9. バルカン半島(南側)に行こう: ソフィア→リラ

2016年7月31日 Day9

夜中に人の気配があって、ちらっとみたら2-3時ぐらいに、残りの三人が到着。あー夜着は大変だよね…と寝なおして、起きたら誰もいない。どれだけの強行軍か!お疲れ様です。。。

 

9時集合のバスツアー。私は事前に予約しておきました。

www.viator.com8

昨日いったアレクサンドルネフルスキー教会が集合場所。歩いていたら、前からガイドのお兄さんが声をかけてくれました。てっきり大きな観光バスで来るかと思ったら、いわゆるバンタイプの車2台。満席で、私は運転手と助手席に挟まれたところに乗ることに。(アジア人は小柄だからね)。参加者はドイツ、ウィーン、インド、中国より。Jさんと合流。

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ツアーはボヤナ教会とリラの修道院に行くもので、案内にはAMリラ、PMボヤナって書いてあるんですが、ボヤナ教会の入場が特殊で時間がかかるので、ガイドOさんの判断で先にボヤナ教会へ。

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車でソフィアから30分ぐらい。緑豊かなボヤナ。チケットは自腹。10LV。入場が特殊っていうのは、一度に8人までしか入れず、1グループ10分間のみだから。団体客が来ると待ち時間がとんでもないので、朝一番がベター。(私たちが1番と思いきや、前に日本人家族がいました。)

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前の家族が出てくるまで、Oさんによる説明。奥から建物は3分割できて、それぞれ建造年が違うとのこと。一番奥が、オリジナル。

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これが入口。前室があって、荷物はすべてここに置いていきます。中には警備員のおじさんと、係員のおばさんがいるので、盗まれる心配はなし。

中は撮影禁止なので、写真はありませんが、見事な鮮やかなフレスコ画で天井と壁が埋め尽くされています。入った瞬間、「わーっ」とつい呟くぐらい。2つの年代の絵があり、1つ目の上に描かれた部分なんかは、劣化・風化により2層になっていること、1層目の絵が確認できたりします。また、中には最後の晩餐が描かれているのですが、Oさんいわくブルガリアスタイルの晩餐らしい。とにかくたくさんの人物が描かれていて、とても面白いです。10分なんて、あっという間。

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リラまでは、ボヤナから1時間ぐらいでふもとの町へ。ハイウェイでひたすら走ります。だだっ広い広場と山。なーんにもない。気持ちよく、お昼寝しました。

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山の中に入って30分ぐらい走るとf:id:simplesinglelife:20160911164221j:plain

駐車場。ここから5分ぐらい歩くと、到着です。

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Oさんが周辺設備と、ざっくりした説明をしてくれて、1.5時間の自由時間。

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まずは回廊部分から。あまりの鮮やかな彩色に口があんぐり。目がチカチカする。色々な聖人とかエピソードが描かれていると思うんだけど、これだけあるともう見る元気がそがれる(笑)

残念ながら、ここも中は撮影不可。中の雰囲気はソフィアのアレクサンドルネフルスキー教会を、ちょっとこじんまりした感じ。中央に金で装飾されたイコンの衝立があって、その見事なこと。

見ていたら、首が痛くなって、目がちかちかしてきたので、一旦外に出ることに。ここの名物として、ドーナツ屋があるので試してみることに。

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行列ができているのですぐにわかるのだけど、これは…ドーナツっていうのかしら(笑)どっちかっていうと何かの衣を揚げたといってもいいかも。ちょっとしょっぱくて、粉砂糖をかけます。Oさんが脂っこいからお勧めしないといったけれど、確かに。おいしさを求めてはいけない。。。

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(よくみたらおじさんに睨まれてる??)修道院の周りの建物には、博物館が2つとイコンの美術館があります。中途半端に時間が余ったので、イコンの美術館に行ってみることに(博物館は入場料が高かった…)

といっても、ワンルーム美術館。イコンをこれだけ見ていると、だんだん胸焼けが…でもイコンについて勉強したくなってきました。基本的に聖母子像は目線が怪しい。お互いを見るわけでもなく、信者をみている?どこを見ているのか不明。尊敬する北山修さんは聖母子像の比較をしていたけれど、このスタイルにどんな意味があるのか気になります。

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お昼ご飯は途中にあった川沿いのレストラン。いわゆるツアー観光客が集まるレストラン。(中国人の団体さんがたくさんいました。)いろいろなメニューはあるけれど、基本は川でとれたマス。上の写真では分かりづらいかもしれないけれど、結構大きい!付け合せは食べきれなかった…

山の中だから、きれいな水が豊富。修道院内には、リラの水っていうペットボトルが売られていました(笑)

 

帰りは爆睡。チップの支払いも必要なく、集合場所で解散。15-16時ぐらいには到着して時間がたくさんあったので、まわれていないところへ。

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結婚式らしきものに遭遇したり

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寂れすぎていて、買うものが何もないツム百貨店でトイレを借りたり

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モデルさんの撮影を盗み見たり(美男美女で目の保養…)

ご飯の時間までどうしようかなーとショッピング通りのベンチでぼーっとしていたら、またまた声をかけられることに。イスラエルからの旅行者のおじさん。こだわりの強いひとで、正直面倒くさいタイプの人だった(笑)、よっぽど話し相手がいなかったのか。イスラエルからは航空券+7泊ホテルで、400ドルらしい。本当かい。あとは事前に調査しないでリラに行こうとして、途中までしか行けず引き返したとか、夜はアボカドとバナナしか食べないんだとか。はいはい、と聞いていたら、生ジュースのお店を紹介してもらうことに。

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昨日行った、噴水公園の手前だった。いわゆるスクワットショップ。列ができていたから、私は並ぶけどあなたはお付き合いする必要はないよ、と言ったら、おじさんはホテルに戻っていきました。

ジュースのおばさんは英語が分からず、前に並んでいた若者が通訳をしてくれました。ありがとう。氷は要るか?と聞かれて、「ダー」って返したら、笑われた(笑)分かるよ、その気持ち。

 

おなかもすいたし、時間もちょうどいいし、とぶらぶらしていたら、Trip Advisorでも高評価のレストランを発見したので、入ってみることに。

www.tripadvisor.com

民族衣装と内装。中庭に席があるので、入口に人が見えなくて、入るには少し抵抗感がある。生ジュースでおなかがパンパン+暑さ+疲れで、お腹が減っているけど減っていないという感じで、どうしようか、とウェイトレスに相談。それであればと勧められたのが、カヴァルマという鍋料理。これが、おいしかったんです。きのこと柔らかい豚肉と玉ねぎにトマトベースのソース。上には卵が落としてある。すごくおいしかったのに、体調が万全ではなかったせいか、途中で酔って気持ち悪くなる。本当はもっと食べたかった…

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休み休み歩いていたら、j気分も良くなってきて、おしゃれなジェラートショップを発見。誘惑にあらがえず、胃も大丈夫そうなので、列に並ぶことに。そうしたら、前の親子が面白かった。3歳ぐらいの女の子が、「アイス食べたい、チョコがいい!」というのだけど、お母さんは、「いつもそういって、途中で飽きて最後まで食べられないでしょ。チョコだけのじゃなくて、バニラと混ざっているのにしなさい!」と攻防戦。結局お母さんが折れてチョコが許されたのだけど、お店のお兄さんに、「お願いだから普通より小さくして、あ、そのくらいで十分。」と。

聞いてて笑っちゃった。漫才みたいなんだもの。

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例のお母さんの手と、女の子と頭。フレンドリーなお兄さん。

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クッキーモンスターとヨーグルト。ヨーグルトは味が濃い!

 

ホテルに戻ったら、23時ごろに同室の女の子到着。駅でメトロの乗り場が分からず、結局歩いてきたらしい。うんうん、わかるよ、分かりづらいよね。食糧調達しに、夜の街に消えていきました…

8. バルカン半島(南側)に行こう: スコピエ→ソフィア

2016年7月30日 Day8

ここの宿は外にソファが出ているので、朝ごはんはそこで食べようとしたらスタッフが寝てて、びっくり。今日から働き始めたみたいだけど、すごくフレンドリーで優しい感じの男性でした。お互いのことをたくさん話して、気づいたらそろそろ準備の時間。名残惜しいけど、とハグしてお別れ。

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ソフィア行きはさすがに大きなバス。一日2本で、チケットは前日に買っておきました。950DENで、もうマケドニア現金はありませぬ。国境まで熟睡。国境を通過して5分ぐらいで休憩所に。いわゆるカフェみたいなところで15分ぐらいの休憩でした。ここからソフィアまで2時間ぐらい。合計、4-5時間。

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ソフィアのバスターミナルは、今までのところとは全く違って、鉄道駅と一緒で大き目。駅にはたくさんのお店がクリスマスマーケットのごとく、建っていました。ちょうど降りた目の前に両替があったので、ここで両替。

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駅は電光掲示板があって、近代的。ここから宿まではメトロで行くのですが、メトロの乗り場はちょっと見つけづらかったですね。途中で案内表示がなくなるのですもの!どんどん人気がなくなるし(笑)メトロは1回1.6Lv。一日券とか、ゾーンとか小難しいことがなくてシンプルでよいですね。しかもお札も使用できる。海外の券売機ってお札が使えないことが多いから、もうそれだけでブルガリア万歳。

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ホームは駅ごとに装飾が違うみたいで、旧共産圏によくある雰囲気。次にくる電車の到着までの時間も表示されるし、旅行者に優しい…

メトロで地上に出ると、目の前にマクドナルド。今までのところにはなかったから、すごく新鮮でした。建物もみんな大きくて、共産圏!って感じ(偏見?)。

宿はアイボリー タワー ホステル (ブルガリア ソフィア) - Booking.com

お隣はピザ屋。建物の奥まったところに入り口があるので、ちょっと見つけづらいかな。ここもスタッフはフレンドリーです。キッチンはちょっと汚れがち。シャワーは一か所で、熱いお湯はでますが、床はびちょびちょになりがちですね。

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荷物を置いて、まずは美術館へ。チケット代わりにレシートを渡されるので、係員の人に見せる方式。私が行ったときは海の絵を描くブルガリア人の画家の展示でした。歩いていたら、ニーハオって言われたので、こんにちは、日本人ですよ、と言ったら、北京在住のブルガリア人の人でした。中国語が(当たり前ですが)上手で、中国人のお知り合いの案内をしていたみたい。意気投合して、中国人のJさんも翌日にリラの修道院に行くことに。(結局、美術館は1部屋しかみられず…)

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せっかくなので、一緒にソフィア聖堂を見学しました。ソフィア聖堂の地下には、遺跡が広がっていて、見ごたえがありました。ちょうど見学していた時に、何かのセレモニー(結婚式?)をしていて、美しい合唱が聞けました。ラッキー。

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そのあとJさんと別れて、私はアレキサンドルネフルスキー聖堂へ。ここも中の撮影は禁止ですが、薄暗い中にフレスコ画が浮かび上がって、厳粛な雰囲気。

いい時間になったので、ショッピング通りへ。カフェが立ち並ぶ通りで、今までの物価を見ていると、手持ちのお金では心もとなかったため、両替をすることに。ぼったくられるかしらとちょっとびくびくしましたが、たまたま入ったところは気さくなお兄ちゃんで、安心。普通に両替してくれ、たまたま壁に日本の古いお札が飾ってあったので、写真撮っていい??と反応したら、お兄ちゃんが記念にあげるよーとソチオリンピックの記念紙幣をくれました。え、なんかのフラグ?と思いましたが、特に何もありませんでした(笑)

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いわゆるブルガリア料理食べたいなーと思っていたら、客引きのお姉さんに声をかけられました。お姉さんとこのレストランはイタリア料理だったのですが、ブルガリア料理は食べられる?と聞いたら、向かい側よ~と勧められました。全然調べてなかったのですが、後から見たら、トリップアドバイザーの上位でした。

www.tripadvisor.jp

ウェイトレスさんにブルガリア料理を食べたいな、と聞いてお勧めされたのが、豚を焼いたもの。やわらかくて、素朴な味でおいしかったです。周りを見ると、結構お鍋に入った料理を食べていましたが、どうも一人では無理な量。一人旅のつらいところです。料理の名前は分からなかったけど。

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通りの一番先は、文化センターみたいなところで、公園と噴水。たくさんの人が、休んでいました。こういう時間を普通に持てるところが、海外に出ると、いつもいいなと思うところですね。

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道すがら朝食を調達しましたが、ブルガリアに来たら、スーパーに当たりがない。どこか寂れていて、暗ーい。わくわくしない。。。

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翌日の朝ごはん。実はクロワッサン好きなんです。ヨーロッパだとお菓子のコーナーにあるやつ。

 

4人部屋だったのですが、残り3人は23時ごろになっても来ず、ここで一人部屋のごとく使えました。ラッキー。

7. バルカン半島(南側)に行こう: プリズレン→プリシュティナ

2016年7月29日 Day7

相変わらず、安定の5時起床。しかし足の疲れは取れず…こういうところに年齢を感じるのです。8時から朝食というので、8時に行ったら一番乗り。簡単なバッフェスタイルで、お兄さんが気を聞かせてオムレツを用意してくれました。

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卵オンリー塩胡椒無し…

 

「何でも言ってくれ」と優しいことを言ってくれるのですが、すみません、特にお願いすることがないのです、とこちらが申し訳なく思いました。それから、お兄さん「日本人は初めて見たよ」と言っていたけど、そんなはずはない。

 

早めにバスに乗りたかったので、8時30頃には出発。レセプションのお兄ちゃんは、「もう行くのか!コーヒーを一杯どうだ?」と有り難い申し出をしてくれたのですが、お断りをして出発。朝は、お掃除の人が道の掃除をしていて、なぜか高齢者が銀行に並んでいる。年金でも出るのかしら?

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バスはちょうど10分後(9時発)にプリシュティナに出るやつがあって、ラッキー。ここのバスターミナルは、広くてきれいでした。トイレは利用しなかったですが、2階にあるようです。

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切符はバスの中で、車掌さんに支払う形。4ユーロ。初めて、ハンディターミナルでレシートをくれました。

 

プリシュティナのバスターミナルは、やる気がない。窓口のお姉さんはどうやら怒られているようだし、プリズレンと違って、時刻表もない。まあ、事前に分かっていたので、念のためお姉さんにスコピエ行きのバスの時間を聞くと、14:30にあると言う。絶対嘘だと思いつつ、とりあえず出発。ここはトイレの入り口は外側にあって、一回30セント。

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外に出るとタクシーがたくさん待っていましたが、ここで2種類の選択肢が。いわゆる白タク(ボロボロ、ただし交渉の余地はありそう)と、タクシー会社のもの(きれい、メーターあるかしら?)。やっぱりきれいなほうがいいよねーと会社のほうへ。ガイドブックとかにはグラチャニツァには、行きたがらないということがよく書かれているので、どうかなと心配したのですが、運転手さん、あっさりOKを出しました。料金はメーターで。車の中にはメーターが見当たらないんだけど!と思いつつ、まあいいかと出発。

 

バスターミナル周辺は「都会!」と思ったけど、移動するにつれ、まだまだ開発途中なんだなと思いました。ただ、今までになかった高級住宅街っぽいところがあって(家のデザインは素敵でした)、15分ぐらい走ったら到着。

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町の入り口には看板があって、ちゃんとグラチャニツァと書いてあります。どこまで露骨なのか雰囲気が違うのかと思いましたが、びくびくしていた割には、そうでもない印象でした。もちろん、セルビア国旗が飾られていたり、「Missing」という碑があったりしましたが。

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運転手さんには15分外で待っていてもらい、ラチャニツァ修道院に入ります。入場無料。高い塀に囲まれている中は、鳥のさえずりが聞こえるのみ。本当に静か。別世界のよう。緑の芝生がまぶしい中に、修道院が建てられています。中は撮影禁止です。一歩入ると、一面にフレスコ画が。鮮やかな色で、きれいに残っています。そんなに広くはありません。一人、修道女と思われるお姉さんがいるのみ。息をのむというのはこういうことなのでしょうね。

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お土産屋さんに内部の写真のポストカードがあるかな?と探しましたが、残念なかったです。観光客は私と、数名のみでした。

ここから、タクシーでスカンデルベク広場へ。途中は渋滞でした。運転手さんがフレンドリーで、信号で停止しているときに記念撮影。乗るときに見つからなかったメーターは、なんとバックミラーに表示だった!15ユーロでした。

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市場を冷やかし(キュウリ1Kgが3ユーロとか安い!近くに住んでたら、毎日通いたい)て、広場のメインストリートへ。雰囲気は一気に都会!ってなりました。ちょっと今までのところとは違う。

モスクは工事中で見られないし、外は熱いし、バテバテでした。広場では女性の手工業をサポートする市場が開かれていて、コソボの伝統工芸の品をいくつか買いました。おばさん、しきりに「アンティークだから!」っていうんだもの。

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アイスを舐めつつ、噂の図書館に。遠くで見ても近くで見ても、なんだこれ!って感じ。鉄製のフレームが張り巡らされて、天井は白いプレート。脳とか鳥の巣とか言われているみたいだけど、私の感想はマンゴスチン。奥まで入っていないので本棚は全然みていないのだけど、入り口だけ見ると図書館には見えない。夏休みなのかな、まったく人気もありませんでした。誰が設計したのやら。

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図書館の奥に行くと、ビルクリントン通り。向かいにはマザーテレサ教会があるのですが、大規模工事中。もう見るものもないし、タクシーを捕まえて、ちょっと早いですがバスターミナルに戻りました。タクシー2.5ユーロ。

 

さて、窓口のお姉さんに改めて聞くと、バスは14時だと。やっぱり適当だ。チケットは事前購入だったため、ここで購入。5.5ユーロ。お昼ご飯に、ノリのいいお兄ちゃんからケバブサンドを購入。小さいの!って言ったのに、でかかった。2ユーロ。

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トイレによって、ちょっと早いけどバス(ミニバス)が来てたから座席に座っていたら、外でざわざわ。どうやら座席数以上にチケットを売っていたらしく、乗れない人が続出だったらしい。あのお姉ちゃんの仕業だな。私はそしらぬ顔をして座席に座ったまま、出発。あの後、すぐに代わりのバスが来たのだろうか、いや来ないだろうな…狭い通路に立って乗る人もいました。通路にも人があふれているのに、体の大きな車掌さんは検札。スコピエまで3時間ぐらい。国境は行きと同じで、特に問題なく。

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スコピエ到着後は、ひとまずスーパーでお土産もろもろを購入し、広場で涼んでから宿に戻りました。部屋はまたまた一人のみ。ラッキーだけど、宿がつぶれないかしら?とちょっと心配。夜は結局食べられず残っていた昼間のケバブサンドと、スーパーで購入したアイラン。やっぱり疲れていたみたいで、早々に寝ました。

 

THE CUPS@栄

今日はど祭りだったんですね。午前中にマッサージに行ったら、派手な人がたくさんいました。私は名古屋出身ではないので、祭りには疎いのです。

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みんな格好良いね!

 

ちょうどお昼ご飯だったので、ちょっと気になっていたTHECUPS http://cups.co.jp/

へ。

ランチがあったので、スタンダードなベーグルサンド+ドリンク。

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ベーグルはふわふわしつつも、もっちりしていて、私が大好きなタイプでした。(詰まっているベーグルは苦手。)ベーグルと中身が選べるのですが、落とし穴が。選ぶものによって、追加料金がかかる!今日はノーマルのベーグルが売り切れだったので、必然的に追加料金ありのベーグルを選ぶことに。。。因みに今日はゴマベーグルで+50円、アボカドとポーチドエッグで+100円。しめて、1080円。個人的にはちょっとお高い…

次はカフェラテを飲みに行きます。

6. バルカン半島(南側)に行こう: スコピエ→プリズレン

2016年7月28日 Day6

11:30のバスに乗るため、ちょっと寝坊。ホステルの外のソファで、朝ごはん。買っておいたパンとヨーグルト。良い天気で日差しは強いけれど、風が心地よく鳥のさえずりが気持ち良い。都会なんだけど、のどか。心が落ちつく。

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大きなバッグはホステルに預かってもらい、バスターミナルへ。チケットは、プリズレンまで、550DEN。国境に近づくと、車掌さんが名前とパスポート番号のリストを作って、係員が一人一人の顔写真をチェックしながら、パスポートを回収していくって流れでした。コソボ入国の時だけ、荷物室を開けてたかな。どちらも10-20分ぐらいで返却される感じでした。もっと混んでいるかと思っていたけど、そうでも無い。

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プリズレンのバスターミナルに着いて、徒歩10分ぐらいで中心部。一本道なので、迷う心配もありません。途中にインフォメーションあり。

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優しいスタッフの方でした。フリーマップを貰って、まずはホテルへ。プリズレンのホテルはHotel Kacinari, Prizren, Kosovo - Booking.com

一泊ぐらい、奮発して良いかなーと思いまして(といっても45ユーロ)。中心部から歩いてすぐ!お部屋まで、レセプションのお兄さんが案内してくれる。実はここで、今回の旅で初めて、日本人と遭遇。ご夫婦で旅行されているようでしたが、私が一人旅だと知ると、驚いたご様子でした。一体、何に驚いたのか…!

CNNが見られる!ヒラリー特集だ!と一休みしてから、散策へ。

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途中の角に、有名な政府関係?の建物。コソボを承認した国へのありがとうが書かれているんですが、日本は左下の方に。ひらがなの記述は難しかったようです。

ホテルから歩いて5分ぐらいのところに、世界遺産のリエヴィシャの生神女教会があります。

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住宅地の中にひっそりと。そして誰にも顧みられない形で。このまま朽ち果ててしまうのだろうという、悲しさがありました。

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ドイツ語の需要は高いみたい。ホテルでも、テレビの音は英語とドイツ語どっちがいい?と聞かれました。

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オサレなカフェがあったり。

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ここから、一念発起して、城壁へ向かうことに。看板と他の観光客を頼りに、急な坂をえっちらおっちら。途中でコソボの若者に、一緒に写真を撮って〜と言われたり、迷彩服のおじさまたちに抜かされたりしながら到着!ベラトに比べたら(ここ重要)、全然問題なし!

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上は風が強くて気持ちいい!ちょうどアザーンも流れ、心地良い心休まるひと時でした。

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登る途中にもセルビア正教の教会がありますが、入れませんでした。

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ここも修復中。

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教会のbefore-after

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ここも入れず。

宗教、民族対立の歴史がひっそりと感じられるのです。行こうと思っていた博物館も閉館しちゃったし、自分の旅行メモ(手帳にいつも書いているのです)も、溜まっていたので、もうご飯にしちゃえと思い、川沿いのカフェに。

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METIというレストラン。Te Sylaというレストランの隣。Te Sylaはトリップアドバイザーでもランキングが上位だったので、こっちに入ろうかと思ったのですが、いっぱいだったので、隣へ。ここはケバブとかが売りみたい。

もうビールを飲むと食べられないのが分かっていたので、ビールとアイスティーとキョフテ(5個)と、コーヒー、4ユーロ。安い。

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これで3時間ぐらい粘ったかな(笑)薄暗くなってきたところで、後にして腹ごなしの散歩。夜景を見て、早々にホテルで寝ました。

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何かに似ている…

 

 

インド出張

ポーランド出張から、一週間空けてまさかのインド出張でした。初インドです。個人旅行では今のところ行くつもりがなかった国だったので、ある意味ラッキーでしょうか。

JALでデリーまで。なんと往路のご飯は、飯島奈美さん監修でした。それならば、和食を選んだわ…

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空港は写真撮影禁止らしいので、何も写真はないのです。私はマルチビザの申請が間に合わないため、Eビザで入りましたが、カウンターがとにかく遠い!入国審査のカウンターは一番奥でした。全然人がいなかったので、すぐに審査は終わりましたが。

 

とにかく初回は食べ物にあたると評判のインド。氷には最新注意を払いましたが、別の敵がいました。スパイスという敵が…

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当たり前ですが、カレーは美味しいのです。が、辛くもあるのです。最終日の朝、腹痛で目が覚めました。出すものを出して、ネットで調べて持って行った薬(ワカ末錠)を飲んでやり過ごせましたので良かったのですが、人によっては出血する方もいるらしいですから、スパイスの力恐るべし。

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それから、車酔いという敵も。ニューデリーから数時間の街で仕事だったのですが、とにかく車線変更を頻繁にしながら、猛スピードで走る走る…空腹だったのも相まって、久しぶりにぐるんぐるんでした。

牛様が道の真ん中にいたり、物乞いの人がタクシーのドアを叩いたり、というのはインドらしいかな。一方で、お金持ちが来るであろうショッピングモールのスーパーでお土産を買いました。

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ヌードル系は父へ。

 

インドのスーパーは日本の電化製品屋みたいに、各メーカーから販売員が派遣されるのですね。物色していたら、これどうぞ~としきりに勧められました。

私はサポートなので、そんなに頻繁に行くことはなさそうですが、まだまだインドはこれからです。

(ちなみに帰りのご飯は飯島さん監修ではなかったです。残念。)

一乗谷朝倉氏遺跡に行ってきました。

お盆ということで実家に帰ってきているのですが、両親が行くといういうことで私もついていくことに。

朝倉家ってどこかしら?と思ったら、姉川の戦いで浅井家と一緒に戦ったお家でしたね。そのせいか、私も母も柴田勝家と朝倉家を勘違いしていました(お市様の嫁ぎ先として。)といっても、私は歴女ではありませぬ。

 

浜松から福井まで、車で約4時間。渋滞には巻き込まれずラッキー。しかし名古屋にいるときは、北陸って近い感覚でしたが、静岡からになると途端に遠くなりますね。

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天気は曇り時々晴れ、ムシムシの気候ですが、蝉が鳴き、緑が美しい場所です。ザ・日本の夏って感じ。以前に、ソフトバンクのCMの舞台になっていたようです(若尾文子が出てきたシリーズ)。

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遺跡と資料館のセットで230円(安い!)。資料館にはあとで行ったのですが、遺跡より先に行ったほうがおすすめです。資料館にはボランティアの説明員さんがいて、熱心に説明をしてくださいます。

最盛期には、1万人も住んでいたとのこと。すごい人口密度。復元された街並みがありますが、家の中にも外にも井戸が設置されていて、水が豊富な地域だったのですね。復元には6億円かかっているそうです。しかしこの街並みを三日三晩かけて焼き討ちにする織田信長はすごい人だ…

復元した街並みの隣にあった食堂で、越前そばを頂きました。コシがあって、食べごたえがある!シンプルなおそばですが、おいしかったです。

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帰りは豪雨に見舞われましたが、何とか帰宅(私は運転していない)。渋滞もそんなになく。観光地としては、派手さはないのですが、歴史好きな方にはおすすめです。いつか大河ドラマにも取り上げられたらいいね。