす前の時間帯は好き。半覚醒状態の街。

ちなみにホステルの入口。これは間違いようのない外観。主張激しいぞ。

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これは街のメインストリート。

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実はお昼ちょっと前ぐらいに人と約束をしていたのでした。それは、ワーホリでダブリンに滞在している弟。秋ぐらいからなので、まだ数か月でしたが、フットワークの軽い独身のお姉さんは、ガス抜きのためという大義名分でダブリンに来たのでした。

といってもお昼前ぐらいの約束だったのでそれまで観光。まずはメインストリートをぶらぶらしてみることに。

数分歩いたところにまずは郵便局。

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見事なイオニア式の柱。中は映画に出てきそうな昔ながらの窓口。

f:id:simplesinglelife:20180525213002j:plainちなみにまだクリスマスが残っていました。

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ちなみにバシバシ写真を撮っていたら、警備員のおじさんに笑われました。いやーそれにしてもアイルランド訛りは慣れてないから、ちょっと身構えてしまうぞ。

中に博物館もあるのですが、この日か時間だったからか忘れましたが閉まっていたこともあり、パスすることに。

もうちょっと先に進んで、ジョイス先生にご挨拶。(来る前にあわてて『ダブリン市民』だけ読んだ不真面目旅行者はここでーす)

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因みにこの近くに観光案内所があり、ここでダブリンパスを購入しました。

www.dublinpass.com

こういうパスって、よくよく自分の観光したいところの計画とにらめっこしないと、かえって損しますよね。今回の場合は、お得なほうだったため、2日券を購入。案内所のスタッフは、年配女性ばかりでしたが、みんなすごく親切。丁寧に説明してくれて、どこ行く予定なの?とかそれならこの2日間はここは閉館だ、とか、カードホルダーが必要なら、これあげるわよ、とか。ほっこり。

パス購入後、まだ待ち合わせまで時間があったので、スーパー探検へ。メインストリートからちょっと入れば、色々なスーパーがありました。テスコやら、ALDIやらLIDLやら。お惣菜も豊富だったので、ここでサラダを買うぞ、と決意。

(この辺、なぜか写真がない…)

10時になって、弟と合流。スタバでしばし愚痴を聞きました。

どうやらアイルランドで働くのはなかなか難しそうです。まず募集情報が微妙。ネットでもあるらしいけれど、そんなものを経由したところで、相手から連絡は来ないらしく、いわゆる飛び込み営業で、履歴書をばら撒く。仮に連絡が来ても試用期間(無償)がある。それをパスしないと、有償での労働にはならないらしく、この制度は法律で決まっているみたい。でもこの試用期間の規定はなくて、雇用者の気分しだい。

弟はレストラン関係で何度か働いたらしいけれど、ある日突然首を切られることもあったり、試用期間で働いても明確な理由がないまま、断られたり。大分気持ちが萎えた状態でした。海外で過ごすって、結構なストレスだし、働くってなったらなおさら。駐在とは違う身分だし、自分でアプローチしなければならないから、それを頑張っている彼には、正直言って、びっくりしたし尊敬しました。あの引っ込み思案の弟が。

ちなみに彼は、この後ロンドンへ旅行に出かけるとのことで、さくっと話をして別れました。これで私のミッションはおしまい(笑)

ここから観光を始めますが、長くなるので次の記事に分けます。

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