2.ジョージアに行こう:イスタンブール→トビリシ

2018年7月26日 Day 2

イスタンブール空港は何度か利用しているので、方向感覚ばっちりです。乗り継ぎ2時間ぐらいだったので、ひとまずラウンジへ。プライオリティパスが使用できるラウンジは、3か所あります。まずはCIPラウンジへ。

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2部屋構成で、一見広く見えるけど、そんなに座席数はないかな。どちらのお部屋にも同じフードメニューがありました。トルコらしいメニュー。

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ちょっと日記を書いてすぐにゲートへ。だいたいイスタンブールから目的地に行くときは、いつも地下の集合ゲートでバスに乗って飛行機に乗るんですよね。90%ぐらいの確率かな。ずいぶん見慣れた風景。短距離フライトだからかな。因みに朝のイスタンブール空港は掃除の時間だったみたいで、どこのトイレも掃除中だから入れない(入口をゴミ箱でふさがれてしまう)。ちょっとは場所によってずらしてよ!と思います。ここが駄目だから少し行った先のトイレ…と思うと、そこも掃除。トイレ難民になっていました。

トビリシ行のCAさんは日本便よりも格段に愛想が良かった(笑)特にお兄さん、最高でした。出発の時にひと悶着機内であったのですが、どうやら隣同士に座れるように、機内で席交換したらしいんですが、非常口の席に小さな子どもが座ることになったらしい。でも非常口は大人じゃないと駄目なんですよね。お兄さんが根気よくどう説明しても、お母さんが納得せず、ずーっと議論していました。なまじ満席だったからややこしかった。

2時間ぐらいのフライトで、朝ごはんが出ました!これも低カロリーメニュー。開けたら白い物体があるから、何かと思ったら卵の白身でした。雑誌で見たことはあったけど、これが噂の白身オムレツ!おいしかったです。

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トビリシ空港は小さくて、降りたらすぐにイミグレでした。どこから来たの?日本。飛行機はイスタンブールからよね。とお決まりの会話をして、無事入国。なかなか荷物が出てこないから、ちょっと焦っちゃったよ。

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ネットで先に調べておいたので、出口を出て両替→出て右端のバス乗り場へ。因みに両替所で、身を乗り出しすぎて、透明の壁に頭を思いっきりぶつけて大笑いされました。バスは人でいっぱいでした。みんな空港から乗るのね。街まではバス停に都度止まるので、やっぱり1時間かかります。でも車窓から見る景色は面白いです。途中、変な建築を早速発見したり。

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バスは1回0.5ラリです。30円ぐらいで、1時間の距離を走ってくれるなんて、バス会社はどうやって利益を出しているのか、非常に心配になる。コインをいれるか、ICカードをかざすとレシートがでるので、それが切符の代わりみたい。バスはきれいなのに、料金箱は妙に古くて、ギャップが面白い。

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今回の宿の最寄駅は、Rustaveliでしたのでその前で降りました。やっぱり頼りになるのはMaps.me。宿はなんと坂の上。こんな坂とは思わなかった、えっちらおっちらバックパックを背負って山登り。

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www.booking.comこの宿は立地もそうですが、値段ときれいさ。この2点は最高でした。ただ、旧市街からは遠くて駅から坂を上るので、最後のほうは帰るのにくたびれましたので、立地を重視する人はちょっと考えたほうが良いかも。

12時すぎに到着。もちろんチェックイン前で、荷物だけ置かせてもらいました。ちょうどお掃除中で、おばあさんが担当されていたのですが、お話するのがロシア語!ここでジョージアはロシアの隣だった、ということが嫌というほど分かったわけです。おばあちゃん、全く私の言葉が通じないのに、がんがんロシア語で話しかけてくる(笑)そしてハグ・キスたくさん!なんかこういう経験、私は多いな。相手は通じなくても気にしないというのが、いつもすごいと思う。私は日本人スマイルでなんとなく相槌をうつけれど。。。こういうのがあると、いつももっと外国語を勉強したいって熱が高まるんだよね。ロシア語もちょっとかじったことがある(笑)とにかく、こうやって歓迎してくれるのは本当にありがたいな、と思うのです。

 

荷物を降りて早速観光へ。まっすぐ宿の横の道を降りると、超おしゃれなホテル!よく見たら、ブルータスに載っていたルームスホテルでした。中に入りづらくて外から見るだけだったけど、1泊ぐらいしても良かったかなー(でも2万ぐらいする気がする)

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まずは交通手段の確保。ルスタベリ駅へ。

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トビリシは必ずICカードを買う必要があります。紙の切符はない。窓口でカード頂戴!というと5ラリと言われます。2ラリはチャージ分だったかな。1回乗ると0.5ラリ取られます。

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ぴっと自動改札を通って、エスカレーターへ。

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いやー久しぶり!このソ連系のエスカレーター!ものすっごく速くて、深いやつ!これ、子どもが怖がっているところは良く見たけど、お年寄り乗れるのかしら?名古屋の栄三越にあるとんでもなく遅いエスカレーターの並べてみたい(笑)

あまりに長いから、ステップに座っている人も良く見ました。反対側のエスカレーターを見ると、帽子が移動しているように見えてぎょっとしたもの。

ホームはこちらもソ連系の、広々としてひんやりして、良く分からないオブジェのあるデザイン性の高いホーム。電車も完全に停止する前にドアが開き始めるおおらかさ。

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まずは1駅先の中心地、自由広場へ。ぐるっと車が回るようになっていて、巨大な建物に囲まれた広場。これもソ連的。パリ凱旋門のところみたいに、四方八方に道が伸びているので、方向感覚が狂う、というトラップでもあります。

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ここから歩いて旧市街を目指すことに。もう太陽は元気いっぱいで、観光はつらいぐらい。

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坂を下りてちょっとした横道に入ると、おしゃれなお店が。絵を並べている人も。

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歪んでる?

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す、寿司?

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仲良し

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路上本屋もたくさんありました。

 

道の最後のほうにレストランが固まったエリアがあったので、13時過ぎていてお腹も減ったので、とりあえず腹ごしらえをすることに。観光地レストランなので、値段は日本と変わらない感じ。

www.tripadvisor.jp

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写真の左端のレストラン。うん、いわゆる観光客向けレストラン。呼び込みのお姉さんは愛想が良かったけど、中の人はあんまりかな。ジョージア料理もありましたが、どっちかというとヨーロッパ料理全般って感じ。やっぱり晴れてるし、と外にしました。木の花が落ちてくるのがちょっと煩わしかった。

ちなみに24/7とはいわゆる24時間営業、お休みなしってやつです。ここはちょうど観光スポットなので、ワインショップとかも、11時から27時までみたいなところがたくさんありました。

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これ、悪魔の食べ物シュクメルリです。ガーリックたっぷり、ディルのさわやかな香り、サワークリームでチキンを煮込んだ料理です。意外にさっぱり。ガーリックたくさんっていいよね。一人で全部食べたので、満腹で動けなかった…全部で28ラリ。1200円ぐらい。

宿からちょっと先に行くと、シオニ教会があります。

www.tripadvisor.jp

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中に入ると、みごとな壁画です。この旅行最初の教会。うわーっと思わず声が出ました。

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そこからさらに歩いていくと、かの有名なI love tbilisiのモニュメント。ここが旧市街の中心地です。

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イヤーあっちいね(スコピエに劣らないくらい、彫刻が街に多い(笑)

街中ではあちこちで警察官がパトロールしていました。治安はとても良い印象でした。

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川と崖と教会というコントラストの風景が素敵な場所で、まずは崖の上の教会へ。途中、10代のバイトが多いのか、たくさんの若い子にボートツアーはいかが?と聞かれました。

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教会に向かうのに、また坂を上る必要があり暑いしふうふう言っていたら、タクシー運転手のおじちゃんがちょっと休んでいけーと階段の日陰を譲ってくれました。

ちなみにトビリシではあちこちで、路駐のタクシーにツアーの垂れ幕をかけて募集している風景をよく見ます。地球の歩き方とかネットで、旧市街に旅行会社がたくさんあるから行って考えればよいよ、というようなアドバイスがありますが、事務所があるというよりは、こういう車とか歩道に募集の広告をたくさん見かけるよ、という意味だと思います。私は最初、HISみたいな旅行会社の事務所が並んでるかと思っていたので、全然見つけられずあれ?って思ったので。例えば下の写真のような。

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運転手のおじさんも、ムツヘタどうか、軍用道路はどうか、と聞いてきたので、軍用道路は一人だったらいくら?と聞いたら、200ラリと言われお断りしました。やっぱり一人でプライベートツアーは非経済的だ…

(次に続く)

 

 

1.ジョージアに行こう:東京観光(笑)

2018年7月25日 Day1

今年はコーカサスジョージアに行くことにしました。栃の心やラグビーでちょっと聞く機会が増えた国。私は、『カーサブルータス』と『バルカンの花、コーカサスの虹』という本を読んで行きたくなりました。

magazineworld.jp

ryokojin.co.jp

スタアラで行きたいなと思っていて、結局条件が良かったのはトルコ航空。ただし成田出発は21時。会社の最終日で定時に出ても、ちょっと厳しい…泣く泣く、翌日のフライトにして、昼間は東京観光に充てることにしました。

 

新幹線で行けばいいんですが、あとちょっと頑張ればANASFCに届くこともあり、ちょっと奮発して飛行機、しかもプレミアムクラスで行くことに。キャー贅沢。

NH86。プレミアムクラスは2席が空席。私の隣も空席。普通席はそこそこ埋まっていたかな。そういえば平日だったけど。7:55発という早い便なので、朝ごはんが出ます。サンドイッチとスープ。食後にはお菓子も。思っていたより軽いメニュー、でも味はおいしいです。やっぱり1時間のフライトには限界があるか。もう少し長距離を飛ばないと、あの雑誌とかに出ているすごいお弁当は出ないのね。そういう意味ではコスパは??

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因みにデザートでもらったアップルティークッキーがとってもおいしかったです。

東京観光なので、羽田に飛びました。羽田を使っても国際線だけだったから、国内線のターミナルは初めてかも。出た瞬間、この光景は見たことないぞ…と思ったので。今度はちょっと時間をかけて空港探索してみたいなあ。

修学旅行ぶり?のモノレールで空港を出発して、国会議事堂へ。これも修学旅行ぶりで、折角だし改めて勉強だ!と行くことにしました。修学旅行はどっちに行ったかな?もう20年以上前なので忘れてしまいましたが、折角の平日なので参議院に行くことにしました。駅を出て目の前に議員会館。すごくきれい。そのお向かいに受付がありました。10時20分ぐらいに到着して、少し早すぎたかな、と思いましたが、このぐらいがちょうどいいかも。受付して、少し離れた建物で待機。40分にはお迎えの方が来ましたので。

因みに待合室にはいかにも議員さんとそのスタッフの方がいらっしゃいました。先生とか呼ばれていましたし、みんなスーツ。ちょっと雰囲気が違う。

荷物検査(鞄の中を見せる方式。コンサート会場の入場みたいな感じ)と、空港の金属探知ゲートを通って受付の地下へ。きれいな展示室がありました。トイレもあり、ここで11時になるのを待ちます。ちなみに展示室は写真OKですが、議事堂内はNG。

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私のグループは、親子1組、大人のソロ参加者が4人、小学生のお友達が1組。こじんまり。見学中は説明を衛士さんがしてくれました。警備員みたいな恰好の方。歌のお兄さんみたいな対応で、イケメンで、どんな質問にも優しく答えてくれました。

会議場は興味深かった。思ったより小さいんですね。内装も今まで1回しか交換していないとか、基本的には建造時のままというのが驚きでした。そして思っていたより修学旅行のことは覚えていない(笑)

最後に外に出てお庭を見て、いわゆる国会議事堂の側面が見られるところに出ておしまい。大人になってもう一回見るのは良いですね、大人の修学旅行。

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そこからは前に何かで見て気になっていた、渋谷のヒカリエへ。ここのd47食堂に行ってみたくて。

www.hikarie8.com

12時半過ぎに行ったら、お目当ての鹿児島定食は売り切れでした。残念。代わりに島根定食でアジの干物を食べました。ふっくらしていて、塩味が効いていて、おいしかった!ご飯も甘かったな。この食堂は毎月メニューが変わって、変わった地方のごはんも食べられるので、東京にいたら毎月通いたい。周りの席を見ると、デザイン系のお仕事の人も多いみたい。おしゃれな人がたくさんいました、さすが東京。

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この後は、うーん行きたいところがあったのですが、ちょっと暑くて、ばててきたのと、意外に時間がかかりそうだったので、近場で最近オープンした日比谷ミッドタウンに行くことに。地下はヨーロッパみたいなちょっと重厚寄りのおしゃれな空間になっていました。オサレパン屋があったので、ちょっと購入。

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地上階に上がるとおしゃれなカフェやらショップやら。そりゃこんなおしゃれなら、映画のジャパンプレミアムとかやるよねー。

あとは東京オリンピックのグッズ売り場とか。

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ここからのんびり歩いて、東京駅へ。ここから成田空港へはバスで移動しました。いくつか会社がありますが、私が使ったのはアクセス成田。

accessnarita.jp

ここのは圧倒的に便数が多いし、東京駅の八重洲口目の前なので、変に歩かなくていい。目の前に停止していた便に飛び乗りました。1時間ぐらいで成田到着。まずはシャワーを浴びて、荷物、wifiを受け取っていたらちょうどカウンターが空きました。出発の3時間前ぐらいに開いたかな?

因みに空港内をうろうろしていたら、なんと某番組(海外の人に日本に来た理由を聞く)のインタビューをしているところを発見。本当にやってるんだねー。

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出国して、折角なのでプライオリティカードで入れるKALラウンジへ。ちょっと離れているのよね。しかも今は周辺が工事中でした。

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中はカップめんとかパンとかおむすびとか。ホットミールとかはないシンプルなラウンジ。とても静かでした。電源がちょっと見つからなくて、すぐに出ました(笑)因みに、KALラウンジのすぐ外の机には電源がたくさんありました。こっちでもOKかも。

トルコ航空は20分前倒し(笑)で、ゲートには早々に行きました。添乗員さんらしき人が、「トルコの方は時間ぎりぎりに来る人が多いので、早めておくらしいですよ。」と説明していました。そうなのか。

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ここで写真がないのですが、なんとすごいことが。目の前をなんか見覚えのある人が歩いていく…あれ?長友選手?周りの人は全く気付いていなくて、数人の人があれ?そうじゃない?と。有名人をこんな目の前で偶然見るなんて、初めて!2-3人のスタッフらしき人と一緒に歩いているだけで、オーラを完全に消している状態。思っていたより小柄でした。

TK53。今回、往復ともに同じ席を指定したのですが、これはちょっとお勧めできない場所でした。具体的には40H。席表では、目の前にトイレがあって非常口前だったのですが、実際にはトイレがなく、ギャレー。しかも食事の準備の時からカートの出入りが激しい。非常口を取るのなら窓側をお勧めしますし、もっと数字の若い方が良いです。ちょうどはざまなので、サービスも忘れられてしまうこともありました(苦笑)

今回はトルコ航空の低カロリー食を選択。食事は2回。

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チーズがなかった…しくしく

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何かと思ったら、オムレツの上にチキン。

 

6. アイルランドに行こう:ダブリン→日本

2018年1月2日 Day 5

実は帰りの飛行機の時間が早くて、夜はずっとベッドで起きていました。スマホ万歳。

3時ぐらいに宿をチェックアウトして、バス乗り場へ。こんな夜中なのに、若者が結構うろうろしている。道も大通りなので、思っていたより明るい。

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エアコーチの乗り場でうろうろしている人が多くて、場所に迷うことはないと思います。別の方向のエアコーチが行ってしまった後、空港行が来ないな、と待っていたらタクシーが華麗に到着。タクシーの運転手が、一人7ユーロでシェアで載せてくれるということで、ありがたくその申し出を受けることに。合計4人で乗ったかな。

空港は5時ぐらいからばんばん便が出ている。流石ライアンエアーのお膝元。因みにKLM名義とAF名義の違う便が、同じぐらいの時間に出るので、ちょっと注意かな。

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空港の中は、荷物チェックのすぐ後にすごくおしゃれなカフェがあります!おいしそうなにおいにつられて、つい超早い朝ごはんを食べることにしました(笑)

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シナモンロールとサラダ。周りを見ると、4時なのにすでにビールの人も。うらやましい。

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AF1017のダブリン→パリは満席で、ちょっと気流が悪かったのか、途中はジェットコースター状態でした。個人的には楽しかった。

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初めてのシャルルドゴールは、古さを感じる空港。しかし巨大な空港だね。

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せっかくなのでプライオリティカードが使えるラウンジに行ったんですが、はっきり言って全くよくない。飲食は自動販売機の有料(お茶とか水のみフリー)。しかも場所は端っこ。すごく歩いたよ。

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しかもこの日は自動販売機も壊れていた。。。

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ホテルと一体になっているので、ホテルとして使いたい人向けなのかな。子どもも走り回り、むしろラウンジ前にあるFreeのラウンジチックなところのほうが居心地良さそう。

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ほら!こっちのほうが落ち着くよ。

 

草々に離れて、シェンゲンエリアを抜けると、広々としたスペースがあります。Paulがあったので、久しぶりに食べることに。なんていうか、食べすぎねワタシ。

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AF276で帰国。

エールフランスは初めてだったのですが、個人的にすごく楽しみにしていたのが、オプションの機内食だったんです。

www.airfrance.co.jp

事前注文でお金を追加で払えば、全然違う機内食がたべられる。ネットの予約画面でわくわくしながら注文する予定が、この便がたまたま対象外だったのか、何が原因だったのか、良く分かりませんが、注文できませんでした。お正月だったのがいけなかったのか…ああ、超こってりフランスガストロノミーを体験してみたかった…よって、普通の機内食の写真を貼って終わります。

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普通のミカンが出てビビった。白身魚だったかな、たしか。あと意識高い系のサラダ。見た目に反しておいしかった。

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なぜパンが2つ…しかもKLMと違って冷たい。固いパンは個人的に好きだけどさ。あとは外国らしい、リンゴのムースみたいなやつ。思っていたよりおいしかったよ。

 

厳しいことを言うと、KLMのほうが圧倒的に機内食は良かった。うん。ガストロノミーの国よ、頑張れ。

5. アイルランドに行こう:ダブリン

2018年1月1日 Day4

あけましておめでとう、2018年。紅白もおせち料理もないお正月。

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アイルランドの名物に朝食があるのだけど、さすがにお正月はカフェとかやってないよなー食べられないよなーと思いつつ、朝の散歩で宿の前の川沿いを歩いたら…見つけちゃいました。なんと日本ではあるまいし、お正月の朝から開いているカフェ!

www.tripadvisor.jp

メニューはいくつかありましたが、迷わず「Big breakfast」を注文。血のソーセージは無いけれど、Irish breakfastといえばの品々が運ばれてきました!

 

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トースト、スクランブルエッグ、豆、ソーセージ、ハム…やっぱり野菜がない。

 

私が一番最初のお客でしたが、そのあと観光客らしき人たちがちょっとずつ入店。(だってみんな同じメニューを頼むんだもの)。やっぱりお正月の朝からご飯が食べられるところは少ないよね…

そこから今日から2日間はダブリンパスを使って観光。まずは無料で乗れるHop on/offバスに。ツアリストインフォ前の出発地点で、始発に乗る。さすがにここでも乗客は私のみ(笑)寒いのにオープントップの2階に乗る観光客。

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そして撮影タイム(笑)上から見る街並みも違った感じで面白いですよね。この観光バスは世界あちこちにありますが、イヤホンをつなげれば説明を聞くことができるのも良いですよね。ばっちりユリシーズのレモン石鹸を売っている場所では、説明が入りました(笑)

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誰も外に出ていない…

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しかし寒い。そうしていたら、銀行前のバス停に止まったら全く動かない。15分ぐらい待ったかな…時間調整だったのかもしれない。だって誰も乗ってこないんだもの。しびれを切らして降りたら、下にいたスタッフのお兄さんがびっくりしていたので、乗客がいないと思ったんだなきっと。

そこからはもう歩いていくことに。まずはクライストチャーチ大聖堂(https://christchurchcathedral.ie/)へ。

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今年の初詣のお相手はイエス様でした。やっぱり観光客はいない(笑)しんとした中での見学。

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ゴシックのおどろおどろしさに加えて、地下室には怖い像や猫ネズミのミイラ。いやーお化け屋敷かしら。

 

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クリスマスツリーはいつまで残していいのだろうか。。。

 

ずーっと一人で見学して、神父様の優しい笑顔と別れを告げて、次はキルメイナム刑務所へ。新年からなんという見学コースだ(笑)

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到着したらノリのよい守衛さんが、チケット持ってるか、まだならこっちで予約だ、と親切に教えてくれて、一緒になったご夫婦とにっこり。ああ、こういう見ず知らずの人との言葉もないふれあいが、私は大好きです。

到着の30分後のツアーに参加となり、それまでは展示物を見たり、カフェをのぞいたり。

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展示物は図面とか写真が多かったかな。2,3の小部屋だったので時間をつぶすにも限度あり。

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入口の目の前の場所。ここが集合場所。

 

ガイドさんは若い男の人で、1チーム20人ぐらいだったかな。ずーっとガイドさんが話をしながら、刑務所内をぐるぐる歩いて回ります。言語はもちろん英語。最初に「世界各国から観光客が来るし、訛りもあるのが分かるから、もし難しかったりわからないことがあればいつでも聞いてほしい」と前置きをしたうえで話し始めた姿勢というのに、少し感心しました。敢えてこういうことを言ってくれることって、意外にない。

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説明してくれたホール。囚人の一人は、処刑の直前にここで結婚式を挙げたとのこと。

 

説明をしてくれた内容を挙げてみると、

・貧困による盗みなどでつかまる人も多かった。

イースター蜂起

・刑務所の成立過程と、何が起きたのか。

・東西の建物で全く作りが違う。

政治犯の部屋には、必ず名前が掲げられていた。

・首つりのほうが苦しまないから人道的(?!)

・西側の建物は見事な多層階構造で、地下で食事を作っていた

やっぱりアイルランドの歴史をある程度分かったうえで訪問するのをお勧めします。そしてやっぱり寒い。

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歩きながら撮影したから、ぶれぶれ。初期の部屋。

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後からできた部屋。

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部屋の上の名札。

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圧巻の独房。

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中も見られます。

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最後は結構な広さの展示室があって、自由解散。全部見るのは疲れちゃうので、やっぱり流し読み。

 

さて、ここからお待ちかねのギネス工場へ向かうことに。実は刑務所へ行く途中に通過するのですが、工場の大きなこと。巨大な建物がどーんとある独特の風景にのまれそう。

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因みにダウンタウン→ギネスは、バスがちょうど入口前に停止するので良いのですが、その逆になると、工場の前に止まってくれず…高速道路を挟んだ反対側にバス停があります。しかもこのギネス工場の入口は坂の上。ビールを飲むために!頑張って坂を上りました。

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駅の前を取って、動物園のある公園を通過してくれるので、車窓は楽しい。

 

流石一大観光地。お正月でも観光客でいっぱいでした。博物館になっているのですが、ギネスがどのように作られるのか、企業のポリシーを、とにかく派手にお金をかけて展示しています。どちらかというと、半田市にあるミツカンの工場見学を思い出す感じです。

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入口。

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水は命。

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ホグワーツでしょうか。

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途中のフロアに行列があったので、ふらふらと行ってみました。どうやらテイスティングができる体験型ルームみたい。中に入ると、部屋の四隅にテーブルがあって、それぞれから煙が…近づいて香りをかぐと、すべて香りが違うんです!ホップの加工の違いにより、香りもこんなに違うのよ。と説明がありました。

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しかし参加者のみんなは、この説明の後に振る舞われるであろう試飲に気もそぞろ(笑)小さいグラスに入ったギネスが配られて、隣の部屋へ。実はお勧めの飲み方があるとのこと。温度は5-7度、口に入れたら3秒は口内にとどめて。甘さ→苦味→香りの3段階の味わいが感じられるとのこと。

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実は私、ギネスビールを初めて飲んだんです(え

黒ビールって独特の味と香りでちょっと苦手だったんですが、改めて飲んでみると、おいしい!この焦げた感じの味わい、私大丈夫!

展示の最後は、ギネスの歴代の広告の展示。シュール…

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それからコース最後にギネスアカデミーというのがありました。

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因みにチケットにはギネス1杯無料券がついていて、展望フロアで飲むか、アカデミーで使用ができます。せっかくなので、ちょっと行列になっていましたが、アカデミーに参加しました。

ここはギネスの美味しい入れ方を教えてくれて、自分で入れてみよう!というアトラクション。15-20人ぐらいで1グループになって、お兄さんが入れ方の説明をしてくれて、そのあとに自分でサーバーから入れてみる、というもの。

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コツは結構当たり前のことでした(笑)よくグラスを冷やして、そそぎはじめは45度の角度、入れるのしたがって立てていって2-3分まってから、最後に足す。嬉しいことに、入れたら名前入りの記念証をプリントアウトしてくれます。

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その場で飲むのもよし、上の階に行ってレストランや展望台で飲むのもよし。

私は昼食がてらカフェに行くことにしました。

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やっぱり来たからにはこれを食べなければ、と思いギネス入りシチューとギネス入りチョコムース。ギネスずくしだけど、全く味は分からなかったYO!普通においしかったです。

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展望台は良い眺めだけあって、混雑気味。1周して、1階のお土産やを冷やかして(特にいいものはなかった)、まだ時間的に行けそうだったので、ウイスキーを飲みに行くことに!

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マップによるとウイスキー見学場所は2か所あるのですが、ルート的に時間に間に合いそうなのが、Jamesonだったのでそちらへ。こちらは製造はしていないくて、会社の歴史とか、ウイスキーとは何ぞやといった感じの展示。こっちもギネスの展示寄り。(もう一つのほうは醸造所らしいので、製造を見たい場合はそっちのほうを見学したほうがよいかも。)因みに、Jamesonは、ロゴとか展示がとにかくかわいい。

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まずツアーチケットを手に入れて、集合時間まで待つことに。

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私は単なる見学ツアーでしたが、テイスティングクラスとかブレンドクラスとか、いくつかありました。約15分ごとにツアーがあったので、焦らなくても大丈夫。因みにネットで予約も可能です。

私のグループは若いかわいいお姉さんがガイド。最初に会社の歴史などを展示した部屋で10分ぐらい自由見学で、その後プロジェクションマッピングを使用した会社の紹介。ちゃんとグループの人とコミュニケーションを取りながら進めているお姉さんは、すごいと思いました。毎回違うリアクションに合わせていくんですよね。私もああなりたい。

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展示室。

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まずは会社概要。机の上に映像が流れます。

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次は作り方。プロジェクションマッピングで見事なプレゼンテーション。これは本当に驚いた。

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色々な違いを実物で確認。

 

説明が終わると、次の部屋に移動。そこには1人に3つのウイスキーが置かれています。ウイスキーが地域によってどう違うかを飲み比べるのです。比較対象はスコッチとアメリカ製ウイスキーウイスキー自体は飲むけど、こんな飲み比べはしたことがなかったから、こんなにも違うのかと驚きました。私の舌でもスコッチはスモーキーで、アメリカは甘いということが分かりました。

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このテイスティングでガイドは終了。そのあとはお決まりのショップ(笑)結構買ってる人が多かったな。私は荷物になるし日本でも買えるのでスルー。

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フリードリンク1杯がついていて、おすすめはオリジナルカクテルのウイスキージンジャーライムということだったので、それを頼みました。うん、ジンジャーエール割かな。

 

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入口にはバーもあって、飲んでる人もたくさん。私はそんなにアルコールに強くないので、テイスティングやらギネスやらカクテルやらで、お腹が一杯。翌日も出発が早いので、ホテルに戻って寝ることに。いやーよく飲んだ。

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4. アイルランドに行こう:ダブリン

2017年12月31日 Day3

今日はがっつり観光日。一応大晦日ですが、日本に比べるとその感覚は薄い。

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まずはSt Patrick Cathedral(https://www.stpatrickscathedral.ie/)へ。

宿からは結構歩く距離で、ちょうど良いエクササイズでした。街はまだまだ目覚めず。モーニングできるカフェを探しているんですが、早すぎるみたい(といっても9時過ぎ)

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こういうかわいいお店がたくさん。

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ちなみにダブリンでは赤信号は、「右を向いて注意して渡れ」

 

典型的なゴシック。しかし流石大晦日、観光客は少ない(笑)

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まさかメサイアの初演奏の場所とは知らなかった。

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そこから歩いて、Little museumへ。

www.littlemuseum.ie

民家の一角という感じの美術館(中に入るとそこはかとないチーズの香りが。スタッフの人は気にならないのだろうか。

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2Fのお部屋は、物語に良く書かれるような調度品。ちょうど職員の方が説明を始めていました。ラッキー。

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イースター蜂起とジョイス、これがダブリンを語るキーワードです。彼曰く、ユリシーズアイルランド人にも難しいと聞いて、ちょっとほっとしました。しかし職員さん、「最後のページさえ読んだら、全部読んだことになるよ(ニヤ)」とのたもうた(笑)

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これで読んだって主張しよう(実際は帰国後に頑張って読了しました(笑)

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机の上の雑誌(Dublin Opinion)。内容が風刺ばかりで、結構面白かった。

 

一番上に行くと、U2の部屋が。知らなかったですが、アイルランド出身だったのね。

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1階は、バーナードショーの特集。ピグマリオンしか知らなかったんですが、作者がこんな人だったとは。(思いっきり、○○才まで童貞でしたって書かれていて、有名人も大変だ、と)

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そこからダブリン城へ。途中お腹がへって、おしゃれなカフェでランチ。アイルランドでフランス風カフェ(笑)でも次から次へとお客さん入ってきて、常に満席。

www.lepetitparisien.ie

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いや本当は看板にIrish style breakfastって書いてあったから、ここで食べられるかも、と思ったんだけど、実際は提供時間が過ぎていたみたい。ランチセットを注文。表から見えたタルトがおいしそうで、ついデザート付でフルセット。

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すごいボリュームだったんだけど、残すのももったいないし、頑張って全部食べて、ふう満足と思っていたら、隣の席のご夫婦に話しかけられました。「こんな細い体にこんなにたくさん食べて、驚いたよ!(Impressive!)」いや、そんなに細くないし(むしろ標準より少し+α)、確かに量はたくさんだけど、そこまで大食いと言われる量でもないし…いやー感じ方ってそれぞれ違うのね、とちょっと面白かった体験でした(笑)

 

パンパンのお腹をさすりながら、ダブリン城へ。

www.tripadvisor.jp

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お城というよりは宮殿かな。ダブリンパスの対象だったので受付をスルーして入ったけど、チケットの確認すらなかったな…王座とか絵とかどこにもある感じだけど、個人的に楽しかったのはウェッジウッドの間かな。ちょうど展示が当時のファッションということで、ここだけガーリーだった。

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ダブリン城の隣に、チェスタービーティライブラリー(http://www.cbl.ie/)というのがあって、そのまま流れていくことに。といっても開館が13時(珍しい)でちょっと待機。

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無料ですが、ここは行くべき!見ごたえがある。中はアジアとか中東の美術品がたくさんで、日本の絵巻からコーランまで。個人コレクションだけど、こういうことができる人って本当に先見の目があるのね、としみじみ思いました。ちなみにミュージアムショップには世界の絵本があって、日本はヨシタケシンスケさんの英語版が置いてありました。(確か撮影禁止だったので、写真がない…)

まだまだ時間があったので、今度はちょっと北側まで足を延ばして、City museumへ。(ものによってはヒューレインって書いてあるかも)。到着するころには雨がしとしと。薄暗い日の美術館というのもちょっと陰鬱な感じがあって好きです。

www.hughlane.ie

入口はパッと見小さいのですが、中は大きな空間で、巨匠の作品ばかり。印象派ロココもモダンアートも。ちょっと迷路みたい。

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ここも写真が駄目だったはず。無料だったし、雨宿りにもちょうどよかった。

 

駄目押しでもう1か所。すぐ隣のLiterature Museumへ。こここそ、中が薄暗く何か出そうな雰囲気の博物館。入口が普通のお家みたいで、入ったらすぐ横に守衛さんが座っていて、その横には受付。どちらも年配のおじさまが対応していて、本当に何かの世界に入り込んだ感じ。展示は昔ながらの、って感じで、古臭い感じ。

でもとにかく情報量がすごい。壁にぎっしり説明文や文豪たちの写真やらが貼ってあるのだけど、年代別に構成されているので、順番に見ていくと理解しやすい。ここはオーディオガイドを貸してくれて、耳に当てながら進んでいく方式。いやー久しぶりにたくさん英語を聞いたね。相変わらずの語学力の低さに泣いたよ(笑)2階にはラフカディオハーンの展示もあって、ちゃんと日本のことにも言及されていました。こうやってみると、アイルランドの作家って有名人多いね。文学を専攻している人にとっては、何時間でも滞在できるような博物館なんだろうな。私はなんちゃって読書好きなので、さくっと一周。でもここで見たことで、読んでみたい作家さんが増えました。

 

www.tripadvisor.jp

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ちょうどここを見終わったら、どこも施設が閉館するころ。大晦日で一応カウントダウンイベントに行こうと思っていたので、とりあえず部屋に戻ることに。夜ごはんは食欲がなかったので、スーパーでビールとおつまみを購入。この年最後の晩餐にしては侘しい(笑)結構な距離を歩く割にお腹があんまり減らないのは、頭を使っていないからかしら。

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たまにはジャンクもいいよね。

 

仮眠して、イベントへ。税関の前に特設エリアがあって、そこでコンサートをしていました。そのままカウントダウンになだれ込むんだけど、コンサートのチケットは売り切れていたので、あくまでエリアの柵外で待機。そんな人はたくさんいて、とにかくどんどん人が集まってくる。そして雨も降りそう…

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カウントダウンは皆で叫んで、花火が打ちあがりました!もっとすごいものかと思っていたけれど、こじんまりしていたなー。(ワタシの弟は、現地友達にカウントダウンはダブリンなんてもったいないと言われて、ロンドンに行ったらしい)

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でもみんなでお祭りのように騒げたので良しとしよう。一人旅でも。海外での年越しは留学以来。やりたいことリストにあった「海外で年越し」、叶えました(笑)!

外は寒いし、花火が終わったぐらいで、早々に宿に戻りました。しかーし、同室の子は誰もおらず(笑)さすが若者よ。みんな飲んだくれているな、きっと。

 

 

3. アイルランドに行こう: ダブリン

2017年12月30日 Day2続き

まずは、美術館に向かうことに。途中にトリニティカレッジがあるので、寄っていくことに。といっても、目玉のケルズの書は年末年始には見られないことは分かっていたので、大学の雰囲気だけを満喫。もっと頭が良ければ、こういうところで学ぶっていう人生もあっただろうに。。。と自分の人生を思い返します。

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www.tcd.ie

しかし意外に年末年始は見られないことを知らない観光客も多いみたい。みんな調べないのかしら。図書館の入口で悲しそうな人をたくさん見ました(笑)

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ぐるっと回って、先へ進むことに。因みにイエイツも街中で良く見かけました。作風が顔に現れるのかしら。来る前に一応詩集を読んだんだけど、ふわふわしていて私は向いていないかも。もっと読み込めば…

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さて、1つ目は考古学博物館。

www.museum.ie

こじんまりした建物でしたが、なんとまあ見るものがたくさん。

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1つずつじっくり見ていると疲れるので、さくっと歩きながら流し見をしましたが、ミイラがいるんですよ。この肌の質感ってすごいのね。布とか木のような。人間ってこんな風になるのね。

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それからもう一つ目玉のタラのブローチ。当時こんなに細かい細工のできる技術があったことがもうびっくり。視力の悪い私ではすべてを判別できないくらいの繊細さ。写真もうまく撮れない。ほーっとため息をつくしかない。

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外はどんより、ぱらぱら降り始めた中、国立美術館へ。

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中は、コペンハーゲンの美術館みたいに別々の建物が合わさった感じ。

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当たり前だけどアイルランドの作家が中心。大型の絵も多く、ここも見ごたえありました。個人的には、ギリシア神話好きの血が騒ぎ、妙に目を奪われたエロスとプシュケ。ついポストカードを購入してしまいました。ローランサンも接吻が一番好きな絵だし、幸せそうな恋人の絵が好きみたい。(私は恋人もいないシングルですけどね。)

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出口には結構広いカフェスペースがあり、賑わっていました。どうやらビュッフェスタイル。

外に出ると15時。どうしようかなあ、と思いつつ、先に買っておこうとお土産屋さんめぐりをすることに。会社のばらまきは、やっぱりウイスキー入りのチョコだよね。因みにチェーン店のお土産屋さん、Carrollsはあちこちにあるので、旅行者の方はご心配なく。

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www.carrollsirishgifts.com

個人的にはセールをしていたこっちもおすすめ。Carrollsはいかにもお土産屋さんだけど、こっちはもう少しハイセンスのローカルグッズ。化粧品とか食器なんかも。

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www.tripadvisor.jp

 

あとはAvocaという雑貨屋さん。日本だとネットでポーチとかがあるんだけど、ここ本場にはないみたい。あれば買えるかなと思っていたんですが、ひざ掛けとか食料品とかがメイン。ひざ掛け素敵だったけど、お値段も素敵。悩んだ挙句やめました(おい

www.avoca.com

それなりに荷物になったので、宿においてからテンプルバーエリアへ。時間は16時。しかしすでに大勢の人。

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そりゃあ私もおのぼりさんですから、有名なバーに入ろうかと思いましたが、あまりの人に気持ちがしぼみ、目の前にあったレストランへ(ぱっとみ外から見ると分からないんですけど、中は東京の満員電車)。こういうときに委縮する自分の性格が恨めしい。

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boxtyhouse.ie

レストランは、もうベタに黒ビールとビールの入ったシチュー。シチューはごろごろに具が入っていて、もう食べごたえがあっておいしかった!あとは初めてソーダブレッドを食べましたが、このなんていうか独特の食感と風味。はまりました(笑)黒ビールは日本で飲んだことがなかったのですが、この香ばしさ。嫌いじゃない。

 

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もう1杯飲もうかどうか、悩みましたが、大体、ここで飲むと悪い酔いして後悔するパターンなので、ぐっと我慢。その代りカフェに行きました。

caffenero.com

いやースタッフのお兄さんが私の顔を見るや否や「こんにちは。」日本語のお勉強していたみたい。しかし、中国語でも韓国語でもなく、日本語で言ったのはあてずっぽうか。ここでお茶ではなく、ホットチョコレートを頼んだらお兄さんすごーくサービスしてくれた?ホイップモリモリ。周りのお姉さんも爆笑。

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まったりして、お店の外の狂騒を眺めて、テスコでサラダを買って、宿に戻ることに。

ナイトライフは興味ないし、早く寝たいのです。

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2. アイルランドに行こう:ダブリン

2017年12月30日 Day2

ドミあるある。同室の子がうるさい。

いやー今回は面白かった。深夜に咳き込んでいる子がいて、その音で目を覚ます。あれー大丈夫かしらと思っていたら、急に笑い始めて、そして寝言?すすり泣き?他の同室の子も、おいおい…という雰囲気を醸し出していたら、突然沈黙。寝たのか?

 

そんなこんなで、普段5時起きのお姉さんは、安定の早起き(笑)しかし他の子は誰一人起きず、気持ちよく寝ている。みんな若いわー。暗闇でじっとしても仕方がないので、ささっと身支度して、部屋の外へ。

ここの建物はすべての壁に激しいアートがあって、しかも迷路のようになっていて若干くらくらする。

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とある一角にソファを見つけたので、そこを陣取って読書やら日記やらネットサーフィンやら。このホステルの目玉の一つは、フリーの朝食があるところ。7時半になって(やっと!)、地下の食堂スペースへ移動。

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いわゆるビュッフェ形式で、メニューはシリアル、パン(食パンや時々菓子パン)、ハム、チーズ、バナナ、リンゴ。あとドリンク。野菜はどこに行った(笑)とはいえ、無料ですから、おとなしくいただきます。

部屋に戻っても、相変わらずみんな熟睡。いやもう9時なんだけど、と思いながら観光に出発。外はまだ薄暗さの残る様子。でも個人的にはこういう街が起きだす前の時間帯は好き。半覚醒状態の街。

ちなみにホステルの入口。これは間違いようのない外観。主張激しいぞ。

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これは街のメインストリート。

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実はお昼ちょっと前ぐらいに人と約束をしていたのでした。それは、ワーホリでダブリンに滞在している弟。秋ぐらいからなので、まだ数か月でしたが、フットワークの軽い独身のお姉さんは、ガス抜きのためという大義名分でダブリンに来たのでした。

といってもお昼前ぐらいの約束だったのでそれまで観光。まずはメインストリートをぶらぶらしてみることに。

数分歩いたところにまずは郵便局。

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見事なイオニア式の柱。中は映画に出てきそうな昔ながらの窓口。

f:id:simplesinglelife:20180525213002j:plainちなみにまだクリスマスが残っていました。

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ちなみにバシバシ写真を撮っていたら、警備員のおじさんに笑われました。いやーそれにしてもアイルランド訛りは慣れてないから、ちょっと身構えてしまうぞ。

中に博物館もあるのですが、この日か時間だったからか忘れましたが閉まっていたこともあり、パスすることに。

もうちょっと先に進んで、ジョイス先生にご挨拶。(来る前にあわてて『ダブリン市民』だけ読んだ不真面目旅行者はここでーす)

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因みにこの近くに観光案内所があり、ここでダブリンパスを購入しました。

www.dublinpass.com

こういうパスって、よくよく自分の観光したいところの計画とにらめっこしないと、かえって損しますよね。今回の場合は、お得なほうだったため、2日券を購入。案内所のスタッフは、年配女性ばかりでしたが、みんなすごく親切。丁寧に説明してくれて、どこ行く予定なの?とかそれならこの2日間はここは閉館だ、とか、カードホルダーが必要なら、これあげるわよ、とか。ほっこり。

パス購入後、まだ待ち合わせまで時間があったので、スーパー探検へ。メインストリートからちょっと入れば、色々なスーパーがありました。テスコやら、ALDIやらLIDLやら。お惣菜も豊富だったので、ここでサラダを買うぞ、と決意。

(この辺、なぜか写真がない…)

10時になって、弟と合流。スタバでしばし愚痴を聞きました。

どうやらアイルランドで働くのはなかなか難しそうです。まず募集情報が微妙。ネットでもあるらしいけれど、そんなものを経由したところで、相手から連絡は来ないらしく、いわゆる飛び込み営業で、履歴書をばら撒く。仮に連絡が来ても試用期間(無償)がある。それをパスしないと、有償での労働にはならないらしく、この制度は法律で決まっているみたい。でもこの試用期間の規定はなくて、雇用者の気分しだい。

弟はレストラン関係で何度か働いたらしいけれど、ある日突然首を切られることもあったり、試用期間で働いても明確な理由がないまま、断られたり。大分気持ちが萎えた状態でした。海外で過ごすって、結構なストレスだし、働くってなったらなおさら。駐在とは違う身分だし、自分でアプローチしなければならないから、それを頑張っている彼には、正直言って、びっくりしたし尊敬しました。あの引っ込み思案の弟が。

ちなみに彼は、この後ロンドンへ旅行に出かけるとのことで、さくっと話をして別れました。これで私のミッションはおしまい(笑)

ここから観光を始めますが、長くなるので次の記事に分けます。

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